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2021年 10月 現在

FUJITSU Software
Symfoware Server Lite Edition V11.1.0

本商品は、企業や社会システムの根幹である業務システムを安定稼働させることにフォーカスし、お客様に揺るぎない「高信頼」、「高性能」、「安心」を提供するリレーショナルデータベースです。
本Editionは、ミッション・クリティカルな分野で豊富な採用実績をもつSymfowareのエンジンに富士通の独自技術であるスマートソフトウェアテクノロジーを搭載し、導入・運用のしやすさを追求したデータベースです。中小規模向けに型決めしたデータベースを最適化しているため、技術者不在のシステムでもミスがないスマートなオペレーションで導入・運用できます。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Cloud Service S5

  • クライアント(他プラットフォームについては留意事項参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

適応OS 概要

  • サーバ
    Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003

  • クライアント(他プラットフォームについては留意事項参照)
    Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista / Windows XP

機能説明

1. スマートセットアップ

(1) スマートセットアップ
インストール時に、データベースシステムの構築に必要な動作環境の作成および運用パラメタの設定など、Symfowareシステムの環境セットアップを自動的に行います。これにより、製品インストール後、すぐにSymfowareの機能を利用することができます。

(2) デフォルトデータベーススペース
インストール時にデータベースの格納領域として、デフォルトデータベーススペースを自動的に確保します。デフォルトデータベーススペースを利用して、表単位の運用操作ができます。また、運用中にデータベーススペースの容量が不足した場合、自動的に容量拡張を行うことができます。
これにより、導入時の見積りや容量不足に対する運用への影響が軽減されます。


2. データベース操作支援ツール

(1) データベース運用支援ツール
WebAdminにより、使用するサーバのプラットフォームに関係なく、WebブラウザのGUI操作で、データベースのバックアップ、リカバリ、状態監視といったデータベース運用操作ができます。

(2) データベース構築支援ツール
WebDBtoolsにより、デフォルトデータベーススペース上の表の作成をブラウザのメニューから容易に行うことができます。また、データベースの内容確認やメンテナンスをはじめ、データ内容の更新、削除や追加、データベースの検索までWebブラウザから操作できます。


3. 高性能なデータベース処理

(1) 64ビット論理空間対応
64ビットアプリケーションとして動作させる場合、64ビット論理空間を効率的に使用することによりデータベースのバッファキャッシュサイズを拡大し、OLTPやデータベース検索の性能を32ビット版より向上させています。

(2) 多数クライアントに対する高速なアクセス性能を実現
ステージング・コントロール(ディスパッチ・オーバヘッドの最小化技術)の技術により、多クライアントに対しても高速なアクセスが可能となります。

(3) マルチバージョニング機能(コミットデータ即時読込み)
データベースの同一行に対し、参照要求と更新要求が競合した場合に、更新前と更新後のデータを二重に保持することによって、データの処理効率を向上させることができます。参照要求には、直近のコミット済みデータを参照させながら更新要求を処理することで、処理の同時走行を可能にしています。これにより、排他待ちを意識せずに参照業務アプリケーションを開発することができます。


4. 高信頼なシステム運用

(1) 性能情報の表示/分析
パフォーマンスモニタ機能により、Symfoware Serverの持つリソースの各種統計情報を採取、表示します。
運用中に問題が発生しても、問題が発生したSQL文の特定、調査、分析が行えます。
また、Systemwalker Service Quality CoodinatorおよびInterstage Application Serverと連携し、性能問題が発生しているアプリケーションを容易に特定することができます。

(2) Interstageとの連携強化
Interstage Application Serverと連携し、Interstageのコネクションプーリングが使用でき、自動再接続機能などInterstageの豊富な機能が利用可能となります。また、データソースの定義登録の手番を大幅に削減します。

