キャッシュ機能説明書 (統合環境設定編)
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12.4 メール(SMTP)中継設定
本節では、メール(SMTP)中継設定の設定項目
について説明します。
以下にメール(SMTP)中継設定の設定項目について説明します。
- メール(SMTP)中継を行う
- メールを送信するためのプロトコル(SMTP)を中継する場合に、チェックボックスをチェックします。
- 初期値はプロトコル(SMTP)を中継しない設定となっています。
- ポート番号
- 中継サーバが、クライアントからの要求を受け付けるポート番号を、1〜65535の範囲で指定します(省略できません)。
- SMTPでのメール送信を行う場合、通常25を使用します。
- 中継先サーバ
- メールサーバ(SMTPサーバ)、または上位のメールサーバ(SMTPサーバ)のホスト名またはIPアドレスを指定します(省略できません)。
- ホスト名は英数字と一部特殊文字(特殊文字セット3)で126文字まで指定できます。
- IPアドレスは"X1.X2.X3.X4"の形式で指定します。
- 中継先ポート番号
- 中継先サーバのポート番号を、1〜65535の範囲で指定します(省略できません)。
- SMTPでのメール送信を行う場合、通常25を使用します。
- 無通信監視時間
- クライアントとサーバとの間の無通信状態を監視する時間を入力します。ここで指定された時間(秒)以上無通信状態が続いた場合、
中継サーバは、クライアントおよびサーバとのコネクションを切断します(省略できません)。
- 0〜999999の範囲で指定します。初期値は30秒です。
- 0を指定した場合、無通信状態の監視を行いません。
- 最大接続数
- 中継サーバが同時に保持するクライアントからのコネクションの最大数を指定します(省略できません)。
- この数を越えてクライアントが中継サーバに要求を出すと、処理中のコネクションが終了するまで、クライアントは待たされます。
- SolarisおよびWindowsの場合は1〜1024の範囲で指定します。Linuxの場合は1〜1000の範囲で指定します。初期値は40です。
- [注意]
- 中継先サーバとして、自マシンのホスト名またはIPアドレスを指定しないでください。
- 中継モバイル連携機能を使用する場合、クライアントからの回線の再接続に時間がかかるため、無通信監視時間を初期値よりも長めに設定してください。
- 中継モバイル連携機能を使用する場合、SuperMobileの仕様によりSuperMobileの再接続待ち中はクライアント側の処理が終了しても中継サーバ側の処理が完了しない場合があります。この状態では、最大接続数で指定した数のクライアントが接続できなくなります。対処方法については、SuperMobileから提供される情報(ソフトウェア説明書、製品のヘルプなど)を参照してください。
図12.1にメール(SMTP)中継設定の設定例を示します。
図12.1 メール(SMTP)中継設定の設定例
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