Xen Summit Tokyo 2008
本イベントは終了いたしました。
今話題のオープンソース・ソフトウェアのサーバ仮想化ソリューションXenは、世界中の開発者の活躍で日々進化しています。適用分野も計算機センターのサーバや、個人のパソコンだけでなく、今や携帯電話の分野にまで広がりを見せています。このXenの開発は、オープンコミュニティー(Xenコミュニティー)に参加する技術者の議論を通して進められています。
本年11月にXenコミュニティーの中心となる技術者を集めてカンファレンス(Xen Summit)を、開催します。
今回、日本を始めとするアジアの技術者のXenコミュニティーでの活躍が認められ、初めて米国以外での開催となりました。
開催概要
| 日時 | 2008年11月20日(木曜日)~11月21日(金曜日) |
|---|---|
| 会場 | 富士通・幕張システムラボラトリ |
| 主催 | Xen コミュニティ |
| 協賛 | 富士通株式会社 |
| 参加費 | 50米ドル(約5000円) (含昼食費・レセプション費。大学院修士無料) |
聴講申し込み方法
「Xen Summit」の公式サイトより「Online Registration」をクリックして、申し込みください。
申し込みにあたっては、公式サイトの画面左下の(Instructions in Japanese)をクリックして、参加登録手順を参照してください。
イベント内容
当日は、XenコミュニティーのリーダーであるIan Pratt氏も参加し、Xenの開発の現状とこれからの開発の方向性を示し、各分野で活躍するエンジニアによる発表と議論を行います。通常のサミットでは英語での議論ですが、今回は日本での開催のため、日本語での発表と通訳を予定しています。
(注)Ian Pratt氏はケンブリッジ大学でXenを提案し、Xenコミュニティーを立ち上げ、同時にXenのディストリビューターとしては世界初の企業Xensource社を起業しました。
以来、サーバの仮想化の技術で常にリーダーシップを取っています。現在もCitrix社のCTOとして活躍されています。
富士通発表内容
クライアント・ハイパーバイザ としてのCreditスケジューラの評価と改善への取組み
クライアント・ハイパーバイザ上で、ゲストOSとしてWindowsXPなどのGUIを持つデスクトップ系OS(GUI VM)を動かす場合では、GUI VMにおけるユーザーのデスクトップ操作に対して、他ドメイン負荷の影響を与えないことが望ましい。
XenのCreditスケジューラに対して、ドメイン負荷とGUI VMでのレスポンスのばらつきを測定し、GUI VMの実行待ち時間(ランキューにつながれている時間)が、ドメイン負荷に応じてばらつく(負荷ドメインの数によって変動するが、1ドメインでは、数マイクロ秒~数十ミリ秒)ことが原因であると特定できたので、その測定結果及び、それに対する考察に関して報告する。また、問題解決へのアプローチとして、取り組んでいる改良型Creditスケジューラについても紹介する。さらに、VT-dによりデバイスをパススルーされたGUI VMにおけるレスポンスや、stubdom使用時のレスポンスについても測定を実施する予定である。
PV SCSIドライバ拡張の提案
現在、VMのアクセスを単純化するために、ゲストからストレージへのI/Oは、ブロックデバイスに制限されている。しかし最新のRAID機能やテープ装置を利用するためには、SCSIコマンドのサポートが必要である。Xenで実装されたPVドライバによるI/Oの高速化機能を今回拡張し、実装した内容を報告する。
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