(3) XAインタフェース
トランザクションモニタとの連携インタフェース (XAインタフェース) を提供します。


5. ネットワークコンピューティング技術への対応

(1) SQL/XML対応
Symfowareに格納されたXMLデータに対して、柔軟に検索できる機能を提供します。
SQLインターフェースでXML検索が行えるようになることで、XMLデータの内容だけでなく、RDBの別カラムのデータを検索条件として指定することが可能になります。

(2) インターネット/イントラネットにおけるデータベース連携
Interstage Application Serverと連携し、基幹システムをWebで構築したり、既存システムをWebシステムと密接に連携させることができます。

(3) オープンネットワークでの情報流通
Javaプログラムから、データベースをアクセスするためのAPI「JDBC 4.0」に対応しており、JDBC APIを経由してデータベースサーバに接続する機能を提供します。
また、パソコン上の他ソフトベンダ製のパッケージを含むさまざまなツールと連携するための、.NET Data ProviderやODBCなどの標準的な連携インタフェースを提供します。

システム/機能構成図

システム構成図

新規機能

V11.0.0からV11.1.0の機能強化項目は、以下のとおりです。

1. Symfoware .NET Data ProviderのVisual Studio連携強化

Symfoware .NET Data ProviderでVisual Studio連携機能を強化します。Visual Studio連携機能は、以下の機能に対応します。
・データベースアクセス用のソースコード・SQL文をTable AdapterとしてGUIで自動生成
・サーバエクスプローラ経由のデータベースオブジェクトをGUIで即時参照・操作
・SQL構文のSQL Serverとの互換機能


2. Symfoware .NET Data ProviderのTransactionScope機能

Symfoware .NET Data ProviderでTransactionScope機能に対応します。TransactionScope機能は、アプリケーションの中で、任意かつ複数のデータソースへの接続でのデータ操作を1つのトランザクションで行う機能です。


3. ODBCの64ビット化

64ビットアプリケーション用のODBCデータソースが利用可能となりました。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・マニュアルについては購入方法を参照してください。

商品体系

【メディア】
・Symfoware Server Lite Edition メディアパック V11.1.0
・Symfoware Server Lite Edition メディアパック(64bit) V11.1.0

【ライセンス】
・Symfoware Server Lite Edition プロセッサライセンス (1年間24時間サポート付) V11
・Symfoware Server Lite Edition クライアントライセンス (1年間24時間サポート付) V11

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. エディションの選択について

(1) 適用ハードウェアの制限について
Symfoware Server Lite Editionは、使用する物理的なプロセッサ数により利用が制限されます。
・Symfoware Server Lite Edition:使用する物理的なプロセッサ数が2プロセッサまでに限定。
・Symfoware Server Standard Edition:使用する物理的なプロセッサ数が2プロセッサまでに限定。
・Symfoware Server Enterprise Edition:使用する物理的なプロセッサ数の制限はありません。

(2) Symfoware Server のエディションごとの機能差について
Symfoware Serverのエディションごとの機能差の概要を下表に示します。

エディション別機能差一覧

エディション別機能差一覧を表で説明します。

2. メディアパックの種類について

本商品には、2種類のメディアパックがあります。動作OSによりメディアパックが異なりますので注意が必要です。

(1) Symfoware Server Lite Edition メディアパック V11.1.0
以下のOS上で32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows Server 2003
- Windows Server 2003 x64 Editions (注)
- Windows Server 2008
- Windows Server 2008(64-bit) (注)
- Windows Server 2008 R2(64-bit) (注)
- Windows Server 2012(64-bit) (注)
- Windows Server 2012 R2(64-bit) (注)
(注):WOW64(Windows 32-bit On Windows 64-bit)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作

(2) Symfoware Server Lite Edition メディアパック(64bit) V11.1.0
以下のOS上で64ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows Server 2003 x64 Editions
- Windows Server 2008(64-bit)
- Windows Server 2008 R2(64-bit)
- Windows Server 2012(64-bit)
- Windows Server 2012 R2(64-bit)


3. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(DVD)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途、ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。
バージョンアップ/レベルアップおよび、32ビット商品と64ビット商品間での切り替えを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


4. ライセンスについて

本製品には、プロセッサライセンスとクライアントライセンスの2種類のライセンス形態があります。いずれかを選択の上購入してください。
この2つのライセンス形態の間に移行パスはありません。購入にあたっては十分な検討が必要です。

【プロセッサライセンス】
プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて必要となるライセンスです。
本商品を購入する場合、使用する物理的なプロセッサ数分のプロセッサライセンスを購入してださい。

【クライアントライセンス】
クライアントライセンスは、データベース・サーバに同時接続するクライアント1つあたり1本購入が必要です。
ある時点で同時に接続する最大のクライアント数分の購入が必要となります。
クライアント数は、データベース・サーバにアクセスする利用者、端末、アプリケーションなどの数を基準にして計算します。

なお、サーバに搭載するプロセッサ数は2に限定されていますが、必要最低限のクライアント数は、コア数により変動します。必要最低限のクライアント数以上のクライアントライセンスの購入が必要となります。
必要最低限のクライアント数は以下の計算式で求めます。

・(5×搭載プロセッサ数(注1))クライアント

(注1)マルチコアプロセッサが搭載されている場合、上記式中の『搭載プロセッサ数』とはコアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)になりますのでご注意下さい。

(例)
1. シングルコアのプロセッサを1つ搭載したPRIMERGYに対し、10台の端末から最大同時接続数が7台の場合

・必要最低クライアント数の算出
5×1(プロセッサ数) =5

最大同時接続数が必要最低クライアント数以上であるため、7のクライアントライセンスを購入する必要があります。

2. インテル Xeon プロセッサー(4コア)を1つ搭載したPRIMERGYに対し、10台の端末から最大同時接続数が7台の場合

・必要最低クライアント数の算出
5×(4(コア数)×0.5(コア係数(注2))×1(プロセッサ数)) =10

最大同時接続数は7ですが、必要最低クライアント数が10であるため、10のクライアントライセンスを購入する必要があります。

(注2)マルチコアプロセッサにおける係数は、2011年4月現在のものです。最新のコア係数については、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


5. ダウングレード使用について

本商品のライセンスを購入することにより、本商品の旧バージョンを使用する権利を得ることができます(以降、「ダウングレード使用」と呼びます)。
「ダウングレード使用」を適用する際には、旧バージョン商品のインストール媒体をお客様が既に購入されていることが前提となります。
購入が必要なライセンス数については、本商品のライセンス購入方法に従ってカウントします。
なお、本商品と旧バージョン商品を同時に使用することはできません。
また、本商品の次バージョン以降を使用する権利はありません。

「ダウングレード使用」可能な旧バージョン商品は、以下のとおりです。
- Symfoware Server Lite Edition V10


6. ターミナルサーバで運用する場合のクライアントライセンスの購入方法

Windows Server 2003 ターミナルサーバー(Citrix MetaFrameまたはCitrix Presentation ServerまたはCitrix XenAppを導入した場合も含む)を介して、サーバにログインしている台数を基準にして計算され、ある時点で同時にサーバへ接続する最大のクライアント数分のクライアントライセンスを購入してください。クライアントライセンスでのライセンスのカウント方法は、「ライセンスに関する購入方法」をご参照ください。プロセッサライセンスの場合は、クライアント接続が無制限に許可されているため、クライアントライセンスの購入は不要です。


7. V10からのバージョンアップ

V10の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新バージョン/レベルを提供いたします。また、32ビット商品と64ビット商品間での切り替えも可能です。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新バージョン/レベル商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SEにお問合せください。


