Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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付録D Systemwalkerコンソールとカスタマイズ> D.1 [Systemwalkerコンソール]をカスタマイズする

D.1.2 操作メニューを登録する

[Systemwalkerコンソール]の操作メニュー、およびリモートコマンを登録する方法を説明します。

[操作メニュー登録]画面、およびmpaplreg(監視画面のメニュー項目登録コマンド)で登録されたメニューは、[統合コンソール]のランチャーにも表示されます。[統合コンソール]については、“[統合コンソール]”を参照してください。

操作メニューを登録する

指定システム、またはすべてのシステムに対して実行するコマンドを、操作メニューに登録します。システムごとに異なる操作メニューを登録する場合は、mpaplreg(監視画面のメニュー項目登録コマンド)を使用します。mpaplreg(監視画面のメニュー項目登録コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

手順

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[操作]メニューの[操作メニューの登録]を選択します。

    →[操作メニュー登録] ダイアログボックスが表示されます。

  2. [指定システム]または [全システム]タブを選択します。

    [操作メニュー登録]の詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

操作メニューのカスタマイズ

以下のファイルにより、操作メニューをカスタマイズできます。

ディレクトリ名

\インストールディレクトリ\MpWalker.DM\MPPCGUI\F1EG


ファイル名

F1EG_CAL.TXT

書式

<呼び出し機能名>,<コマンドライン>,<ビットマップファイル名>,<ビットマップリソース番号>

“呼び出し機能名”に書かれた名前が、操作メニューの指定オブジェクト一覧に表示されます。表示された機能名をクリックすると、“コマンドライン”に定義されたプログラムが起動されます。1カラム目にセミコロン“;”(半角)を記述するとその行はコメントとなります。

“コマンドライン”には、監視リストまたは監視マップで指定したノード、またはサブネットの情報をプログラムに引き渡して実行させることができます。コマンドライン内に以下の指定をします。

“ビットマップファイル名”、“ビットマップリソース番号”を指定しても、Systemwalkerコンソールは無視します。

例:

F1EG_CAL.TXT 内に以下のエントリを追加します。

性能監視,C:\SEINOU\SEINOU.EXE -H(%HOST) -U(%USER)

拡張機能の追加[全システム操作]

以下のファイルにより、操作メニューをカスタマイズできます。

ディレクトリ名

\インストールディレクトリ\MpWalker.DM\MPPCGUI\F1EG

ファイル名

F1EG_EXT.TXT

書式

<拡張機能名>,<コマンドライン>,<ビットマップファイル名>,<ビットマップリソース番号>

“拡張機能名”に書かれた名前が操作メニューの各項目に表示されます。操作メニューに表示された機能名をクリックすると、“コマンドライン”に定義されたプログラムが起動されます。1カラム目にセミコロン“;

”(半角)を記述するとその行はコメントとなります。

“コマンドライン”には、監視起動時の認証画面で指定した“ユーザ名”を引き渡すことができます。コマンドライン内に“%USER ”を指定すると“ユーザ名”に置き換えられてプログラムが実行されます。

“ビットマップファイル名”、“ビットマップリソース番号”を指定してもSystemwalkerコンソールは無視します。

例:

F1EG_EXT.TXT内に以下のエントリを追加します。

性能監視,C:\SEINOU\SEINOU.EXE -U(%USER)

電子文書化されている運用マニュアル等を表示する

電子文書化されている運用マニュアル等を[Systemwalkerコンソール]の操作メニューから表示する方法を説明します。

“Systemwalker Centric Manager Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視機能編/ソフトウェア修正管理機能編”や電子文書化されたマニュアルを登録すると、[Systemwalkerコンソール]の操作メニューから登録したマニュアルなどを表示できます。

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[操作]メニューの[操作メニューの登録]を選択します。

    →[操作メニュー登録]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [全システム]タブを選択します。

  3. [追加]ボタンをクックします。

    →[全システム設定(追加)]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [メニュー項目]、[コマンドライン]を入力します。
  5. [OK]ボタンをクリックして、[操作メニュー登録]画面を終了します。
  6. [Systemwalkerコンソール]を再起動します。

リモートコマンを登録する

被監視システムに発行するコマンドを、コマンド一覧に登録します。また、リモートコマンドで発行するコマンドをホストごとにグループ定義しておけば、1操作で複数のリモートコマンドを実行するように設定できます。これを、リモートコマンドグループ定義といいます。

手順

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[操作]メニューの[操作メニューの登録]を選択します。

    →[操作メニュー登録] ダイアログボックスが表示されます。

  2. [リモートコマンド]を選択します。

    リモートコマンド登録の詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

【Linux版、またはSolaris版の場合】

■リモートコマンドグルーを登録する

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、対象ノード、または対象ノードが属するフォルダを選択します。
  2. [操作]メニューの[指定オブジェクト]-[リモートコマンド]を選択します。

    →[リモートコマンド]ウィンドウが表示されます。

  3. [オプション] メニューの[リモートコマンドグループの定義]を選択します。

    →[リモートコマンドグループ定義]ウィンドウが表示されます。

  4. [追加]ボタンをクリックします。

    →[リモートコマンド定義]ウィンドウが表示されます。

  5. [リモートコマンドグループ名]を入力します。
  6. [追加]ボタンをクリックして、[コマンド名]、[コマンドライン]を入力します。
    さらに、設定するコマンドがある場合は、再度、[追加]ボタンをクリックします。
  7. [リモートコマンド]ウィンドウの[コマンドボタン]にコマンド名を表示する場合は、表示するグループ名をリストボックス上で選択し、[ボタン設定]ボタンをクリックします。また、グループ名の横のチェックボックスをチェックします。
  8. [リモートコマンド]ウィンドウの[コマンドボタン]に表示する場所を、[ボタン一覧]リストボックスから選択します。ボタンをクリックしたときに実行するコマンド名を、[コマンド名]コンボボックスから選択します。


CSV形式で保存、読み込み

リモートコマンドグループ定義は、CSV形式での保存、および読み込みができます。また、[Systemwalkerコンソール システム監視]で設定した、リモートコマンドグループ定義情報を読み込むことができます。
[リモートコマンドグループ定義]ウィンドウの[グループ定義]ボタンの[CSV形式で保存]メニューを選択すると、CSV形式で保存できます。また、[グループ定義]ボタンの[ファイルを開く]メニューを選択すると、CSV形式ファイルを読み込むことができます。

【Linux版、またはSolaris版の場合】

フォルダを指定してリモートコマンドを実行した場合


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