Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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目次
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2.2 日変わり時刻を設定する
日変わり時刻とは日付が更新される時刻のことです。一般には0時に日付が変わりますが、Systemwalker Operation Managerでは日付が変わる時刻を任意に設定することができます。設定した時刻から24時間が1日の単位となります。
例えば、バッチ業務の処理が翌日にずれ込むことが多いセンターでは、業務に関連する電源やジョブ、Windows版の場合は、サービスのスケジュールを、日付の切り変わりを意識して行う必要があるため、設定が煩雑になります。このような場合、日変わり時刻を遅らせて、バッチ業務がその日のうちに完了するように見せかけると、電源やジョブのスケジュールおよびサービスのスケジュールや監視がしやすくなります。
以下に日変わり時刻の設定手順を示します。
■操作手順
- [日変わり時刻の登録]ダイアログボックスの表示
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウから、[SYSTEM_CALENDAR]を選択します。次に[オプション]メニューから[日変わり時刻]を選択します。
[図:[日変わり時刻の登録]ダイアログボックス]
- 日変わり時刻の設定
表示された[日変わり時刻の登録]ダイアログボックスで日変わり時刻を設定します。設定した日変わり時刻は平日、休日の区別なく適用されます。
- 電源スケジュールについて
- すでに定義されている運転範囲の時間帯の中に日変わり時刻を変更した場合、日変わり時刻を境にして運転時刻が分割して登録されます。これにより、電源投入日時、シャットダウン日時が変わることがあります。日変わり時刻を変更した後、各パターンの運転開始・終了時刻を確認してください。
- [電源制御パターン]ダイアログボックスの[翌日が休日の場合の運転終了時刻]で設定した時刻とその30分前の間に日変わり時刻を設定した場合は、運転終了時刻は無効になります。また、[電源制御パターン]ダイアログボックスの[前日が休日の場合の運転開始時刻]で設定した時刻とその30分後の間に日変わり時刻を設定した場合は、運転開始時刻は無効になります。
- [前日が休日の場合の運転開始時刻]や[翌日が休日の場合の運転終了時刻]で設定されている時刻を挟んで日変わり時刻を変更すると、変更前の運用に比べて、前日が休日の場合の運転開始時刻や翌日が休日の場合の運転終了時刻が24時間ずれることに注意してください。運用上問題がある場合は、日変わり時刻を元に戻すか、[前日が休日の場合の運転開始時刻]または[翌日が休日の場合の運転終了時刻]を運用に合わせて変更してください。
- ジョブネットのスケジュールについて
- ジョブネットを登録した後で日変わり時刻を変更した場合、全ユーザのジョブネット/グループが再スケジューリングされます。ただし、本日起動済みのグループに関しては再スケジュールされません。この場合、変更された情報は、翌日以降のスケジューリングに反映されます。
- 日変わり時刻を変更することにより、起動時刻との相対関係が変わってジョブネットの起動予定日が変わることがあります。日変わり時刻を変更した後に起動予定日を確認してください。
- ジョブネットの起動条件として[間隔起動]を指定している場合、日変わり時刻を開始時刻と終了時刻の間に設定しないでください。このような場合、一定間隔にジョブネットが起動されなくなる場合があります。日変わり時刻を変更した後、開始時刻と終了時刻を確認してください。
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