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8.10 | インポート/エクスポートツールを使う |
Calendarでは、CSV形式のファイルを利用して、Calendarに予約情報を一括して登録したり、指定したカレンダーの予約情報を取り出して保存することができます。
予約情報を登録することをインポートといいます。また、予約情報を取り出すことをエクスポートといいます。
Calendarでは、インポートおよびエクスポートを行うために、以下のツールが用意されています。
これらのツールを利用することにより、エクスポートしたファイルを、表計算ソフトなどで編集し、また処理した結果をインポートすることが可能になります。
TeamWARE Calendar インポートツール(以降、インポートツールと略します)は、ユーザが定義したCSV形式のファイルをもとにして、個人カレンダーや設備カレンダーに、予約を一括して登録するためのツールです。
大量の予約を登録する際に便利です。
TeamWARE Calendar エクスポートツール(以降、エクスポートツールと略します)は、個人カレンダーや設備カレンダーに登録されている予約情報を一括して取り出し、CSV形式のファイルに保存するためのツールです。
大量の予約情報を取り出す際に便利です。取り出したCSV形式のファイルは、修正して予約の再登録などに利用できます。
インポートツールおよびエクスポートツールで扱うことができるCSVファイルの形式には、以下の2種類があります。
各項目をカンマ“,”で区切ったCSV形式
例) "2001/09/30", "10:00", "12:00", "打ち合わせ", "来週の展示会の件", "富士太郎", "了承済", "シークレット"
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各項目をタブで区切った形式
例) “2001/10/20” “15:00” “17:30” “課内会議” “進捗報告を行ってください。” “富士太郎” “了承済” “”
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タブで区切った形式の場合、項目を省略することはできません。 |
インポートツールおよびエクスポートツールによって、カレンダーに登録できる項目、およびカレンダーから取り出せる項目は、以下のとおりです。
日付 | 予約の日付を、Windows(R)のコントロールパネルで設定した日付の、“短い形式”で指定します。 この項目の指定は、省略できません。 |
開始時間 | 予約の時間帯の開始時間を指定します。形式は、Windows(R)のコントロールパネルで設定した時間の形式で指定します。ただし、秒は省略します。 この項目の指定は、省略できません。 |
終了時間 | 予約の時間帯の終了時間を指定します。形式は、Windows(R)のコントロールパネルで設定した時間の形式で指定します。ただし、秒は省略します。 この項目の指定は、省略できません。 |
表題 | 予約の表題を指定します。表題に指定できる文字の最大バイト数は、128バイトです。 この項目の指定は、省略できません。 |
メッセージ | 予約のメッセージを指定します。メッセージに指定できる文字の最大バイト数は、32,000バイトです。 この項目の指定は、省略できます。 |
予約者 | この予約を作成したユーザです。登録の場合は、この項目を指定してもカレンダーへの登録は行われません。この項目の指定は、省略できます。 |
状態 | この予約の状態です。登録の場合は、この項目を指定してもカレンダーへの登録は行われません。
予約情報を取り出す場合は、以下の4つの状態のいずれかです。
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シークレット | シークレット予約の場合は、半角カタカナで“シークレット”と指定します。この項目の指定は、省略できます。 |
8.10.1 インポート/エクスポートツールをインストールする |
インポートツールおよびエクスポートツールは、Calendarをインストールすると同時にインストールされます。
インストールの操作の詳細については、3.2 インストールするを参照してください。
8.10.2 インポートツールを使って予約情報を登録する |
インポートツールを使って、CSV形式のファイルの予約情報を登録する方法について説明します。以下のように操作します。
インポートした予約の情報の一覧を表示するウィンドウでは、インポート処理の結果が[結果]カラムに表示されます。以下に、結果とその意味について説明します。
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ユーザは、「予約の作成」の権限をもっているカレンダーに対してインポートを行うことができます。なお、その際に「予約の自動了承」の権限をもっていると、自動的に了承が行われます。 |
8.10.3 エクスポートツールを使って予約情報を取り出す |
エクスポートツールを使って、CSV形式のファイルの予約情報をファイルに取り出す方法について説明します。以下のように操作します。
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複数の日にまたがる予約をエクスポートする場合は、その予約は1日ごとに分割してファイルに保存されます。 なお、分割されて保存されたファイルをインポートしても、元の状態(複数日にまたがる予約の状態)には戻りません。 |
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ユーザは、「予約時間の表示」の権限をもっているカレンダーに対してエクスポートを行うことができます。なお、その際に「表題の表示」の権限をもっていると表示情報を、「メッセージの表示」の権限をもっているとメッセージの内容もエクスポートすることができます。 |
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