Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.137 mpcrtaddcert(証明書追加コマンド)

■機能説明

本コマンドは、SSL、S/MIMEで使用する証明書を管理環境に追加登録します。

証明書の管理環境がすでに作成してあり、使用したい証明書が増えたため、証明書を追加登録したい場合に本コマンドを使用します。

■記述形式

mpcrtaddcert

-c|-u|-o -n nickname -f filename

■オプション

-c:
CA局証明書を登録する場合に指定します。
-u:
自分の証明書を登録する場合に指定します。
-o:
相手の証明書を登録する場合に指定します。
-n nickname:
証明書のニックネームをメールアドレスで指定します。
-f filename:
証明書のファイル名を指定します。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

mpcrtrmcert(証明書削除コマンド)
mpcrtsetenv(証明書管理環境作成コマンド)
表:証明書管理用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

Solaris
Linux

Systemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwcrt/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■使用例

【Windows版】

“nagoya@xxx.xxx.xxx”というニックネームのCA局証明書ファイル“c:\cert\nagoya.der”を追加登録します。

mpcrtaddcert -c -u nagoya@xxx.xxx.xxx -f c:\cert\nagoya.der

【Solaris/Linux版】

“nagoya@xxx.xxx.xxx”というニックネームのCA局証明書ファイル“/home/guest/nagoya.der”を追加登録します。

mpcrtaddcert -c -u nagoya@xxx.xxx.xxx -f /home/guest/nagoya.der

■実行結果/出力形式

標準出力に、メッセージが出力されます。

正常終了時:
証明書の登録が終了した旨のメッセージが表示されます。
異常終了時:
証明書の登録が失敗した旨のメッセージが表示されます。

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