Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.189 mppolclone(ポリシー複製コマンド)

■機能説明

ポリシー情報の複製(クローン)を作成するために、運用管理サーバ上で定義されているマスタノードのポリシー定義情報の移出/移入を行います。

[性能監視-インタフェース情報設定(ネットワーク性能)]画面で設定した情報は、本コマンドでは移出/移入されません。

■記述形式

mppolclone

{-b 移出先ディレクトリ|-r 移入元ディレクトリ} {-h ホスト名|-i IPアドレス}

■オプション

-b 移出先ディレクトリ:
“移出先ディレクトリ”が示すディレクトリに、ポリシー情報を移出(退避)します。“移出先ディレクトリ”は、フルパスで指定します。本オプションは、-rオプションと組み合わせて指定することはできません。
-r 移入元ディレクトリ:
“移入元ディレクトリ”が示すディレクトリのポリシー情報を移入します。“移入元ディレクトリ”には、以前移出(退避)したポリシー情報が格納されているディレクトリを、フルパスで指定します。本オプションは、-bオプションと組み合わせて指定することはできません。
-h ホスト名:
ポリシー情報を移出/移入するマスタノードのホスト名(ノードプロパティとしてホスト名として設定されている値)を指定します。ホスト名は物理IPアドレスに対するホスト名を指定して実行してください。本オプションは-iオプションと組み合わせて指定することはできません。
-i IPアドレス:
ポリシー情報を移出/移入するマスタノードのIPアドレスを指定します。IPアドレスは物理IPアドレスを指定して実行してください。本オプションは-hオプションと組み合わせて指定する事はできません。

■復帰値

0:
コマンドが正常終了しました。
1:
コマンドが異常終了しました。

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\backup\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■注意事項

■使用例1

運用管理サーバで、指定したホスト名(hostname)のポリシー情報を移出します。

【Windows】

mppolclone -b c:\work\data -h hostname

【Solaris/Linux】

# mppolclone -b /work/data -h hostname

■使用例2

運用管理サーバで、指定したIPアドレス(10.10.10.10)のポリシー情報を移出します。

【Windows】

mppolclone -b c:\work\data -i 10.10.10.10

【Solaris/Linux】

# mppolclone -b /work/data -i 10.10.10.10

■使用例3

運用管理サーバで、指定したホスト名(hostname)にポリシー情報を移入します。

【Windows】

mppolclone -r c:\work\data -h hostname

【Solaris/Linux】

# mppolclone -r /work/data -h hostname

■使用例4

運用管理サーバで、指定したIPアドレス(10.10.10.10)にポリシー情報を移入します。

【Windows】

mppolclone -r c:\work\data -i 10.10.10.10

【Solaris/Linux】

# mppolclone -r /work/data -i 10.10.10.10

■実行結果/出力形式


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