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  8. Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.3.0 Symfoware Analytics Server Advanced Security Option V12.3.0 Symfoware Analytics Server Partitioning Option V12.3.0 Symfoware Analytics Server Scale Out Option V12.3.0

2019年 8月 現在

FUJITSU Software
Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.3.0
Symfoware Analytics Server Advanced Security Option V12.3.0
Symfoware Analytics Server Partitioning Option V12.3.0
Symfoware Analytics Server Scale Out Option V12.3.0

Symfoware Analytics Serverは、データウェアハウス(DWH)に適した高信頼・高性能なデータベースソフトウェアです。
本商品を利用することにより、基幹システムの業務データやオープンデータ、SNSデータなどの多様なデータを収集・蓄積し、BIツールやアプリケーションから現場視点で情報利活用できます。

また、オプション商品と組み合わせて利用することで、DWHのセキュリティや性能を向上させることができます。

Symfoware Analytics Server Advanced Security Optionは、DWHのデータを項目単位で暗号化することで、高速かつ安全にデータを検索できます。
Symfoware Analytics Server Partitioning Optionは、DWHのバックアップやリストアをパーティション単位で行うことで、処理を高速化できます。
Symfoware Analytics Server Scale Out Optionは、DWHへのデータロードや検索をスケールアウトすることで、性能を向上させることができます。

購入について

留意すべきこと

適応機種 概要

  • DWHサーバ
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY

  • 情報活用システム(データベースクライアント)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

  • データ加工クライアント
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

  • データ連携クライアント
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

  • データ連携エージェント
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY

  • データ蓄積クライアント
    FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

適応OS 概要

  • DWHサーバ
    Windows Server 2016(64-bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit)

  • 情報活用システム(データベースクライアント)
    Windows Server 2016(64-bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows 10(64-bit) / Windows 10 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)

  • データ加工クライアント
    Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows 10(64-bit) / Windows 10 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 7(64-bit) / Windows 7

  • データ連携クライアント
    Windows Server 2016(64-bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows 10(64-bit) / Windows 10 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 7(64-bit) / Windows 7

  • データ連携エージェント
    Windows Server 2016(64-bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit)

  • データ蓄積クライアント
    Windows 10(64-bit) / Windows 8.1(64-bit) / Windows 7(64-bit)

機能説明

1. 特長

従来の情報活用では、現場の利用者がタイムリーに情報を活用できないという以下の課題がありました。
- データベースからの必要なデータの取り出しに時間がかかる
- 現場部門が情報システム部門に必要なデータの提供を依頼しなければならない
- BIツール画面に表示したグラフや表の数が膨大で目を通しきれず、着目すべき変化やずれに気づけないこのような課題を以下の特長で解決します。

● 高性能なDWH
搭載している高速クエリエンジンにより、DWHに蓄積したデータを利用者が素早く抽出し、必要な情報を分析ツールや業務アプリケーションを用いて直ぐに活用できます。

● 現場が使える情報活用
蓄積したデータについて、情報システム部門に依頼することなく、現場の利用者自身が現場で活用しやすいデータに加工できます。

● 多種多様な大量データの見るべきポイントをBIツール画面に表示
基幹システムなどの業務データや、気象データや商圏データのようなオープンデータ、センサーログなどの多種多様なデータを収集し、オペレーショナルデータストア(ODS)に明細データとして管理します。BIツールの画面からこれらのデータの分析結果をグラフや表として参照することにより、データの変化点など見るべきポイントを重ねて表示できます。これにより、現場担当者の着眼点を絞り込むことができ、売れ筋やパターン、いつもと違うデータの傾向をタイムリーに検知することができます。
対応しているBIツール:Tableau、QlikView

● オープンスタンダードなインターフェース
PostgreSQL互換のオープンスタンダードなインターフェースの採用により、現場では多種多様な情報活用ツールが利用できます。


2. DWH機能

●データベースサーバ機能

本商品は、データベースサーバ機能として、高速クエリエンジンを搭載することで、Enterprise Postgresの持つ、行(レコード)単位にデータを格納するテーブルに加えて、列(カラム)単位にデータを格納するテーブル(カラムナテーブル)を利用できます。
カラムナテーブルは、大量のレコードの条件検索や分類、集計などで、対象カラムのみのデータ読み込みで済むので、ディスクI/Oを削減できるため、一般的な行指向データベースと比較して高速に処理できます。
カラムナテーブルは、毎日の売り上げ集計などの定型処理だけでなく、様々な視点でデータを分析するような情報系分析アプリケーションとの組み合わせで効果を発揮します。

