Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

1.2.270 swsilent(サイレントインストールコマンド)

■機能説明

Systemwalker Centric Managerのサイレントインストールを行います。

■記述形式

swsilent

-i File [-y]

■オプション

-i File:

本オプションは以下のとおり指定します。

【Windows版】

サイレントインストール情報ファイルをフルパスで指定します。途中に空白を含む場合は、""で囲って指定してください。

UNC(Universal Naming Convention)は指定できません。

【UNIX版】

サイレントインストール情報ファイルを英数字のフルパスで指定します。途中に空白を含む場合は、""で囲って指定してください。

UNC(Universal Naming Convention)は指定できません。

-y:

サイレントインストール後に自動的にシステムの再起動を行います。

■復帰値

0:

正常終了

1:

異常終了

■コマンド格納場所

【Windows版】

CD-ROM

<CD-ROMドライブ>\tool\sscmd

【UNIX版】

CD-ROM

<CD-ROMドライブ>/tool_unx/sscmd <CD-ROMドライブ>\tool\sscmd

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

• Administrator権限が必要です。
• Windows Vista で本コマンドを実行する場合、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
  以下にコマンドプロンプトの起動例を示します。
  例：
  [スタート]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]を右クリックして表示されるメニューから、[管理者として実行]を選択して起動する。
• 運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバ、運用管理クライアント、クライアントで実行可能です。

【UNIX】

• システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
• 運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバ、運用管理クライアント、クライアントで実行可能です。

■注意事項

本コマンドはサイレントのため、コマンドのオプションエラーの場合は、以下のログに記述しています。

• Windows版の場合

  Windowsディレクトリ\swsilent.log

• UNIX版の場合

  /tmp/swsilent.log

■使用例

【Windows版】

指定したインストール情報ファイルでサイレントインストールを行い、インストール後に自動的にシステムの再起動を行います。

f:\tool\sscmd\swsilent -i c:\swinst.ini -y

【UNIX版】

指定したインストール情報ファイルでサイレントインストールを行い、インストール後に自動的にシステムの再起動を行います。

[運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバの場合]

/dev/cd0/tool_unx/sscmd/swsilent.sh -i /work/swinst.ini -y

　

[運用管理クライアント/クライアントの場合]

f:\tool\sscmd\swsilent -i c:\swinst.ini -y