Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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付録B エラーコード> B.1 LDAPエラーコード

B.1.35 LDAP_OBJECT_CLASS_VIOLATION 65 (0x41)

[メッセージ]
 Object class violation

[意味]
 指定されたオブジェクトクラスに誤りがあります。または、指定されたオブジェクトクラスに必要な属性がないか、使用できない属性が指定されています。

■エラー発生例1
 指定したオブジェクトクラス(organization)の属性として、スキーマに定義されていないもの(sn)を追加しようとした場合。
LDIF

dn: o=SR,o=fujitsu,dc=com
changetype: add
objectClass: top
objectClass: organization
o: SR
sn: Fujitsu

メッセージ

adding new entry o=SR,o=fujitsu,dc=com
ldap_result(add) : Object class violation
errmsg : attribute 'sn' not allowed

■エラー発生例2
 継承関係にないオブジェクトクラス(personとorganization)を同時に指定してエントリを追加しようとした場合。
LDIF

dn: cn=aaa,o=fujitsu,dc=com
objectclass: top
objectclass: person
objectclass: organization
cn: aaa
sn: aaaa

メッセージ

adding new entry cn=aaa,o=fujitsu,dc=com
ldap_result(add) : Object class violation
errmsg : invalid structural object class chain (person/organization)

[ユーザの対処]
 以下の原因が考えられます。

 オブジェクトクラス、および属性の指定に誤りがないことを確認し、再度実行してください。
 オブジェクトクラス、および属性の詳細については、それぞれ、“オブジェクトクラス一覧”、“属性一覧”を参照してください。
 LDIFファイルの指定については、“LDIFファイルを使用する場合”を参照してください。

 また、Smart Repositoryで使用できない機能を使用した場合にも発生する場合があります。
 以下のマニュアルを参照し、Smart Repositoryで使用できない機能を使用していないか確認してください。
 “使用上の注意”の“Smart Repositoryの制限事項”
 “使用上の注意”の“Smart Repositoryの注意事項”
 “移行ガイド”の“InfoDirectoryディレクトリサービスからSmart Repositoryへのデータの移行”


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