Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU -
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上へ第4章 Symfoware Serverのアプリケーション開発

4.12 コールバック機能の利用

コールバック機能とは、SQL文が実行される際、SQL文に登録された利用者定義関数が実行される機能です。コールバック機能を使用すると、SQL文の実行ログを採取したり、SQL文の実行を迂回することができます。また、コールバック関数にはSQL文の実行結果が通知されるので、デッドロックやコネクション切断などの特定のエラーが発生したSQL文の実行ログを採取することも可能になります。

コールバック機能を使用する場合は、コールバック関数とよばれる利用者定義関数を作成し、SQL文の種別に対し登録します。すると、応用プログラムでSQL文が実行されるたびに、登録されたコールバック関数が実行されます。

コールバック関数にはセションID(マルチスレッド環境で動作する応用プログラムの場合)、SQL文、実行結果および入出力データが通知されるので、利用者は必要に応じてデータを加工してください。

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