8. オンラインマニュアルについて

本商品には、以下のオンラインマニュアルが添付されています。
・Symfoware Server マニュアルの読み方
・Symfoware Server データベース簡単運用ガイド
・Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(共通編)
・Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)
・Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
・Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)
・Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(.NET Data Provider編)
・Symfoware Server SQLTOOLユーザーズガイド
・Symfoware Server チューニングガイド
・Symfoware Server コマンドリファレンス
・Symfoware Server SQLリファレンス
・Symfoware Server XQueryリファレンス
・Symfoware Server Java APIリファレンス
・Symfoware Server メッセージ集
・Symfoware Server トラブルシューティング集(データベース簡単運用編)
・Symfoware Server 用語集

関連ソフト

1. WebAdmin/WebDBtoolsを利用する場合

・Internet Explorer 6.0/7.0/8.0/9.0/10(注)

(注) Internet Explorer 10は、デスクトップ版で利用可能です。
Internet Explorer 10は、以下のOSで利用可能です。
- Windows Server 2012
- Windows 8


2. 性能情報を表示/分析する場合

・Systemwalker Service Quality Coodinator V13.2.0以降


3. 文字コードの変換、外字を流通させる場合

以下の環境の場合は、下記のいずれかの製品をインストールする必要があります。

〔環境〕
・データベースに格納する文字列データの文字コード系とアプリケーションのホスト変数に使用する文字コード系が異なっており、かつ、サーバ側で文字コード変換を行う場合
・アプリケーションのホスト変数に使用する文字コード系がシフトJISコードでない場合
・Windowsの外字と他システム(Solaris,Linux等)の外字を流通させる場合

〔製品〕
・Interstage Charset Manager Standard Edition V6.0/V7.0/V8/V9
・Interstage Charset Manager Standard Edition Agent V6.0/V7.0/V8/V9
・SystemWalker/CharsetMGR-M SE V5.0/V5.1/V10.0
・SystemWalker/CharsetMGR-A SE V5.0/V5.1/V10.0


4. SQL埋込みC/COBOLのアプリケーションの開発をする場合

SQL埋込みCのアプリケーションを開発する場合、以下のいずれかが必要になります。
・Visual C++ .NET2002 / .NET2003 / 2005 / 2008 / 2010 / 2012(Windowsで開発する場合)(注)
・Cコンパイラ (Linux OS製品で提供されているもの。Linuxで開発する場合)
・Sun Studio 9~12(Oracle Solarisで開発する場合)

注:Visual C++ はVisual Studioに含まれています。

SQL埋込みCOBOLのアプリケーションを開発する場合、以下のいずれかが必要になります。

〔PRIMERGY-Windowsの場合〕
・NetCOBOL Enterprise Edition(64bit) V10.1.0以降
・NetCOBOL Standard Edition(64bit) V10.3.0以降
・NetCOBOL Base Edition(64bit) V10.3.0以降
・NetCOBOL Enterprise Edition V9.0以降
・NetCOBOL Professional Edition V7.0以降
・NetCOBOL Standard Edition V7.0以降
・NetCOBOL Base Edition V7.0以降
・NetCOBOL Enterprise Edition for .NET V3.0以降
・NetCOBOL Standard Edition for .NET V2.0以降
・NetCOBOL Base Edition for .NET V1.0以降

〔PRIMERGY-Linuxの場合〕
・NetCOBOL Enterprise Edition(64bit) V10.1.0以降
・NetCOBOL Standard Edition(64bit) V10.3.0以降
・NetCOBOL Base Edition(64bit) V10.3.0以降
・NetCOBOL Enterprise Edition(64bit) V10.1.0以降
・NetCOBOL Enterprise Edition V7.3
・NetCOBOL Standard Edition V7.2以降
・NetCOBOL Base Edition V7.0以降

〔Oracle Solarisの場合〕
・NetCOBOL Enterprise Edition V9.0以降
・NetCOBOL Professional Edition 7.x以降
・NetCOBOL Standard Edition 7.x以降
・NetCOBOL Base Edition 7.x以降

