富士通

2009年 11月 現在

VMware vSphere(TM) 4

VMware vSphere 4は、PCサーバを仮想化するための最新ソフトウェアです。サーバリソースだけでなく、ストレージやネットワークを柔軟で効率的に活用し、サーバ単体から大規模データセンターでの仮想化環境の統合管理を実現します。
VMware vSphere 4は、従来のVMware Infrastructure 3 の後継製品です。豊富な実績をもつVMware Infrastructure 3 の機能に加えて、仮想環境を強化し、柔軟で効率的なリソースの活用、運用管理機能を向上するなど大幅に機能を追加、拡張しました。
本製品は、ライセンスの使用権に加えて、初年度の有償サポートサービス「SupportDesk Standard」がバンドルされています。富士通がこれまでに蓄積した運用ノウハウに加えて、ヴイエムウェア社と緊密に連携することにより安心のサポートをご提供いたします。


[この製品について]  適応機種 |  適応OS |  機能説明 |  システム/機能構成図 |  新規機能 |

[購入について]  商品体系 |  購入方法 

[留意すべきこと]  関連ソフト |  動作保証周辺機器 |  留意事項 |  関連URL 

適応機種

  • VMware vCenter Server
    PRIMERGY

  • VMware ESX
    PRIMERGY

  • VMware vSphere Client
    PRIMERGY / FMV

  • VMware vSphere Web Access
    PRIMERGY / FMV

適応OS

  • VMware vCenter Server
    Windows XP / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003

  • VMware ESX
    その他

  • VMware vSphere Client
    Windows Vista / Windows XP / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003

  • VMware vSphere Web Access
    Windows XP / Windows Server 2003 / Windows 2000 Professional / Windows 2000 Server ファミリー / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for x86) / Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for x86)

機能説明

1. VMware vSphere 4の特長

◆PCサーバの仮想化プラットフォーム
VMware vSphere 4は、PCサーバの仮想化プラットフォームです。1台の物理サーバ上に複数のシステムを動作させることができます。

◆迅速な仮想マシンの提供
開発、運用、保守といったシステムのライフサイクルに応じて、仮想マシンを迅速に提供します。

◆仮想環境における統合管理、制御
VMware vSphere 4が動作するPCサーバ全体および仮想マシン(ゲストOS)を一元管理します。またリソースの状態監視を行い、仮想マシンのバックアップや専用のクライアントアプリケーションを提供します。

◆柔軟で効率的なリソースの活用
サーバの構成変更やリソースの追加など、従来ではサーバの停止が必要であった作業について、ゲストOSの業務を停止することなく行うことができます。また、 リソースの負荷状況を監視し、自動的に負荷分散を行います。さらに サーバダウンなど万が一のハードウェアトラブルが発生しても、システムの停止時間を最小に抑えることができます。

◆豊富な製品構成
VMware vSphere 4は、単体サーバの仮想化から、大規模データセンターでの仮想化環境の統合管理を実現する豊富な製品構成となっています。
製品体系は、後述する「購入方法」の「1. VMware vSphere 4で提供する製品」を参照してください。

◆VMware Infrastructure 3 の後継製品
VMware vSphere 4は、豊富な実績をもつVMware Infrastructure 3 の後継製品です。VMware vSphere 4で新たに追加された機能およびVMware Infrastructure 3 から拡張された機能は、後述する「新機能」を参照してください。


2. PCサーバの仮想化プラットフォーム

サーバを仮想化していないシステムでは、1台の物理サーバに対して、1つのオペレーティング・システム(OS)およびそのOS上に目的ごとの業務アプリケーションを動作させます。つまり業務の用途ごとに物理サーバが必要です。
PCサーバの仮想化では、仮想化ソフトウェアにより、複数の仮想マシンを構成し、それぞれの仮想マシン上で、ゲストOSと呼ばれる異なるOSや業務アプリケーションを稼動できます。仮想マシンは、個々に独立したシステム環境として動作し、他の仮想マシンに影響を与えることはありません。
これにより、1台の物理サーバ上に複数のシステムを動作させることが可能です。

仮想環境を導入することで、WindowsやLinuxなど異なるOSのシステムも同じ物理サーバに統合でき、集約率の高い運用を実現します。
また、サーバ台数を削減できるだけではなく、設置場所、消費電力、ハードウェア保守費、運用管理費用など、TCO削減を実現します。