さらに、オプション製品を組み合わせて利用することで、DWHサーバの性能およびセキュリティの向上を実現します。

・スケールアウト機能【Symfoware Analytics Server Scale Out Option】
DWHサーバをマルチサーバ構成にすることによって、DWHサーバに対する検索を複数サーバで分散処理するスケールアウト機能を提供しています。これにより、複数の検索に対してスループットを向上します。

・カラムナテーブル分割機能【Symfoware Analytics Server Partitioning Option】
1つのカラムナテーブルのデータを地域、店舗、日付などの値の範囲で分割するカラムナテーブル分割機能を提供しています。分割したデータは、それぞれ別のデータベーススペース(パーティション)に配置されます。データベーススペースをパーティション単位で管理できるため、バックアップ・リストアの実行時間を短縮します。

・カラム単位の暗号化機能【Symfoware Analytics Server Advanced Security Option】
DWHサーバのカラムナテーブルをカラム単位に暗号化することにより、高速かつ安全にデータの検索を実行します。暗号化アルゴリズムは、AES (Advanced Encryption Standard) に準拠しています 。物理データそのものを暗号化するため、データベースを直接参照されたとしても解読は不可能であり、強固なセキュリティを確保できます。

●データベースクライアント機能

様々な情報活用アプリケーションからDWHサーバへ接続できます。

(1) アプリケーションインターフェース
PostgreSQL互換のEnterprise Postgresを採用しています。
PostgreSQLに準拠したSQL、APIおよびコマンドを使って、データベースにアクセスするアプリケーションを開発できます。

(2) 情報系分析ツール連携
オープンスタンダードなPostgreSQLインターフェースの活用により、様々な情報系分析ツールと連携できます。

(3) Oracle互換性
Oracleデータベースとの互換性を向上させるため、PostgreSQLに以下のSQLをサポートします。
- NCHAR型、各国語文字列定数
- 外部結合演算子
- DUAL表
- 関数(SUBSTR、NVL、DECODE)
- ビルトインパッケージ(UTL_FILE、DBMS_OUTPUT、DBMS_SQL)

カラムナテーブルの優位点


3. データ連携機能

●データ連携サーバ機能

【Interstage Information Integratorを利用したデータ連携】
Interstage Information Integratorを利用したデータ連携サーバ機能では、さまざまな収集元(ファイル転送製品、複数のDBMS製品、サービスバス製品など)からデータを収集します。本商品にバンドルしている「Interstage Information Integrator Standard Edition(データ収集・統合ソフトウェア)」を使用することで実現します。詳細については以下のソフトウェア・ガイドを参照してください。
・Interstage Information Integrator Standard Edition V11.3.0

【fluentdを利用したデータ連携】
オープンソース・ソフトウェアであるfluentdを利用したデータ連携サーバ機能では、オープンデータやセンサーログなどの非構造データを収集し、オペレーショナルデータストア(ODS)に蓄積します。収集・蓄積したログファイルはデータベースのテーブルデータとして参照できます。fluentdを利用したデータ連携サーバ機能では、以下のデータ形式をサポートしています。
JSON, CSV, TSV, LTSV, apacheログ, nginxログ, syslog, その他、正規表現で記載可能なテキストファイル

●データ連携クライアント機能

データ連携クライアント機能は、Interstage Information Integrator を利用して、各種データベース、ファイルなどのさまざまなデータソースからデータを収集する処理プロセス定義を作成して実行環境に登録します。処理プロセス定義は、デザインシートを利用して作成します。

●データ連携エージェント機能

データ連携エージェント機能は、オープンデータやセンサーログなどの非構造データを、fluentdを利用したデータ連携サーバに送信します。


4. データ蓄積機能

●データ蓄積サーバ機能

データ蓄積サーバ機能は、データ連携で収集したさまざまな業務データを蓄積、管理するオペレーショナルデータストア(ODS)です。収集したデータは自動的に圧縮して格納されるため、大量データの蓄積が可能です。データの特性(データ形式、保存期限など)やデータの格納方法(格納先、バックアップ取得の有無など)の単位でデータを管理します。格納するデータに有効期限を設定することにより、期限が満了したデータを削除でき、データのライフサイクル管理が可能です。

