TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド

18.8.1 プロセス／スレッドの監視

サーバプロセス内部の実行単位をスレッドといいます。

Adminの[スレッドモニタ]ウィンドウで、スレッドを監視できます。プロセスやスレッドについての詳細は、Adminのオンラインヘルプを参照してください。プロセスやスレッドを監視するには、以下のように操作します。

操作方法

1. Adminにログインします。
2. Adminの[Admin]メニューの[スレッドモニタ]コマンドをクリックします。
3. [スレッドモニタ]ウィンドウの左側にあるツリーで[サイト]アイコンをダブルクリックし、サーバを表示します。
4. 目的のサーバをクリックします。
5. 目的のプロセスやスレッドをクリックします。
   右側のウィンドウにプロセスやスレッドの状態が表示されます。

図18.9に、プロセスやスレッドの表示例を示します。

[図 18.9 プロセス／スレッドの表示例]

各プロセスは、最低でも1つのスレッドで構成されます。TeamWARE Officeサーバには、以下のようなプロセスがあります。

• tostart
  ほかのプロセス全部を起動するシェルとなるプロセス

• toserver
  各種サービスが動作するプロセス

• toalert
  システム管理者にアラートを発信するプロセス。Notifierアプリケーションとインタラクティブに動作します。

• toaluser
  ユーザにメッセージを通知するプロセス。Notifierアプリケーションとインタラクティブに動作します。

• toalarm
  toalertプロセスおよびtoaluserプロセスの親プロセス。

• tombdisp
  メッセージルータのディスパッチャプロセス

• tombtran
  メッセージルータのトランスファープロセス

• tox400
  X.400ゲートウェイのプロセス

• tomime
  MIMEゲートウェイのプロセス

• topop
  POP3サービスのプロセス

• tofax
  FAXゲートウェイのプロセス

• toimap4
  IMAP4サービスのプロセス

• tonntp32
  NNTPサービスのプロセス

• tomprep
  Mail preparatorのプロセス

• toentdir
  Directoryサービスのプロセス

• tohttp
  Webサービスのプロセス

• tohttpa
  Webサービスのプロセス（拡張機能用）

• toappls
  イベント通知サービスのプロセス

• toarchqh
  MailArchiveゲートウェイのプロセス

• toarchtf
  MailArchiveゲートウェイのプロセス