VMware vSphere 4によるPCサーバの仮想化



3. 迅速な仮想マシンの提供

開発、運用、保守といったシステムのライフサイクルを考えた場合、これまでは次のような問題がありました。
- データセンターでは、利用者の要求に応じてサーバを増設する必要があるが、通常の環境では、管理者が手動でサーバを構成する必要があり、時間がかかる。
- 開発やテストのたびに検証サーバを手配する必要があり、予算や手番、納期の制約で開発やテスト作業を開始するまでに時間がかかる。
- マルチプラットフォーム環境でテストする必要があるが、プラットフォームごとにテスト環境を構築するのが大変である。

VMware vSphere 4では、仮想マシンのコピー(クローニング)や移動(マイグレーション)、ひな形仮想マシン(テンプレート)、仮想マシン生成(デプロイ)、状態保存(スナップショット)などの機能を提供します。これらの機能により、仮想マシンの提供、変更、廃棄といった作業をファイルをコピーする感覚で扱うことができます。
通常のサーバと比較して、仮想マシンを迅速に提供でき、仮想環境ならではの柔軟で効率的なサーバ運用を実現します。


4. 仮想環境における統合管理、制御

◆仮想マシンやリソースの一元管理、状態監視
仮想マシンの作成の他、仮想マシンの一元管理や状態監視を行います。仮想マシンだけでなく、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークリソースの構成管理、状態監視を行います。(VMware vCenter Server)

◆仮想マシンのバックアップ
仮想マシンのバックアップ機能をサポートします。エージェントを必要とせず、ディスクからディスクへの仮想マシンのバックアップを行えます。(VMware Data Recovery)

◆古いシステムの移行、継続利用
耐用年数が過ぎていて、新しいサーバに移行するのが難しい古いシステムを、仮想環境に変換して動作させることで、一時的な延命を行い移行を先延ばしできます。
最新のサーバではドライバ類が提供されず動作しない古いOS(Windows2000/NTなど)を、仮想マシン上に構築して動作させることができます。(VMware vCenter Converter)

◆専用のクライアント・アプリケーション
GUI操作で、VMware vCenter ServerおよびVMware ESXに接続するための専用の操作クライアント・アプリケーションを提供します。(VMware vSphere Client)
また、Webブラウザから仮想マシンにアクセスできます。(VMware vSphere Web Access)


5. 柔軟で効率的なリソースの活用

◆ハードウェアのメンテナンス性向上
通常のシステムでは、サーバの更新やメモリの追加、ネットワークカードやディスクの増設といった構成変更は、サーバの停止が必要です。
VMware vSphere 4を導入した仮想環境では、移行先の新しいサーバをシステムに追加し、仮想マシン上の業務を稼働させたまま、新しいサーバに移動させることができます。(VMware VMotion)
サーバの構成変更だけでなく、共用ストレージ装置をより大容量のものに入れ替える、ストレージ装置のディスクを追加する、LUNの構成を変更するといった作業も、物理環境では、サーバを停止して作業する必要がありますが、VMware vSphere 4を導入することで、業務を停止することなく行えます。(VMware Storage VMotion)

◆ストレージの利用率向上
仮想マシンに対して仮想のディスクを割り当てる際に、あらかじめ割り当てる容量を確保するのではなく、実際に利用しているデータの容量だけ確保し、必要に応じて拡張できます。(VMware vStorage Thin Provisioning)
従来は、新しいシステムを稼動させる場合に、数年後のデータ量の増加を予測して、必要なストレージの容量を設計し、購入する必要がありましたが、実際に使用される容量に合わせてストレージを購入すれば済むため、ストレージの購入コストを削減できます。

◆リソースの動的な追加、削除
仮想マシンを停止することなく、仮想マシンに割り当てる仮想ネットワークや仮想SCSIといった仮想デバイスを追加、削除できます。(Hot Add)

◆負荷分散
ハードウェアリソースの構成変更やストレージの利用率向上に加えて、仮想環境全体の負荷状況を監視し、負荷を動的に最適化できます。(VMware DRS)
また、仮想環境全体の負荷を監視し、仮想環境全体の負荷が低い場合には、特定のサーバに仮想マシンを集約することで、未使用状態となったサーバの電源を落とすことができるため、運用中の無駄な電力消費を抑制できます。(VMware DPM)

◆可用性向上
ハードウェア障害により、サーバが停止した場合に、別のサーバで仮想マシンを自動的に再起動できます。最低限の停止時間で業務を継続することができます。(VMware HA)
また、仮想マシングループに対してセキュリティ・ポリシーを設定することで、このグループに属する仮想マシンが移動しても、同一のセキュリティ・ポリシーを継続して適用できます。(VMware vShield Zones)