●データ蓄積クライアント機能

データ蓄積クライアント機能では、オペレーショナルデータストア(ODS)に蓄積するデータの特性やデータの格納方法を定義します。


5. データ加工機能

●データ加工サーバ機能

データ加工サーバ機能は、SQLインターフェースでデータ蓄積サーバに格納されたデータを活用しやすい形に加工できます。

●データ加工クライアント機能

データ加工クライアント機能は、データ加工をグラフィカルな画面で定義・実行できます。
データの抽出から加工・出力までの流れを分析フローエディタを使ってグラフィカルなフロー図で定義し、サーバ上で実行できます。さらにデータ加工処理を支援する11種類の加工フロー定義のテンプレートを提供します。必要なパラメーターを設定するだけでデータ加工フローを簡単に作成できます。


6. データ分析機能

●データ分析サーバ機能

BIツールでデータの変化点など見るべきポイント表示するために、DWHサーバに格納されたデータをデータ分析サーバ上で分析し、その結果を分析結果テーブルおよびビューとして出力します。
データ分析サーバでは以下の分析ライブラリを利用して分析アルゴリズムを実行しています。
・基本ライブラリ: 分析のための基本ライブラリとしてR言語(統計解析ライブラリ)と富士通独自のアルゴリズムを提供しています。
・拡張ライブラリ: 基本ライブラリの拡張としてデータの変化点やずれの検知ができるライブラリを提供しています。

分析ライブラリを呼び出すためのSQL関数の実行および作成を行う手続き言語(PL)として、PL/R、PL/Python、およびPL/pgSQLをサポートしています。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図

新規機能

V12.2.0からV12.3.0の機能強化項目は、以下のとおりです。

1. Tableau連携強化

データ分析機能のBIツールの一つであるTableauを操作する際に、日付型の項目を指定したグラフの一部を扱うことができるようになりました。


2. データ蓄積機能の抽出高速化

データ蓄積機能でサポートしている抽出コマンド・APIにおいて、1データファイル内でCPMキー項目の最小値と最大値が一致しているデータ(以降、"フルマッチファイル"と呼びます)を高速に抽出する機能をフルマッチファイル選択機能として提供します。


3. Windows Server 2016、および、Windows10対応

以下のOSに対応します。

[DWHサーバ]
- Windows Server 2016(64-bit)

[情報活用システム(データベースクライアント)]
- Windows Server 2016(64-bit)
- Windows 10(64-bit)
- Windows 10

[データ加工クライアント]
- Windows 10(64-bit)
- Windows 10

[データ連携クライアント]
- Windows Server 2016(64-bit)
- Windows 10(64-bit)
- Windows 10

[データ連携エージェント]
- Windows Server 2016(64-bit)

[データ蓄積クライアント]
- Windows 10(64-bit)

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・マニュアルについては購入方法を参照してください。

商品体系

・Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.3.0
・Symfoware Analytics Server Standard Edition コアライセンス V12
・Symfoware Analytics Server Advanced Security Option コアライセンス V12
・Symfoware Analytics Server Partitioning Option テラバイトライセンス V12
・Symfoware Analytics Server Scale Out Option サーバライセンス V12

購入方法

1. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(CD/DVD等)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途、ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。バージョンアップ/レベルアップを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


2. コアライセンスについて

コアライセンスは、本商品をインストールするDWHサーバに搭載されているCPUのうち、稼動しているコア数に応じて必要となるライセンスです。コアライセンス数の算出方法は、【コアライセンス数の算出方法】を参照してください。

【コアライセンス数の算出方法】

(1)仮想環境を利用しない物理的なコンピュータで必要となるコアライセンス数の算出方法
本商品を使用する上で必要となるコアライセンス数は、以下に示す計算式1を用いて算出されるものとします。

計算式1 : 必要となるコアライセンス数 = プロセッサコア数
プロセッサコア数とは、本商品をインストールする物理的なコンピュータに搭載される物理的なプロセッサコアの内、利用可能な数を指します。

(2) 仮想環境で必要となるコアライセンス数の算出方法
仮想環境で必要となるコアライセンス数の算出方法は、以下の(ア)または(イ)のいずれかによるものとします。

(ア) 物理サーバ全体でライセンス数を算出する方法
必要となるコアライセンス数は、(1)記載の計算式1を用いて算出されるものとします。なお、この場合、本商品を動作させる仮想サーバの数に制限はありません。

(イ) 仮想サーバごとにライセンス数を算出する方法
必要となるコアライセンス数は、本商品を使用する仮想サーバに割り当てた仮想的なプロセッサコア数またはプロセッサスレッド数(以下「仮想CPU数」といいます)に基づいて、それぞれの仮想サーバごとに、以下に示す計算式2を用いて算出されるものとします。

