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  8. NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ for .NET V7.0.0

2021年 12月 現在

FUJITSU Software
NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ for .NET V7.0.0

本商品は、NetCOBOL Base Edition 開発パッケージ for .NET V7を使用して作成したMicrosoft .NET Framework 4.5.2/4.6対応COBOLアプリケーションをサーバ上で運用するための商品です。
本商品を利用することにより、COBOLで記述された.NETアプリケーション(Webフォーム、XML Webサービス)および従来型のアプリケーション(GUI、コンソール)を効率的に運用できます。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Cloud Service S5

適応OS 概要

  • サーバ
    Windows Server 2016(64-bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit)

機能説明

1. .NETに適した言語仕様

COBOLの言語仕様をベースに、.NETに適した言語仕様を選択・追加しています。さらに、Common Language Specification(CLS)に準拠しており、他言語との連携が可能です。

(1) ANSI'85:ほぼすべての必須機能単位最高水準、組込み関数機能

(2) X/OPEN仕様(XPG4):ファイル・レコードの排他など

(3) オブジェクト指向:国際規格COBOL2002のオブジェクト指向プログラミング機能、.NET固有機能

(4) 主要な業界標準仕様:VS COBOL II(IBM), Micro Focus COBOL

(5) SIA富士通標準仕様:日本語処理機能など


2. サーバでの運用環境の提供

(1) インターネット時代の業務システム
ASP.NET(Webフォーム、XML Webサービス)をサポートした、高機能・高生産性のWebアプリケーションを運用できます。運用環境にCOBOL 翻訳エンジンを含みますので、動的なASP.NETアプリケーションに対応できます。
(a) Webフォーム
イベント発生時の手続き処理をCOBOL言語を使用して記述できます。
ファイルなどCOBOL 固有機能をWebフォームの手続きから使用することができます。
(b) XML Webサービス
簡単な宣言の追加だけで、COBOL手続きをXML Webサービスとして公開できます。

(2) 従来型のアプリケーション
従来型のアプリケーション(GUIアプリケーション、コンソールアプリケーション)のサーバでの運用環境を提供します。


3. 運用支援環境の提供

COBOLファイルの創成、表示、編集、印刷、復旧の機能を持つファイルユーティリティを提供します。


4. データベース連携

プログラム中に埋込みSQL文またはREAD/WRITE文を書くことにより、データベースへのアクセスが可能です。

(1) 埋込みSQL文によるアクセス(ADO.NET)
以下のデータベースは、ADO.NETインタフェースを利用できます。
・Oracle
・IBM DB2 UDB
・Microsoft SQL Server
・Microsoft Access
・Azure SQL

(2) 埋込みSQL文によるアクセス(ODBC)
以下のデータベースは、ODBCインタフェースを利用できます。
・Symfoware
・Symfoware6000(PRIMERGY6000)
・Oracle
・IBM DB2 UDB
・Microsoft SQL Server
・Microsoft Access
・Azure SQL
・Actian PSQL

(3) READ/WRITE文によるアクセス
以下のデータベースは、READ/WRITE文を利用できます。
・Microsoft SQL Server[PowerRDBconnector利用時]
・Oracle[PowerRDBconnector利用時]
・Actian PSQL

システム/機能構成図

システム構成図

新規機能

V5.0.0からV7.0.0の機能強化項目は、以下のとおりです。

1. .NET Framework 4.6対応

.NET Framework 4.6に対応しました。


2. 開発パッケージ V7.0.0対応

NetCOBOL Base Edition 開発パッケージ for .NET V7.0.0を使って開発したサーバアプリケーションの動作を保証します。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・ソフトウェア説明書
    ・インストールガイド NetCOBOL サーバ運用パッケージ for .NET V7.0.0
    ・インストールガイド(サイレントインストール編) NetCOBOL サーバ運用パッケージ for .NET V7.0.0
    ・リリース情報 NetCOBOL for .NET V7.0.0
    ・NetCOBOL for .NET V7.0 メッセージ集

商品体系

【本体商品】
・NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ for .NET (1年間24時間サポート付) V7.0.0
【ライセンス商品】
・NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ プロセッサライセンス for .NET (1年間24時間サポート付) V7

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. 本体商品について

本体商品には、媒体と1プロセッサライセンスが含まれています。
また、商品の導入にあたり、最低1本の購入が必要です。


2. ライセンス商品について

ライセンス商品は、1プロセッサライセンスのみの商品です。


3. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて以下のとおりに必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1プロセッサあたり1本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。
マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software(ライセンス)」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。

