Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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付録C セッションジャーナルの内容と設定

C.5 ファイル操作イベント

ファイル操作イベンは、Live Helpの拡張ファイル転送機能が使われると発生します。セッションジャーナルに記録されるイベントの意味と、パラメータは次の表のとおりです。

なお、以下の表には記載していませんが、全てのイベントにおいて、パラメータの最後に「ログオンユーザ名」が出力されます。「ログオンユーザ名」は、Live Helpプログラムを利用したときにOSにログオンしているユーザ名です。[Live Help Client]プログラムが、OSにログオンしていない状況で利用された場合、ログオンユーザ名は「SYSTEM」となります。

イベントの種類と意味

イベント名: "FILEDELETE"

意味   : ファイルが削除された。

パラメータ: 削除されたファイルのパス。

イベント名: " FILEOPFAIL "

意味   : ファイル操作が失敗した。

パラメータ: ファイル操作内容、対象のパス、失敗理由。

ファイル操作内容:

 FILESEND: ファイル送信
 FILERECEIVE: ファイル受信
 FILEDELETE: ファイル削除
 FILERENAME: ファイル名変更
 FOLDERCREATE: フォルダ作成

失敗理由:

 アクセス拒否: オペレーティングシステムがファイル操作を拒否した。
 ドライブ未起動: 対象のドライブが動作していなかった。
 既存ファイル: 同じ名前のファイルが存在した。
 ファイル無し: 対象のファイルが存在しなかった。
 既存フォルダ: 同じ名前のフォルダが存在した。
 その他のエラー: ペレーティングシステムが操作誤りを通知してきた。
 空き容量不足: 対象のドライブに操作を完了するのに十分な空きがなかった。
 不正なドライブ: 対象のドライブが正しくない。
 不正な操作: 対象に操作を実行できなかった。
 不正なパス: 指定されたパスが間違っていた。
 旧ファイル除外: 既存のファイルの方が新しかった。
 メモリ不足: 操作を完了するのに必要なメモリがなかった。
 上書き拒否: ユーザが既存のファイルの上書きを許可しなかった。
 操作拒否: ユーザまたはオペレーティングシステムが操作を許可しなかった。
 読み取りエラー: 読み取り中にエラーが発生した。
 読み取り専用: 対象が読み取り専用なので操作に失敗した。
 書き込みエラー: 書き込み中にエラーが発生した。
 書き込み禁止: 対象のファイルが書き込み禁止だった。

イベント名: "FILERECEIVE"

意味   : ファイルを受信した。

パラメータ: 受信したファイルのパス。

イベント名: "FILERENAME"

意味   : ファイル名が更新された。

パラメータ: 元のパス、新しいパス。

イベント名: "FILESEND"

意味   : ファイルが送信された。

パラメータ: 送信元のパス、送信先のパス。

イベント名: "FOLDERCREATE"

意味   : フォルダが作成された。

パラメータ: 作成されたフォルダのパス。


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