計算式2 : 必要となるコアライセンス数(※) = 仮想CPU数 ÷ コアあたり有効化されたスレッド数
(※)小数点以下を切上げ

コアライセンスは以下の製品に適用します。
・Symfoware Analytics Server Standard Edition
・Symfoware Analytics Server Advanced Security Option


3. Symfoware Analytics Server Partitioning Option のテラバイトライセンスについて

Symfoware Analytics Server Partitioning Optionを利用することにより、DWHサーバのカラムナテーブルをパーティショニングすることができます。分析のためのデータおよびデータの管理情報を格納するためのデータベーススペースの容量がライセンスの対象となります。1テラバイトあたり1ライセンス必要です。1テラバイトを10の12乗バイトとして計算します。

定義したデータベーススペースの容量が以下の場合、Symfoware Analytics Server Partitioning Optionが必要なライセンス数は下記のようになります。

例)
・定義したデータベーススペースの容量:0.3TB×12個=3.6TB
・必要なライセンス数:3.6TB(定義したデータベーススペースの容量)÷1TB(単位)=4(切り上げ)

注) 小数点は切り上げです。


4. Symfoware Analytics Server Scale Out Option のサーバライセンスについて

Symfoware Analytics Server Scale Out Optionを利用することにより、DWHサーバをマルチサーバ構成で使用することができます。Symfoware Analytics ServerをインストールするDWHサーバの台数分のライセンスが必要です。同一サーバ上で複数の仮想サーバを動作させる場合は、1ライセンスが対象になります。

システム構成が以下の場合、Symfoware Analytics Server Scale Out Optionが必要なライセンス数は下記のようになります。

例)
・システム構成:DWHサーバのマルチサーバ構成でプライマリサーバ1台、セカンダリサーバ2台
・必要なライセンス数:プライマリサーバの台数(1台)分+セカンダリサーバの台数(2台)分=3


5. インストールフリーのコンポーネントについて

情報活用システム、データ加工クライアント、データ連携クライアント、データ連携エージェント、データ蓄積クライアントはインストールフリーです。


6. Interstage Information Integrator転送アクセラレーターのクライアント機能について

Interstage Information Integratorに含まれる機能の一部である転送アクセラレーターのクライアント機能を使う場合、本サーバに接続するクライアント業務アプリケーションが動作するクライアント台数分、別途「Interstage Information IntegratorクライアントライセンスV11」を購入する必要があります。


7. オンラインマニュアルについて

本商品には、以下のオンラインマニュアルが添付されています。

・Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.3.0 ソフトウェア説明書
・Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.3.0 マニュアル体系と読み方
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 リリース情報
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 解説書
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 インストールガイド
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 利用ガイド
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 リファレンス
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 メッセージ集
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 用語集

・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)解説書
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)導入ガイド
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)運用ガイド
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)アプリケーション開発ガイド
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)コマンドリファレンス
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)メッセージ集
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)トラブルシューティング集
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)用語集
・Symfoware Analytics Server V12.3.0 (Operational Data Store編)JavaAPIリファレンス


8. オンラインマニュアルについて 【Enterprise Postgres】

本商品には、以下のオンラインマニュアルが添付されています。

・Enterprise Postgres マニュアルの読み方
・Enterprise Postgres リリース情報
・Enterprise Postgres 解説書
・Enterprise Postgres 導入ガイド(サーバ編)
・Enterprise Postgres 導入ガイド(クライアント編)
・Enterprise Postgres 運用ガイド
・Enterprise Postgres クラスタ運用ガイド
・Enterprise Postgres アプリケーション開発ガイド
・Enterprise Postgres リファレンス
・Enterprise Postgres Java API リファレンス
・Enterprise Postgres 用語集
・Enterprise Postgres メッセージ集
・FJQSS(資料採取ツール)ユーザーズガイド
・PostgreSQL 9.6.2 文書


9. オンラインマニュアルについて 【Interstage Business Analytics Modeling Server】

本商品には、以下のオンラインマニュアルが添付されています。

・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 ソフトウェア説明書
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 マニュアル体系と読み方
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 システム設計ガイド
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 インストールガイド
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 分析フロー設計・開発ガイド
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 運用ガイド
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 プレゼンテーション構築ガイド
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 部品リファレンス
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 分析フローエディタ操作リファレンス
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 コマンドリファレンス
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 メッセージ集
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 リリース情報