6. 仮想マシン、ゲストOS

◆仮想マシン
仮想マシンの仕様は下記の表に示すとおりです。

◆ゲストOS
VMware vSphere 4で動作可能なゲストOSの種類および、VMware vSphere 4 の版数とゲストOSの版数の組み合わせについては、「関連URL」に記載されている最新動作ゲストOS(ヴイエムウェア社)を参照してください。
なお、VMware vSphere 4で動作可能なゲストOSと、富士通の有償サポートサービスSupportDeskでOSのサポートが受けられるゲストOSは異なります。
詳細は、「購入方法」の「7. サポートサービスについて」に記載されている、サポート契約可能なゲストOS一覧を参照してください。

仮想マシンの仕様


システム/機能構成図

システム構成図

新規機能

VMware vSphere 4における新機能、機能拡張項目は以下のとおりです。

1. ネットワークの新機能

(1) VMware vNetwork Distributed Switch
従来、VMware ESX単位で分かれていた仮想スイッチを複数のVMware ESXで横断した一つの仮想スイッチとして構成できます。VMware vNetwork Distributed Switchを使用することで、ネットワーク設定や運用を集中管理できます。

(2) VMware vShield Zones
仮想マシン単位のファイアーウォール機能です。
仮想マシングループに対してセキュリティ・ポリシーを設定することで、このグループに属する仮想マシンが移動しても、同一のセキュリティ・ポリシーを継続して適用できます。

(3) プライベートVLANへの対応
IEEE 802.1QのプライベートVLANに準拠しました。同一セグメント上の仮想マシン間通信の外部経由を抑止でき、ネットワーク構築時のサブネットの数を削減できます。

(4) VMware Network VMotion
仮想マシンのポートグループをマイグレーションできます。


2. ストレージの新機能

(1) VMware vStorage Thin Provisioning
仮想マシンに対して仮想ディスクを割り当てる際にあらかじめ割り当てる容量を確保するのではなく、実際に利用しているデータの容量だけ確保し、必要に応じて拡張できる機能です。この機能を使用することで、ストレージの利用率が向上します。

(2) Volume Grow
ストレージ装置のLUNを拡張した後、VMware ESXを停止することなく、VMFSボリュームの容量を拡張できます。


3. 運用管理の新機能

(1) VMware Host Profiles
VMware ESXの設定情報をエクスポート/インポートできます。特定のVMware ESXの設定情報をテンプレート化することで、VMware ESXの大量展開作業が簡素化できます。

(2) VMware DPMのサポート
VMware DRSの機能拡張であり、ポリシーを定義することで、物理サーバの電源を制御する機能です。仮想環境全体の負荷を監視し、仮想環境全体の負荷が低い場合には、特定のVMware ESXに仮想マシンを集約することで、未使用状態となったVMware ESXの電源をオフします。本機能により、運用中の無駄な電力消費を抑制できます。

(3) VMware vCenter Server Linked Modeによる一元管理
VMware vCenter Server Linked Modeを使用すると、複数のVMware vCenter Serverの相互接続ができます。これにより、他のVMware vCenter Serverが管理しているVMware ESXおよび仮想マシンについても操作できます。

(4) Datastore view
複数のVMware ESXに接続されているデータストアの状態を監視できます。

(5) VMware vSphere Host Update Utility
VMware Infrastructure 3からVMware vSphere 4にリモートからアップグレードするプログラムが追加されました。


4. バックアップの新機能

Data Recoveryは、エージェントを必要としない、ディスクからディスクへの仮想マシンのバックアップ機能を提供します。
- 増分バックアップができます。
- GUIによる操作ができます。


5. 機能拡張

■VMware ESXの機能拡張
(1) VMkernelおよびサービスコンソール
VMkernelおよびサービスコンソールを64bit化しました。

(2) VMware ESXがサポートする物理メモリ容量
VMware ESXがサポートする物理メモリ容量の最大値を1TBに増加しました。

(3) 論理プロセッサ数
論理プロセッサ数の最大値を64に拡張しました。
(論理プロセッサは、物理CPUのコアおよびハイパースレッディング・テクノロジーのスレッドを含みます。)

