Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第11章 Live Help Monitor

11.3 複数のクライアントコンピュータへの接続

[Live Help Client]プログラムが動作している複数のコンピュータへ同時に接続できることは、[Live Help Monitor]プログラムと[Live Help Expert]プログラムの違いを際立たせる点です。複数のセッションを実行するためには、スタートメニューから[Live Help]−[Live Help Monitor]を選択して、複数の[Live Help Monitor]プログラムを実行するだけです。

それぞれの[Live Help Monitor]プログラムは、独自のウィンドウを持ち、それぞれにメニューバーとツールバーが付属します。[Live Help Monitor]プログラムは複数起動できるため、ツールバーは常に取り付けられた状態から始まります。セッションの途中でツールバーをフロート化できますが、次に[Live Help Monitor]プログラムが起動されると、ツールバーは[Live Help Monitor]ウィンドウに取り付けられた状態から始まります。

混乱を避けるために、Windows(R)のユーザインタフェース管理機能を使い、複数の[Live Help Monitor]ウィンドウを重ねて表示したり、並べて表示したりすることができます。このためには、次の操作を行ってください。

  1. Windows(R)のタスクバーを右クリックします。(もし、タスクバーが隠されていたら、画面の下端にマウスカーソルを移動して、表示させてください。)
  2. ポップアップメニューが表示されます。このメニューから、現在開かれているウィンドウを重ねて、あるいは並べて表示することができます。この機能を使って、実行中の[Live Help Monitor]ウィンドウを整理できます。

この機能は、現在開かれているすべてのウィンドウを重ねて、あるいは並べて表示します。ほかのウィンドウを[Live Help Monitor]ウィンドウと並べて表示したくない場合、この操作の前に、それらのアプリケーションを閉じてください。

[Live Help Monitor]プログラムを、[Live Help Client]プログラムが動作している複数のコンピュータの監視に使う場合、受信画面の全体を把握する必要があるかもしれません。この場合、Live Helpの[ウィンドウに合わせて表示]機能が役立ちます。(Live Helpの[ウィンドウに合わせて表示]機能の詳細は、“画面転送”−“受信した画面の見え方”−“ウィンドウに合わせて表示”を参照してください。) この機能は、 [Live Help Client] プログラムからの受信画面全体を [Live Help Monitor] ウィンドウ内に収まるように縮小表示します。この機能をクライアントのコンピュータでの問題発生の監視に使い、問題が発生したときに、[ウィンドウに合わせて表示]を解除し、問題の発生したコンピュータをリモート操作することができます。

複数のクライアントコンピュータをリモート操作しているとき、フロート化してツールバーの扱いに注意が必要です。複数の[Live Help Monitor]プログラムを実行しているエキスパートは、アクティブな[Live Help Monitor]ウィンドウのツールバーだけが表示されることに注意してください。これは、複数のフロート化されたツールバーを表示することによる混乱を防ぐためにデザインされたものです。アクティブな[Live Help Monitor]ウィンドウが変わると同時に、そのウィンドウに属するツールバーが表示されます。


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