10. オンラインマニュアルについて 【Interstage Information Integrator】

本商品には、以下のオンラインマニュアルが添付されています。

・Interstage Information Integrator Standard Edition ソフトウェア説明書
・Interstage Information Integrator マニュアル体系と読み方
・Interstage Information Integrator リリース情報
・Interstage Information Integrator システム設計ガイド
・Interstage Information Integrator セットアップガイド
・Interstage Information Integrator 運用ガイド
・Interstage Information Integrator コマンドリファレンス
・Interstage Information Integrator 転送アクセラレーターセットアップガイド
・Interstage Information Integrator メッセージ集
・Interstage Information Integrator 用語集
・Interstage Information Integrator ESB連携機能導入運用ガイド
・Interstage Information Integrator 運用管理クライアントヘルプ
・Interstage Information Integrator デザインシート操作ヘルプ


11. 有償サポート・サービス「SupportDesk」について

本商品は、SupportDesk契約が必須です。商品手配と同時にSupportDesk商品を購入してください。SupportDesk商品の契約については、弊社営業にお問い合わせください。

SupportDesk契約により、以下のようなサービスが受けられます。
・無償バージョンアップ/無償レベルアップ
・製品リリース情報等、製品の最新情報の公開
・製品に対するQ&Aサポート

※サポートについての留意事項
SupportDeskが契約されない場合、トラブルが発生しても調査依頼することができません。そのため、原因究明ができない場合がある他に、システムの復旧方法、回避方法の提示ができない場合があります。

関連ソフト

1. データベースクライアント機能を使ってアプリケーションを開発する場合

データベースクライアント機能を使ってアプリケーションを開発する場合の関連ソフトについては、「Enterprise Postgres Standard Edition 9.6」のソフトウェア・ガイド(関連ソフト)の以下の記事を参照してください。

・SQL埋込みC/COBOLのアプリケーションを開発する場合
・Javaアプリケーションを開発する場合
・.NETアプリケーションを開発する場合


2. データ連携機能を使用する場合

データ連携機能を使用する場合の関連ソフトについては、「Interstage Information Integrator Standard Edition V11.3.0」のソフトウェア・ガイド(関連ソフト)を参照してください。


3. BIツールを使用する場合

動作実績のあるBIツールは以下の通りです。
・Tableau Desktop Professional: 8.2以降
・Tableau Server: 8.2以降
・QlikView: 11.20以降


4. データ蓄積機能を使用する場合

データ蓄積機能を使用する場合、関連ソフトとして以下が必要です。

○カテゴリ定義ツールを使用する場合

カテゴリ定義ツールを使用する場合は、以下のソフトウェアが必要となります。
・ Microsoft(R) .NET Framework 4.0以降

○アプリケーション開発を行う場合
API連携機能を使用してアプリケーション開発を行う場合は、Oracle製、またはInterstage Application Serverに同梱されている下記のJava開発環境が必要となります。
・ Java SE Development Kit (JDK) 6 (64bit)
・ Java SE Development Kit (JDK) 7 (64bit)
・ FJSVjdk 6 (64bit)
・ FJSVjdk 7 (64bit)

留意事項

1. Windows サーバOS (64-bit)上での動作

本商品は、機能やOSごとに動作モードが異なりますので注意が必要です。

(1)データベースサーバ機能、データ加工サーバ機能(注)、データ連携サーバ機能、データ蓄積サーバ機能
以下のOS上で、64ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows Server 2016(64-bit)
- Windows Server 2012 R2(64-bit)
- Windows Server 2012(64-bit)

(注)データ加工サーバ機能はWindows Server 2016(64-bit)をサポートしていません。
Windows Server 2016(64-bit)を希望する場合は、弊社営業/SEにお問合せください。

(2) データベースクライアント機能
以下のOS上で、64ビットアプリケーションとして、またはWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows Server 2016(64-bit)
- Windows Server 2012 R2(64-bit)
- Windows Server 2012(64-bit)
- Windows Server 2008 R2(64-bit)
- Windows Server 2008(64-bit)

(3) データ加工クライアント機能
以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows Server 2012 R2(64-bit)
- Windows Server 2012(64-bit)

(4) データ連携クライアント機能
以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows Server 2016(64-bit)
- Windows Server 2012 R2(64-bit)
- Windows Server 2012(64-bit)
- Windows Server 2008 R2(64-bit)
- Windows Server 2008(64-bit)