(4) VMware ESXあたりの仮想CPU数の最大値
VMware ESXあたりの仮想CPU数を合計した最大値を512に拡張しました。

(5) NFS領域のサポート数
VMware ESXのNFS領域のサポート数の最大を64に拡張しました。

■仮想マシンの機能拡張
(1) 仮想デバイス
仮想SCSIデバイスに加えて、仮想SASデバイスおよび仮想IDEデバイスをサポートします。

(2) Hot Add
仮想マシンの電源を停止することなく、仮想NICや仮想SCSIなど仮想デバイスの追加/削除ができます。

■運用管理の機能拡張
障害が発生した際のイベントの発生契機やアラーム機能による障害通知手段を拡張しました。

■VMware Storage VMotionの機能拡張
- GUIでの操作ができるようになりました。
- VMware Storage VMotion の対象デバイスとして、FC-SAN、iSCSIに加えて、NFSをサポートします。

商品体系

【基本ライセンス】
・VMware vSphere 4 Enterprise Plus, 1CPU 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Enterprise Plus, 1CPU 1年間24時間サポート付
・VMware vSphere 4 Enterprise, 1CPU 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Enterprise, 1CPU 1年間24時間サポート付
・VMware vSphere 4 Advanced, 1CPU 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Advanced, 1CPU 1年間24時間サポート付
・VMware vSphere 4 Standard, 1CPU 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Standard, 1CPU 1年間24時間サポート付
・VMware vSphere 4 Standard Plus Data Recovery, 1CPU 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Standard Plus Data Recovery, 1CPU 1年間24時間サポート付
・VMware vSphere 4 Essentials Plus, 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Essentials Plus, 1年間24時間サポート付
・VMware vSphere 4 Essentials, 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Essentials, 1年間24時間サポート付

【オプション】
・VMware vCenter Server 4 Standard 1年間平日サポート付
・VMware vCenter Server 4 Standard 1年間24時間サポート付
・VMware vCenter Server 4 Foundation 1年間平日サポート付
・VMware vCenter Server 4 Foundation 1年間24時間サポート付

【セット商品】
・VMware vSphere 4 Enterprise Plus Acceleration Kit for 8Processors 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Enterprise Plus Acceleration Kit for 8Processors 1年間24時間サポート付
・VMware vSphere 4 Enterprise Plus Acceleration Kit for 6Processors 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Enterprise Plus Acceleration Kit for 6Processors 1年間24時間サポート付
・VMware vSphere 4 Advanced Acceleration Kit for 6Processors 1年間平日サポート付
・VMware vSphere 4 Advanced Acceleration Kit for 6Processors 1年間24時間サポート付

購入方法

1. VMware vSphere 4で提供する製品

VMware vSphere 4では、以下の製品を提供します。
- 仮想環境の統合管理製品
- 中規模~大規模システム向け製品
- 小規模システム向け製品

◆仮想環境の統合管理製品
中規模~大規模システム向け製品と連携して、仮想環境の構築、運用管理、リソースの動的構成変更やストレージの利用率向上、リソース最適化、アプリケーションの可用性向上などの機能を提供します。
・VMware vCenter Server 4 Standard
・VMware vCenter Server 4 Foundation

◆中規模~大規模システム向け製品
従来のVMware Infrastructure 3の後継製品で、大幅に機能追加、機能拡張した製品です。
仮想環境においてリソースの動的構成変更や利用率向上、リソース最適化、メンテナンス性向上、アプリケーションの可用性向上などの機能をパッケージしています。
中規模~大規模システム向け製品には次の5つの製品があります。
・VMware vSphere 4 Enterprise Plus
・VMware vSphere 4 Enterprise
・VMware vSphere 4 Advanced
・VMware vSphere 4 Standard Plus Data Recovery
・VMware vSphere 4 Standard

◆小規模システム向け製品
PCサーバの仮想化における基本機能をパッケージして、構成を限定した製品です。
- 物理サーバを最大3台(それぞれ最大2CPUまで)仮想化できます。
- 小規模システム向け製品専用の管理機能をもつVMware vCenter Server 4 for Essentialsを同梱しています。
- VMware vCenter Server 4 for Essentialsは、VMware ESXを3台まで管理できます。
小規模システム向け製品には次の2つの製品があります。
・VMware vSphere 4 Essentials Plus
・VMware vSphere 4 Essentials

VMware vSphere 4製品



2. VMware vSphere 4の選択指針

VMware vSphere 4の製品は、お客様の要件に基づいて選択してください。各項目の詳細は、後述する内容を参照してください。

(1) 仮想化するシステムの規模
今後の計画も含め、VMware vSphere 4を使用して仮想化するシステムの規模を検討してください。

(2) VMware vSphere 4において利用する機能
VMware vSphere 4の製品ごとに含まれる機能が異なります。VMware vSphere 4において利用する機能を検討してください。
また、VMware vSphere 4において利用する機能によって仮想環境の統合管理製品が必要です。仮想環境の統合管理製品の必要性を検討してください。
さらに仮想環境の規模に応じて統合管理製品を選択してください。
VMware vSphere 4製品を複数購入する場合にはセット商品の購入も合わせて検討してください。


