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2021年 6月 現在

FUJITSU Software
Interstage Studio Standard-J Edition V12.2.0

本商品は、Interstage Application Server V12で運用するJava/Java EE/J2EEアプリケーションを開発するためのJava統合開発環境です。本商品を利用することで、これらアプリケーションを効率的に開発することができます。

購入について

適応機種 概要

  • クライアント
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Cloud Service S5 / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

適応OS 概要

  • クライアント
    Windows Server 2019(64-bit) / Windows Server 2016(64-bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows 10(64-bit) / Windows 10 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 7(64-bit) / Windows 7

機能説明

1. Java統合開発環境

Javaによる業務アプリケーション開発を統合的に支援する開発環境を提供します。

(1) 業界標準ユーザビリティ採用のワークベンチ
オープンソースのEclipseプラットフォームをベースにしたワークベンチを提供します。

(2) Javaアプリケーション/Webアプリケーション開発支援
インターネット環境を活用した業務システム構築のために、Applet、Servlet/JSPを利用したWebアプリケーション開発支援機能を提供します。また、Javaコンポーネント部品を利用して、グラフィカルにJavaBeans、Appletの開発が行えます。

(3) EJB(Enterprise JavaBeans)開発支援
Javaサーバコンポーネントモデル(EJB)に基づいたコンポーネント(Enterprise Beans)の開発をウィザードを利用して容易に作成するための開発支援機能を提供します。

(4) Webサービスアプリケーション開発支援
Webサービスアプリケーションの開発支援機能を提供します。テスト時および運用時の自動配備により、効率的な開発を支援します。

(5) Java EE準拠Webアプリケーション開発支援
Java EE 7/6およびJ2EE 1.4準拠のWebアプリケーションの開発支援機能を提供します。


2. コンポーネント部品の利用と開発機能

汎用的なコンポーネント部品として流通しているJavaBeansを利用できます。また、ボタン、ラベル、フレームおよびダイアログなどのJavaアプリケーションのGUIを実現するコンポーネント部品を提供します。


3. EJB/Webサーバへのアプリケーション資産の配布

Interstage Application Serverと連携し、EJB/Webアプリケーション資産を容易な操作ビューで展開できる開発環境を提供します。


4. サーバテスト実行機能

サーバアプリケーションを開発環境と同一のマシン環境(スタンドアロン環境)でテスト実行し、効率的にテスト/デバッグできる機能を提供します。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図

新規機能

V12.1.0からV12.2.0の機能強化項目は以下のとおりです。

1. Interstage Application Server V12.2.0対応

Interstage Application Server V12.2.0に対応し、Interstage Application Server V12.2.0で運用するJava/Java EE/J2EEアプリケーションの開発機能を提供します。


2. サポートデータベースの拡大

以下のデータベースに対応しました。
・Enterprise Postgres 10
・Enterprise Postgres 11
・Symfoware Server V12.4
・Oracle Database 18c
データベース連携機能の使用により、これらデータベースを使用するアプリケーションの開発が容易にできます。


3. サポートOSの拡大

Windows Server 2019に対応しました。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Interstage Studio オンラインマニュアル

商品体系

・Interstage Studio Standard-J Edition メディアパック (32bit) V12.2.0
・Interstage Studio Standard-J Edition 1ライセンス (1年間24 時間サポート付) V12
・Interstage Studio Standard-J Edition 5ライセンス (1年間24 時間サポート付) V12
・Interstage Studio Standard-J Edition 20ライセンス (1年間24 時間サポート付) V12

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(DVD)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途、ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。バージョンアップ/レベルアップを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


2. ライセンスについて

本商品は、コンピュータ1台毎に1ライセンスを購入してください。複数台のコンピュータに適用する場合は、各ライセンスを組み合わせて購入することができます。


3. リモートデスクトップサービス運用時の購入方法について

Windows Server 2019 / Windows Server 2016 / Windows Server 2012 R2 / Windows Server 2012のリモートデスクトップサービスで本商品を利用する場合、同時に利用するクライアント台数分のライセンスを購入してください。


4. 利用機能に応じたクライアント運用パッケージ商品の購入について

Interstage Studio Standard-J Editionを利用したアプリケーション開発において、必要となるクライアント運用パッケージ商品について以下に示します。

利用機能に必要なクライアント運用パッケージ商品

利用機能に必要なクライアント運用パッケージ商品

5. V7.0以降の旧商品からのバージョンアップ/レベルアップについて

下記商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新バージョン/レベルを提供いたします。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、最新バージョン/レベル商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SEにお問合せください。
・Interstage Application Server Plus Developer V7.0
・Interstage Apworks Standard-J Edition V8
・Interstage Studio Standard-J Edition V9
・Interstage Studio Enterprise Edition V9
・Interstage Studio Standard-J Edition V10
・Interstage Studio Standard-J Edition V11
・Interstage Studio Standard-J Edition V12


6. 旧商品からのバージョンアップについて

5項に記載がない商品については、弊社営業/SEにお問い合わせください。

関連ソフト

開発したアプリケーションを実行する場合

(1) サーバアプリケーション
・Interstage Application Server Standard-J Edition V12
・Interstage Application Server Enterprise Edition V12
・Interstage Business Application Server Standard Edition V12
・Interstage Business Application Server Enterprise Edition V12

