TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第8章 MIMEゲートウェイの管理> 8.4 MIMEゲートウェイの運用

8.4.1 インターネットアドレスの割り当て

インターネットを利用してメールを送受信する場合、TeamWARE Officeユーザの1人1人にインターネットアドレが必要です。インターネットアドレスは、名前、@、およびベースアドレスで構成されます。ベースアドレスは、メッセージルータで設定を行います。書式は以下のようになります。

 <名前>@<ベースアドレス>

インターネットアドレスは、同一のものがないようにしてください。通常、姓と名を使用してインターネットアドレスを構成します。たとえば、ベースアドレスteamware.co.jpを使用する「富士 通子」というユーザのインターネットアドレスは、以下のようになります。

 fuji.michiko@teamware.co.jp

インターネットアドレスには、大文字と小文字の区別はありません。また、インターネットアドレスを構成する<名前>の長さは、最長で192文字までです。また、<名前>@<ベースアドレス>の長さは最長で256文字までにする必要があります。なお、インターネットアドレスに指定できる文字は、印刷可能なASCII文字だけです。

インターネットアドレスをTeamWARE Officeユーザに割り当てるには、Directoryアプリケーションを使用します。ユーザアカウントを作成または変更する前に、適切な利用許可があることを確認してください。

TeamWARE Officeユーザにインターネットアドレスを割り当るには、以下のように操作します。

操作方法

  1. Directoryアプリケーションを起動します。このとき、 TeamWARE Officeシステム管理者資格を持つユーザ、または、Directoryマネージャ資格を持つユーザでログインします。
  2. インターネットアドレスを割り当てるユーザを検索します。
  3. ユーザを選択し、[エントリ]メニューから[変更]コマンドをクリックします。
    [ユーザアカウントの変更]ウィンドウ([全般]ページ)が表示されます。
  4. [アドレス]ページをクリックします。
  5. インターネットの行に名前を入力し(同じ名前のものがないようにします)、ドロップダウンリストボックスでベースアドレスを1つ選択します。

    インターネットメールを非常によく使用するユーザの場合は、配達方法としてインターネットを選択することもできます。これは、以下の手順で行います。

  6. [ユーザデータ]ページをクリックします。
  7. [配達方法]ドロップダウンリストボックスから、"インターネット"を選択します。
  8. [OK]ボタンをクリックします。
    以下のメッセージが表示されます。

    ユーザアカウントを変更しました。

  9. [OK]ボタンをクリックします。
  10. 3に戻って、ほかのユーザに変更を加えることもできます。終了する場合は、[ディレクトリ]メニューから[終了とログアウト]コマンドをクリックし、Directoryアプリケーションからログアウトします。

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