Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

[EE/GEE]
1.2.191 mppolcopy(ポリシー同期コマンド)

すでに運用管理サーバ二重化運用されている主系側運用管理サーバのポリシー情報を従系側運用管理サーバへ移行します。運用管理サーバ二重化環境が構築されていない場合は、エラー終了します。

■機能説明

本コマンドは、運用管理サーバを二重化運用している環境で、主系側の運用管理サーバのポリシー情報を、従系側の運用管理サーバに退避/復元して、ポリシー情報を同期させます。

■記述形式

【Windows】

mppolcopy

{-b|-r} 退避先ディレクトリ /SN

【UNIX】

mppolcopy

{-b|-r} 退避先ディレクトリ -SN

■オプション

-b:
ポリシー情報を退避することを指定します。
-r:
ポリシー情報を復元することを指定します。
退避先ディレクトリ:
ポリシー情報の退避先ディレクトリを指定します。
退避先ディレクトリは、半角英数字で指定します。空白を含むことはできません。
/SN【Windows版】:
ポリシー情報をオンラインバックアップ(監視機能を継続したままバックアップ)するときに指定します。
-SN【UNIX版】:
ポリシー情報をオンラインバックアップ(監視機能を継続したままバックアップ)するときに指定します。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了

■参照

表:運用管理サーバ二重化設定用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\backup\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■注意事項

■使用例1

【Windows】

“CドライブのTEMP”ディレクトリにポリシー情報を退避します。

mppolcopy -b c:\TEMP

【Solaris/Linux】

“/TMP”ディレクトリにポリシー情報を退避します。

mppolcopy -b /TMP

■使用例2

【Windows】

“CドライブのTEMP”ディレクトリに退避したポリシー情報を復元します。

mppolcopy -r c:\TEMP

【Solaris/Linux】

“/TMP”ディレクトリに退避したポリシー情報を復元します。

mppolcopy -r /TMP

■使用例3

【Windows】

ポリシー情報を“CドライブのTEMP”ディレクトリにオンラインバックアップします。

mppolcopy -b c:\TEMP /SN

【Solaris/Linux】

ポリシー情報を“/TMP”ディレクトリにオンラインバックアップします。

mppolcopy -b /TMP -SN

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