(2) クライアントアプリケーション
・Interstage Studio クライアント運用パッケージ V12

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. Windows サーバOS (64-bit)上での動作

本商品は、以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows Server 2019 (64-bit)
- Windows Server 2016 (64-bit)
- Windows Server 2012 R2 (64-bit)
- Windows Server 2012 (64-bit)

注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


2. Windows デスクトップOS (64-bit)上での動作

本商品は、以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows 10 (64-bit)
- Windows 8.1 (64-bit)
- Windows 7 (64-bit)

注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


3. Service Packの適用について

以下のOSの場合、Service Packの適用が必要です。
- Windows 7 Home Premium Service Pack 1
- Windows 7 Professional Service Pack 1
- Windows 7 Enterprise Service Pack 1
- Windows 7 Ultimate Service Pack 1


4. 接続可能なデータベース

接続可能なデータベースは、開発したアプリケーションを運用する実行環境商品やその適用OS、使用する機能により異なります。詳細については、使用する実行環境商品(Interstage Application Server V12、またはInterstage Business Application Server V12)のソフトウェアガイドを参照してください。


5. JDKについて

本商品には、JDK8、JDK7が添付されています。
JDKにより、開発可能なアプリケーションに以下の相違があります。

使用するJDKによるサポート機能の相違

JDKによる開発可能なアプリケーションおよび機能の相違を説明

6. ブラウザについて

以下のWebブラウザに対応しています。
・Windows Internet Explorer 11(注1)
・Windows Internet Explorer 10(注1)
・Microsoft Edge(注2)

注1:デスクトップ用Internet Explorerでの利用が可能です。
注2:JBKプラグインによるアプレットの実行はできません。


7. サーバテスト実行機能について

(1) 本商品にはInterstage Application Server機能が組み込まれていますが、本商品で開発したアプリケーションをスタンドアロン環境でテスト/デバッグする用途においてのみ使用いただけるものです。この機能を使用した実運用はできません。実運用の場合は、別途、関連ソフト「開発したアプリケーションを実行する場合」に記載した商品が必要です。

(2) 本商品で開発したアプリケーションをスタンドアロン環境でテスト/デバッグする場合、以下の機能は使用できません。以下の機能は、別のサーバマシンに Interstage Application Serverをインストールすることでテスト可能です。
・サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナを別のサーバマシンに配備する機能
・他のクライアントマシンからのリモートアクセス機能

(3) デフォルトで動作するJVM はClientVMです。ServerVMでの動作はサポートしていません。


8. 一部適応OSにおけるサポート対象外の機能について

Windows 10 Home、Windows 8.1(注)、Windows 7 Home Premiumでは、以下の機能をサポートしていません。
・サーバテスト実行機能

(注)Windows 8.1 Pro、Windows 8.1 Enterpriseでは、上記機能をサポートしています。


9. IPv6対応の注意点

本製品は、IPv6/IPv4デュアルスタックだけをサポートしています。IPv4を無効にした場合の運用はサポートしていません。
ワークベンチの以下の機能はIPv4環境だけをサポートしています。
- [サーバ]ビュー
- Javaアプリケーションのリモートデバッグ
- IJServerクラスタ、Interstage Java EE 7 DASサービス、IJServer、Interstage Java EE 6 DASサービスのデバッグ


10. JIS2004文字の対応について

・ワークベンチに搭載しているグラフィカルエディタでは、JIS2004文字を含むJavaフォーム、アプレット、JavaBeansを編集することはできません。
・ワークベンチで使用するワークスペースフォルダのパス名には、JIS2004文字を使用することはできません。


11. V11とV12の機能差について

(1)本バージョンにおいて、以下の機能はサポート対象外となります。
・JDK 6
・JDK 6対応のJ Business Kit
・標準ワークベンチ(Eclipse 3.4ベースのワークベンチ)
・Java EE 6ワークベンチ(Eclipse 3.6ベースのワークベンチ)
・フレークワーク(Apcoordinator) (注)
・Fujitsu XMLプロセッサ
・マニュアルビューア
・マニュアルサーバ
・Microsoft Internet Explorer 7/8/9との連携

注: 本機能はInterstage Business Application Server V12の開発環境パッケージで提供しています。

(2)本バージョンにおいて、以下のOSはサポート対象外となります。
[クライアントOS]
・Windows 8
・Windows Vista
・Windows XP
[サーバOS]
・Windows Server 2008 R2
・Windows Server 2008
・Windows Server 2003


12. 排他ソフトウェアについて

本商品の排他ソフトウェアに関する情報は、マニュアルの「インストールガイド」をご覧ください。
マニュアルについては、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software(マニュアル)」を参照してください。


13. スマート端末向けアプリケーション開発について

本商品のInterstage Application Server連携機能にはスマート端末向けアプリケーション開発フレームワーク(jQuery Mobile)を搭載していません。
当該機能を利用したアプリケーション開発には以下のいずれかの商品が必要になります。
・Interstage Application Server Enterprise Edition V12
・Interstage Application Server Standard-J Edition V12

関連URL

お客様向けURL