〔PRIMEQUEST 3000/2000/1000シリーズ-Windowsの場合〕
・NetCOBOL Enterprise Edition(64bit) V10.1.0以降
・NetCOBOL Standard Edition(64bit) V10.3.0以降
・NetCOBOL Base Edition(64bit) V10.3.0以降
・NetCOBOL Enterprise Edition V10.1.0以降
・NetCOBOL Professional Edition V10.1.0以降
・NetCOBOL Standard Edition V10.1.0以降
・NetCOBOL Base Edition V10.1.0以降
・NetCOBOL Enterprise Edition for .NET V4.0以降
・NetCOBOL Standard Edition for .NET V4.0以降
・NetCOBOL Base Edition for .NET V4.0以降

〔PRIMEQUEST 3000/2000/1000シリーズ-Linuxの場合〕
・NetCOBOL Enterprise Edition(64bit) V10.1.0以降
・NetCOBOL Standard Edition(64bit) V10.3.0以降
・NetCOBOL Base Edition(64bit) V10.3.0以降
・NetCOBOL Enterprise Edition V7.3以降
・NetCOBOL Standard Edition V7.3以降
・NetCOBOL Base Edition V7.3以降


5. Javaアプリケーションを開発する場合

・Java2 SDK 1.3.1以降(注1)
(注1) Interstageに同梱されているJava2 SDKのみ動作可能です。

(Windowsで開発する場合)
Windows Server 2008(64-bit)、Windows Server 2008 R2(64-bit)、Windows Server 2012(64-bit)またはWindows Server 2012 R2(64-bit)の場合、以下のバージョンが使用可能です。
富士通製のJDK:5.0 Update 13以降
Windows Server 2003 x64 Editionsにおいて、64ビットで動作させる場合、以下のバージョンが使用可 能です。
富士通製のJDK:1.4.2_16、5.0 Update 13以降
Windows Vista(R))、Windows(R) 7、Windows(R) 8またはWindows(R) 8.1の場合、以下のバージョンが使用可能です。
富士通製のJDK:1.4.2_14以降

IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK5.0以降が必要です。

(Linuxで開発する場合)
Red Hat Enterprise Linux 5の場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstageに同梱されているJDK:5.0 Update 10以降
Red Hat Enterprise Linux 6の場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstageに同梱されているJDK:5.0 Update25以降および6.0 Update21以降

IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK1.4以降が必要です。

(Oracle Solarisで開発する場合)
Solaris 10の場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstageに同梱されているJDK:1.4.2_08以降
Solaris 11の場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstageに同梱されているJDK:5.0以降

IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK1.4以降が必要です。


6. .NETアプリケーションを開発する場合

Symfoware Serverは、Microsoft社が提唱するADO.NETに準拠したデータベースアクセスコンポーネント.NET Data Providerを提供しています。
アプリケーションの開発および運用には、以下の環境が必要です。
・.NET Framework 2.0/3.0/3.5/4.0/4.5/4.5.1/4.5.2
・Visual Studio 2005/2008/2010/2012

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. Windows サーバOS (64-bit)上での動作

メディアパックとOSの組み合わせにより動作が異なります。詳細は購入方法の「メディアパックの種類について」を参照ください。


2. クライアント適応機種/適応OSについて

(1) 本資料冒頭のクライアント適応機種 / 適応OSの他に以下にも適応します。
【適応機種】
PRIMEPOWER
SPARC Enterprise
SPARC M

【適応OS】
Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)
Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)
Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
Oracle Solaris 11
Oracle Solaris 10
Solaris 9 OS

(2) 64bitOSでの動作について
【Windowsの場合】
以下のOS上で、64ビットアプリケーションとして、またはWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows Server 2012(64-bit)
- Windows Server 2012 R2(64-bit)
- Windows Server 2008(64-bit)
- Windows Server 2008 R2(64-bit)
- Windows Server 2003 x64 Editions
- Windows 8(64-bit)
- Windows 8.1(64-bit)
- Windows 7(64-bit)

