Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第1部 J2EE共通編> 第3章 J2EEアプリケーションの運用

3.3 J2EEアプリケーションの配備と設定

■J2EEアプリケーションの配備

 J2EEアプリケーションを実行環境に配備します。

 HotDeploy機能については、“J2EEのHotDeploy機能”を参照してください。
 クラスのオートリロード機能については、“クラスのオートリロード機能”を参照してください。
 サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションを配備する方法については、“サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションの配備”を参照してください。

■WebアプリケーションとEJBアプリケーションのカスタマイズ

 Interstage管理コンソールを使用して、WebアプリケーションとEJBアプリケーションをカスタマイズします。
 Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名”のカスタマイズしたいアプリケーションをクリックしてください。
 各定義の詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

■JSPの事前コンパイル

 JSPの初回アクセス時には、JSPのコンパイルが実行されるためレスポンスが劣化します。このレスポンス劣化を回避するため、IJServerを起動する前にJSPをコンパイルしておくことができます。
 また、JSPのオートリロード機能と併用して使用することで、IJServerの起動中でもJSPを入れ替えることができます。ただし、JSPの事前コンパイルを行った直後に変更が反映されるのではありません。いつ変更が反映されるのかは、JSPのリロード機能の設定に依存します。
 コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ijscompilejsp”を参照してください。

■クライアントの設定

 J2EEアプリケーションクライアントやアプレットからEJBを参照する場合には、別途EJBクライアントの環境設定が必要となります。詳細については“EJBを参照する場合の環境設定”を参照してください。

■HTTPトンネリング

 J2EEでHTTPトンネリングを使用する場合は、“セキュリティシステム運用ガイド”の“J2EEのHTTPトンネリング”を参照してください。

■アプリケーションファイル保護レベル

 アプリケーションファイルのアクセス権は、IJServer定義のアプリケーションファイル保護レベルの設定に応じて、下記のとおりに設定されます。

 アクセス権の変更対象となる資源は、下記のとおりです。

 デフォルトの設定では、[高(管理者のみ)]が設定されています。必要に応じてアプリケーションファイル保護レベルの設定を変更してください。
 なお、この項目の選択状態では、ファイル、およびディレクトリのオーナは変更されません。例えば、一般ユーザでファイルを格納している状態で、[高(管理者のみ)]を選択した場合には、そのファイルのオーナ、および管理者のみがそのファイルにアクセスすることができます。


 IJServerは起動時にumaskが022に設定されます。IJServerからファイル生成を行う場合、このumaskの設定に従います。


下へ3.3.1 配備に必要なXMLパーサの設定
下へ3.3.2 J2EEアプリケーション(EARファイル)のdeployment descriptor
下へ3.3.3 J2EEのHotDeploy機能
下へ3.3.4 クラスのオートリロード機能
下へ3.3.5 サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションの配備
下へ3.3.6 配備の事前設定

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