注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


2. Windows デスクトップOS (64-bit)上での動作

本商品は、機能やOSごとに動作モードが異なりますので注意が必要です。

(1) データベースクライアント機能
以下のOS上で、64ビットアプリケーションとして、またはWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows 10(64-bit)
- Windows 8.1(64-bit)
- Windows 7(64-bit)

(2) データ加工クライアント機能
以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows 10(64-bit)
- Windows 8.1(64-bit)
- Windows 7(64-bit)

(3) データ連携クライアント機能
以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows 10(64-bit)
- Windows 8.1(64-bit)
- Windows 7(64-bit)

(4)データ蓄積クライアント機能
以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、64ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows 10(64-bit)
- Windows 8.1(64-bit)
- Windows 7(64-bit)

注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


3. Intel64環境での動作について

本商品のデータベースクライアント機能は、以下のディストリビューションの環境で、64ビットモードまたは32ビット互換モードで動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)


4. 仮想化環境での利用について

(1) DWHサーバ、情報活用システム(データベースクライアント)

以下の仮想化機能は、DWHサーバが停止している場合に利用可能です。
・VMwareのvMotion、クローニング
・Linux仮想マシンのライブマイグレーション、クローニング

なお、以下の仮想化機能は、DWHサーバでは利用できません。
・VMwareのHigh Availability

(2) データ加工クライアント、データ連携エージェント

・VMwareのHigh Availabilityについては、切り替え発生時に動作中であった操作(分析フローの更新、実行など)を、切り替え後に再実行しなければならない場合があります。
・Linux仮想マシンのライブマイグレーションは、DWHサーバが停止している場合に利用可能です。


5. 組込み製品について

本商品は以下の製品を組み込んでいます。
それぞれの製品の留意事項は、各ソフトウェア・ガイド(留意事項)にてご確認ください。

・Enterprise Postgres Standard Edition 9.6
・Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1
・Interstage Information Integrator Standard Edition V11.3.0

各製品のサーバ機能は、同一のDWHサーバにのみインストールできます。


6. インストールについて

本商品で提供するDVDのインストールにはDVDドライブユニットが必要です。
DVDドライブユニットが搭載されていないマシンの場合は、別途手配が必要です。
なお、DVDドライブユニットが搭載できない場合は、以下の方法でインストールしてください。

・Linuxの場合
DVDドライブユニットが搭載されているサーバのDVDドライブをNFSにてマウントし、ネットワーク経由でインストールしてください。

・Windowsの場合
DVDドライブユニットが搭載されているサーバのDVDドライブをネットワークドライブとして割り当て後、ネットワーク経由でインストールしてください。


7. サポート期間について

本商品のサポート期間は、富士通製ミドルウェア製品の基本的な考え方と異なります。
本商品のサポート期間の詳細については、関連URLの「お客様向けURL」の「FUJITSU Software(Symfoware Analytics Server)」を参照してください。


8. データ蓄積サーバの構成について

データ蓄積サーバはスケールアウト構成を利用できません。


9. データ蓄積機能について

データ蓄積機能を使用する場合、以下の留意事項があります。
詳細情報については、弊社営業/SEにお問い合わせください。

○データ蓄積サーバの構成について
データ蓄積サーバはスケールアウト構成を利用できません。

○EM64T/Intel64環境での動作について
本商品は、以下のディストリビューションの環境で、64ビットモードで動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 7

○文字コードについて
データ蓄積サーバに格納するファイル(CSV/XML形式)の文字コードは、UTF-8である必要があります。

○データの高圧縮について
fjcx圧縮方式の圧縮率はデータの内容に左右されます。また、zip圧縮方式より格納に時間を要する場合があります。


10. 旧版との差異

V12.3.0より、以下のOSはサポート対象外となります。

[DWHサーバ]
- Windows Server 2008 R2(64-bit)

[情報活用システム(データベースクライアント)]
- Windows 8(64-bit)
- Windows 8
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)

[データ加工クラアイント]
- Windows Server 2008 R2(64-bit)
- Windows 8(64-bit)
- Windows 8

[データ連携クラアイント]
- Windows 8(64-bit)
- Windows 8

[データ連携エージェント]
- Windows Server 2008 R2(64-bit)

[データ蓄積クライアント]
- Windows 8(64-bit)


11. 排他ソフトウェアについて

本商品の排他ソフトウェアに関する情報は、マニュアルの「インストールガイド」をご覧ください。
マニュアルについては、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software(マニュアル)」を参照してください。

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