注:Windows 32-bit On Windows 64-bit

【Linuxの場合】
以下のディストリビューションの環境では、64ビットモードまたは32ビット互換モードで動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)


3. Windows Vista、Windows 7、Windows 8およびWindows 8.1利用時の留意事項

クライアントをWindows Vista、Windows 7、Windows 8およびWindows 8.1に適用する場合、以下の留意事項があります。

【インストール】
[現象]
・インストール時CDを入れてもオートランでインストーラが起動しない
[対処]
マニュアル記載[オートランが動作しないときの代替操作]を参照して、実行してください。

[現象]
・Symfowareクライアント機能のインストーラー起動時に、ユーザーアカウント制御の確認ダイアログが表示される。
[対処]
ダイアログ上の[許可]ボタンをクリックして先に進んでください。

【セットアップ】
[現象]
・JDBCデータソース登録ツールの起動時に、Javaコマンド[java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool]を実行したコマンドプロンプトに[OS:Windows NT(unknown)]と表示される。
[対処]
特になし。

[現象]
・コントロールパネルからODBCデータソースアドミニストレータを起動した時に、ユーザーアカウント制御の確認ダイアログが表示される。
[対処]
ダイアログ上の[続行]ボタンをクリックして先に進んでください。

【運用】
[現象]
・JIS3/4水準の文字を、SJISまたはEUCのデータベースに挿入する場合は、コード変換エラーになります。
[対処]
UNICODEのデータベースを利用してください。

[現象]
・JIS4水準の4バイト文字を、NCHAR型に挿入する場合は、コード変換エラーになります。
[対処]
CHAR型を利用してください。


4. ターミナルサービス運用時の留意事項

クライアント機能を、Windows 2000 Server ターミナルサービス、Windows Server 2003 ターミナルサーバー、Windows Server 2008 ターミナルサーバー(Citrix MetaFrameまたはCitrix Presentation ServerまたはCitrix XenAppを導入した場合も含む)で動作させる場合には、インストールモードを利用してターミナルサーバにインストールする必要があります。


5. SQL埋込みホストプログラムについて

本商品では、アプリケーションにSQL文を埋め込んでデータベース操作を行うSQL埋込みホストプログラムを開発できます。対象となるホスト言語はC言語および、COBOL言語です。


6. 排他ソフトウェアについて

(1)Symfoware Serverの他のエディションおよびオプション製品について
・異なるエディションのSymfoware Serverを共存させることはできません。

・以下のオプション製品を同じマシンにインストールすることはできません。
Symfoware Server Connection Manager 全バージョンレベル
Symfoware Server Advanced Backup Controller 全バージョンレベル

(2)本製品と同じマシンにインストールできない製品について
・本製品と以下の製品は、同じマシンにインストールできません。
SystemWalker/StorageMGRシリーズ 全バージョンレベル
Interstage CollaborationRingシリーズ 全バージョンレベル
Interstage List Worksシリーズ V7.0L10以降
Internet Navigwareシリーズ V8.0L10以降
Interstage Business Application Server Standard Edition 全バージョンレベル
Interstage Service Integrator Enterprise Edition 全バージョンレベル
Systemwalker IT Transition Manager 全バージョンレベル
Systemwalker IT Change Manager 全バージョンレベル
Systemwalker Runbook Automation 全バージョンレベル
Interstage XML Business Activity Recorder 全バージョンレベル

(3)本製品と他製品のインストール順番に関する注意事項について
・本製品がインストールされている場合、以下の製品はインストールできません。
Systemwalker Centric Managerシリーズ V5.0L10以降(注1)
Systemwalker Desktopシリーズ V12.0以降(注2)
Softek AdvancedCopy Managerシリーズ V10.0L20以降(注3)
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 13.0以降(注3)

