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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

13.59.3 com.sun.messagingで始まる例外情報

メッセージブローカとの通信時に出力される例外情報について説明します。
例外情報にスタックトレースが出力されている場合、スタックトレースに続けて「Caused by:」として別の例外が出力されていることがあります。根本原因を表していますので、こちらをあわせて確認してください。

例外の説明

com.sun.messaging.jmq.jmsclient.ExceptionHandler

[意味]

クライアントからのリクエストで異常を検出しました。

[原因]

-uオプションを指定せずに、-fオプションを指定してimqcmdコマンドを実行した可能性があります。

[ユーザの対処]

-uオプションを指定して、imqcmdコマンドを再度実行してください。

com.sun.messaging.jmq.jmsserver.util.BrokerException: {0}

[可変情報]

{0}:エラー原因

[意味]

メッセージブローカでエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

可変情報{0}のエラー原因を確認して、対処してください。

com.sun.messaging.jms.IllegalStateException: {0}

[可変情報]

{0}:エラー原因

[意味]

JMS APIメソッドを呼び出そうとしましたが、JMSオブジェクトはすでにcloseされています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

アプリケーションを確認してください。

  • すでにcloseされたJMSオブジェクトのAPIメソッドを呼び出すことはできません。

com.sun.messaging.jms.JMSException

[意味]

クライアントからのリクエストで異常を検出しました。

[ユーザの対処]

例外のメッセージに「IJMQ」で始まるメッセージIDが含まれます。メッセージ集から該当するメッセージIDを参照し、対処を実施してください。