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  5. 太平洋セメント株式会社 様

太平洋セメント株式会社。メインフレームからオープンシステムへの移行にも、コストパフォーマンスに優れたIAサーバ + Linuxが活躍。

業種セメント製造業
Solution販売管理システム
キー製品PRIMERGY + Oracle
稼働時期2002年4月

導入前の課題   導入による効果

現状システム能力(オフコン)の限界、開発とメンテナンス負担の増大

UNIX並みの信頼性、クライアント/APサーバ/DBサーバの3階層構造による柔軟な拡張性を実現

更新費用と移行手番の懸念

IAサーバ採用によるTCO削減

導入の背景

既存システムの限界

本社のホストコンピュータ「GS8800」と各支店のオフコン「Kシリーズ」で構成された販売管理システムは、10年以上前の業務内容をもとに構築されていたため、変動する業務プロセスや増大するトランザクションに対する拡張性や運用性に問題を抱えていました。また全国の10支店に設置され、契約管理、実績管理等で利用されていたオフコンも、業務内容の変更に伴うアプリケーションの見直しにおいて安価なオープン系ソフトを利用できず、開発コストが負担となっていました。

導入のポイント

信頼性と拡張性及びTCO削減

システムの見直しに当たっては、太平洋セメント株式会社 様と開発を担当されているシステム子会社であるパシフィックシステム株式会社 様が中心となって設計/構築されました。

特に重要視されたのは

  • 業務内容の変更に対する即応性と将来のデータ領域の拡大にも簡単に対応できる柔軟性。
  • DBサーバとして、UNIX並みの信頼性が必要。
  • 導入から運用までトータルコストを出来るだけ削減したい。

という点です。

「サービスの採算性を考えれば、いきなり多額の投資を行うことはできません。しかし、安定したサービスを提供するにはある程度のシステムリソースが必要になります。その点LinuxとPRIMERGYなら、コストを抑えつつ高性能・高信頼なインフラを構築できる。これは大きなメリットとなりましたね」と鈴木氏は語ります。

システム構成

システム構成図

システムの特徴

クライアント/APサーバ/DBサーバの3階層Webシステム

APサーバとDBサーバを分離したことで、各サーバの負荷分散および開発のスピードアップによる効率化を実現するとともに、将来の業務量拡大にも柔軟に対応出来るようになりました。また、最新の業務情報をクライアントのWebブラウザを使用して簡単に取り出せることで、経営の迅速化を実現しています。

データベースやアプリケーションの信頼性

Oracleのレプリケーション機能により、本社と各支店にあるDBサーバ上のデータを常に最新の状態とし、APサーバ間通信では本社と支店間の整合性を確保できる環境をお客様自身により整備されました。UNIXと同等の信頼性を持ち、開発環境も共用できるIAサーバ + Linuxの採用により、コストパフォーマンスが大幅に向上しています。

システム管理の自動化

本社、各支店に分散するシステムの運用監視(リソース監視、プロセス監視、ログ監視等)を自動化することで運用コストを削減しています。

導入効果

  • システムをオープン化することによって、柔軟な拡張性とTCO削減を実現しました。
  • UNIXに匹敵する信頼性と安定性をIAサーバ + Linuxで実現しました。
  • 充実した開発環境の採用で高生産性を達成しました。

太平洋セメント株式会社 様 概要

設立 1881年
資本金 695億円
本社 東京都中央区
従業員数 約2,300名
生産拠点 国内13ヶ所、海外8ケ所(米国、中国、ベトナム、フィリピン)
概要 太平洋セメントグループ 様は、「持続可能な地球の未来を拓く先導役をめざし、経済の発展のみならず、環境への配慮、社会への貢献とも調和した事業活動を行います」と経営理念を掲げておられるセメント業界のリーディングカンパニーです。

[取材日:2003年11月]