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上へ第9章 TeamWARE Directoryを操作する

9.4  ユーザデータをインポート / エクスポートする

Directoryでは、登録されているユーザデータを、ファイルに取り出したり(エクスポート)、取り出したユーザデータファイルを、個人用アドレス帳や共用ディレクトリに取り込んだり(インポート)することができます。
ここでは、このインポート / エクスポートの機能について説明します。

 
9.4.1 ユーザデータを取り出す

エクスポート機能を利用することにより、ユーザデータをファイルに取り出すことができます。
また、データファイルを所有するユーザや、エクスポートファイルのファイル種別と名前も選択することができます。
ユーザデータを取り出すには、以下のように操作します。

  1. メインウィンドウの [エントリ] メニューの [エクスポート] コマンドをクリックします。
    ⇒[エクスポート]ウィンドウが表示されます。

    image

    [選択したユーザ]リストに、データを取り出し可能なユーザが表示されます。
    他のユーザを検索する場合は、imageボタンをクリックします。
    リストからユーザデータを削除する場合は、imageボタンをクリックします。
    ユーザデータのプロパティを表示する場合は、imageボタンをクリックします。

  2. [エクスポートファイル種別]リストで、エクスポートファイルのファイル種別を選択します。
    vCard電子ビジネスカードの標準フォーマット形式であり、異なるプログラム間でビジネスカードデータを交換する場合に使用されます。vCard は画像および音声データをサポートしています。
    image vCard形式の仕様により[アドレス]タブの[FAX]フィールドの内容はエクスポートされません。
    エクスポートの必要がある場合は、[FAX]フィールドの内容を[連絡先]タブにも登録してください。
    カンマ分離値
    (CSV)形式
    ファイルフォーマット形式の標準であり、この形式のファイルであれば、データベース、表計算ソフトおよび分析アプリケーションなどに直接インポートできます。
    この CSV 形式は、アンフォーマットの ASCII テキスト形式で記述されるため、コンピュータプラットホームが異なっても、データの移植が可能です。
    image Directory のインポート機能を利用したい場合は、ファイル種別として vCard を選択してください。

  3. [エクスポートファイル]ボックスに、エクスポートファイルの名前を入力します。
    既存のファイルに保存する場合は、ボックスの隣にあるimageボタンをクリックし、ファイルを検索します。
  4. [エクスポート]ボタンをクリックします。
    ⇒ エクスポートが正常終了したことを示すメッセージウィンドウが表示されます。
 
9.4.2 ユーザデータを個人用アドレス帳に取り込む

インポート機能を利用することにより、ユーザデータファイルを個人用アドレス帳に取り込むことができます。
また、取り込まれたユーザから、私用グループを作成することもできます。
ユーザデータを個人用アドレス帳に取り込むには、以下のように操作します。

  1. メインウィンドウで個人用アドレス帳を選択してから、[エントリ]メニューの[インポート]コマンドをクリックします。
    ⇒ [インポート]ウィンドウが表示されます。

    image

    インポート可能なユーザファイルは、[選択したユーザ]リストに表示されます。
    このリストの中からインポートするユーザファイルを選択します。
    リストからユーザファイルを削除するには、imageボタンをクリックします。
    ユーザファイルのプロパティを参照するには、imageボタンをクリックします。
  2. グループを作成する場合には、[インポートユーザからグループを作成]チェックボックスを選択して、個人用アドレス帳にインポートされたユーザから私用グループを作成します。
  3. [インポート]ボタンをクリックします。
    ⇒ インポートが正常に終了したかどうかを示すメッセージウィンドウが表示されます。
    ⇒ [インポートユーザからグループを作成]チェックボックスを選択していた場合は、続けて、グループの名前の入力を求めるプロンプトが表示されます。
 
9.4.3 ユーザデータファイルを共用ディレクトリに取り込む

インポート機能を利用することにより、ユーザデータファイルを共用ディレクトリに取り込むことができます。
また、取り込まれたユーザから、グループを作成することもできます。
ユーザデータファイルを共用ディレクトリに取り込むには、以下のように操作します。

  1. メインウィンドウで共用ディレクトリを選択してから、[エントリ]メニューの[インポート]コマンドをクリックします。
    ⇒ [インポート]ウィンドウが表示されます。
  2. 以降の操作は、ユーザデータを個人用アドレス帳に取り込む操作と同じです。
    詳細については、9.4.2 ユーザデータを個人用アドレス帳に取り込むを参照してください。
image 詳細については、以下に示すDirectoryのオンラインヘルプを参照してください。
  • インポート
  • エクスポート

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