(注1)運用管理サーバとしてインストールする場合
(注2)管理サーバ、ログアナライザサーバ、ライセンス配信サーバとしてインストールする場合
(注3)AdvancedCopy Managerのマネージャ機能(Storage管理サーバ)をインストールする場合

・以下の製品がインストールされている場合、本製品はインストールできません。
Systemwalker Centric Managerシリーズ V5.0L10以降(注4)
Systemwalker Desktopシリーズ V12.0以降(注5)
Softek AdvancedCopy Managerシリーズ V10.0L20以降(注6)
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 13.0以降(注6)
SystemWalker/PerfMGRシリーズ V10.0以降
Interstage Information Integrator 全バージョンレベル
Interstage Data Collector V6.0L10以降
InterAPLINK V2.0L10以降
Interstage List Managerシリーズ V7.0L10以降
SUCCESS SERVERシリーズ 全バージョンレベル
TRADEMASTER 全バージョンレベル

(注4)運用管理サーバとしてインストールされている場合
(注5)管理サーバ、ログアナライザサーバ、ライセンス配信サーバとしてインストールされている場合
(注6)AdvancedCopy Managerのマネージャ機能(Storage管理サーバ)がインストールされている場合


7. ネットワーク通信(IPv4/IPv6)を利用する場合の留意事項

ユニキャストでは、ユニークローカルアドレス(IPv6のみ)、リンクローカルアドレス、ループバックアドレスは使用できません。また、マルチキャストも使用できません。


8. インストールについて

本製品はDVDで提供されます。
インストールにはDVDドライブユニットが必要です。
DVDドライブユニットが搭載されていないマシンの場合は別途手配が必要です。
なお、DVDドライブユニットが搭載できない場合は、以下の方法でインストールしてください。
・Linux/Solarisの場合
DVDドライブユニットが搭載されているサーバ(PRIMEQUEST、PRIMERGYまたはSPARC Enterprise等)のDVDドライブをNFSにてマウントし、ネットワーク経由でインストールしてください。
・Windowsの場合
DVDドライブユニットが搭載されているサーバ(PRIMEQUEST、PRIMERGYまたはFMV等)のDVDドライブをネットワークドライブとして割り当て後、ネットワーク経由でインストールしてください。


9. サポートOSについて

本バージョンより以下のOSはサポート対象外となります。
クライアント
・Red Hat Enterprise Linux AS(v.4 for EM64T)
・Red Hat Enterprise Linux AS(v.4 for x86)
・Red Hat Enterprise Linux AS(v.4 for Itanium)
・Red Hat Enterprise Linux 5(for Intel Itanium)


10. FUJITSU Cloud Service S5利用時の留意事項

・以下の機能は利用できません。
- Symfoware Server Connection Manager機能
・オンデマンド仮想システムサービスの制約からローデバイスは使用できません。
・富士通製ミドルウェアの特定の機能を使用する場合に必要となるソフトウェアについては、オンデマンド仮想システムサービス上でのサポート状況と「Symfoware Server データベース簡単運用ガイド」の「付録D インストールおよびセットアップ前の準備と注意事項」にある「D.1.2 関連ソフトウェア」を確認して使用してください。
・仮想マシンのタイプは、スタンダードタイプ 以上を推奨します。


11. 仮想化環境で利用する場合の留意事項

(1) Hyper-Vを利用する場合
-以下の機能は、利用できません。
・ライブマイグレーション機能
・クイックマイグレーション機能
・Hyper-Vレプリカ機能
・インポート/エクスポート機能

(2) VMwareを利用する場合
-以下の機能は、利用できません。
・DR機能
・FT機能
-以下の機能は、データベースが停止している場合に利用可能です。
・vMotion機能
・クローニング機能

(3) Linux仮想マシン機能を利用する場合
-以下の機能は、データベースが停止している場合に利用可能です。
・ライブマイグレーション機能
・クローニング機能

関連URL

お客様向けURL