本体商品とライセンス商品を組み合わせて、必要なプロセッサライセンス数分になるように購入してください。


4. ダウングレード使用について

本商品のライセンスを購入することにより、本商品の旧バージョンを使用する権利を得ることができます(以降、「ダウングレード使用」と呼びます)。
「ダウングレード使用」を適用する際には、旧バージョン商品のインストール媒体をお客様が既に購入されていることが前提となります。
購入が必要なライセンス数については、本商品のライセンス購入方法に従ってカウントします。
なお、本商品と旧バージョン商品を同時に使用することはできません。
また、本商品の次バージョン以降を使用する権利はありません。

「ダウングレード使用」可能な旧バージョン商品は、以下のとおりです。
・NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ for .NET V3.0/V3.1/V4/V5


5. クラスタシステムにおけるライセンス購入方法

サーバ運用パッケージは、クラスタ構成のシステムで運用できます。
相互待機形態(Active/Active)で運用する場合は、各サーバに製品を購入する必要があります。ただし、運用待機形態(Active/Passive)で運用する場合は、通常運用時に待機ノードとなっているサーバには運用ノードで購入した製品をインストールして使用できます。


6. 購入例

(1) 基本運用の場合
以下のシステム構成の場合、購入対象商品と購入数は下記のようになります。
〔システム構成〕
・運用サーバ(2コア、2CPU構成):1台
〔対象商品と購入数〕
・NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ for .NET V7.0.0 → 必要数分(n本)
・NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ プロセッサライセンス for .NET V7 →
- コア数の合計:2コア×2CPU×1台 = 4コア
- 必要なプロセッサライセンス数:4コア×(コア係数)−n本

(2) クラスタ運用待機形態の場合
以下のシステム構成の場合、購入対象商品と購入数は下記のようになります。
〔システム構成〕
・運用サーバ(4コア、2CPU構成):2台(運用待機形態(Active/Passive))
〔対象商品と購入数〕
・NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ for .NET V7.0.0 → 必要数分(n本)
・NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ プロセッサライセンス for .NET V7 →
- コア数の合計:4コア×2CPU×1台(運用ノード分) = 8コア
- 必要なプロセッサライセンス数:8コア×(コア係数)−n本


7. V3.0以降からのバージョンアップについて

V3.0以降の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新バージョン/レベルを提供いたします。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、最新バージョン/レベル商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SEにお問い合わせください。


8. V2.1以前からのバージョンアップについて

V2.1以前の本商品をお持ちの場合は、弊社営業/SE にお問い合わせください。

関連ソフト

1. アプリケーション開発時

アプリケーションを開発する場合は、以下の商品が必要です。
・NetCOBOL Base Edition 開発パッケージ for .NET V7


2. 入出力機能でデータベースにアクセスする時

入出力機能でデータベースにアクセスする場合は、以下の商品が必要です。
・PowerRDBconnector for NetCOBOL シリーズ V2.0以降

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. Windows サーバOS (64-bit)上での動作

本商品は、Windows サーバOS(64-bit)上で、64ビットアプリケーションとして動作するコンポーネントとWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作するコンポーネントの両方が入っています。
注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


2. 運用可能なアプリケーションについて

本商品は、NetCOBOL Base Edition 開発パッケージ for .NETで開発した.NET Framework 4.5.2/4.6対応のサーバアプリケーションの運用が可能です。


3. インストールについて

本商品は、DVDで提供されます。
インストールにはDVDドライブユニットが必要です。
DVDドライブユニットが搭載されていないマシンの場合は別途手配が必要です。
なお、DVDドライブユニットが接続できない場合は、以下の方法でインストールできます。
1) DVDドライブユニットを接続したマシンをネットワーク接続し、セットアップディスクをDVDドライブに入れます。
2) ネットワーク経由で、セットアップディスクの全ての内容を、インストール対象マシンのローカルフォルダにコピーします。
3) 2)でコピーしたフォルダをDVDのルートフォルダと読み替えて、インストールガイドに従い、インストールします。


4. 前バージョン(V5)との違い

(1) 以下のOSをサポート対象外としました。
- Windows Server 2008(64-bit)
- Windows Server 2008
(2) .NET Framework について
本バージョンから、Microsoft .NET Framework 4.0/4.5.1上での利用は保証していません。

関連URL

お客様向けURL