3. VMware vSphere 4製品の選択指針(1) 仮想化するシステムの規模

今後の計画を含め、物理サーバを4台以上使用してVMware vSphere 4で仮想化する場合には、中規模~大規模システム向け製品を選択してください。
- VMware vSphere 4 Enterprise Plus
- VMware vSphere 4 Enterprise
- VMware vSphere 4 Advanced
- VMware vSphere 4 Standard Plus Data Recovery
- VMware vSphere 4 Standard

小規模システム向け製品では、物理サーバを3台までしか仮想化できません。
小規模システム向け製品には、仮想環境の管理機能をもつVMware vCenter Server 4 for Essentialsを同梱していますが、VMware vCenter Server 4 for Essentialsでは、中規模~大規模システム向け製品を管理できません。
またVMware vCenter Server 4 for Essentialsは、同一のパッケージに含まれるVMware ESXおよび仮想マシンしか管理できません。

仮想化の統合管理製品であるVMware vCenter Server 4 StandardおよびVMware vCenter Server 4 Foundationでは、小規模システム向け製品に含まれるVMware ESXおよび仮想マシンは管理できません。

VMware vSphere 4製品の分類



4. VMware vSphere 4製品の選択指針(2) VMware vSphere 4において利用する機能

◆仮想環境の統合管理製品の必要性
VMware vSphere 4において使用する機能に基づいて、仮想環境の統合管理製品の必要性を検討してください。
仮想環境の統合管理製品を必要とする機能は、下記に示す「VMware vCenter Server 4を必要とするVMware vSphere 4の機能一覧」により確認してください。

◆仮想環境の統合管理製品の選択
仮想環境の統合管理製品であるVMware vCenter Server 4 StandardおよびVMware vCenter Server 4 Foudationは、下記に示す「VMware vCenter Server 4 StandardとVMware vCenter Server 4 Foundationの比較」により確認してください。

◆VMware vSphere 4において利用する機能
製品ごとに含まれる機能が異なります。利用する機能に応じて、製品を選択してください。
製品に含まれる機能は、下記に示す「VMware vSphere 4 における製品と機能の対応」を参照してください。

◆セット商品の選択
Acceleration KitはVMware vSphere 4とVMware vCenter Server 4を組み合わせたセット商品です。
セット商品に含まれる内容は、下記に示す「セット商品に含まれる商品内容」を参照してください。
VMware vSphere 4 Enterprise PlusまたはVMware vSphere 4 Adavncedを複数利用する場合に購入を検討してください。
Acceleration Kitは、お客様(法人)ごとに1ライセンスのみ購入可能です。

VMware vCenter Server 4を必要とするVMware vSphere 4の機能一覧


VMware vSphere 4 における製品と機能の対応

VMware vSphere 4 における製品と機能の対応(続き)


VMware vCenter Server 4 StandardとVMware vCenter Server 4 Foundationの比較


セット商品に含まれる商品内容



5. VMware vSphere 4の購入時における留意事項

(1) PRIMERGYとの同時購入
富士通が販売するVMware vSphere 4製品を購入する場合、PRIMERGYを同時に購入する必要があります。

(2) ライセンスについて
下記に示す製品は、1CPUライセンスです。サーバに搭載されているCPUがデュアルコア、クアッドコアを含む場合でもCPU数(ソケット単位)でカウントします。
VMware ESXをインストールするサーバのCPU数に応じて製品を購入してください。
- VMware vSphere 4 Enterprise Plus
- VMware vSphere 4 Enterprise
- VMware vSphere 4 Advanced
- VMware vSphere 4 Standard Plus Data Recovery
- VMware vSphere 4 Standard

(3) インストール用メディアの入手方法
VMware vSphere 4は、インストールのためのメディアキットを提供しておりません。インストール用メディアは、ヴイエムウェア社のダウンロードサイトからダウンロードしてください。インストール用メディアの取得にあたっては、ライセンスを取得する必要があります。ライセンス登録にあたっては、ヴイエムウェア社へのユーザ登録を実施してください。
また、VMware vSphere 4のインストール手順などが記載された最新のマニュアルは、ヴイエムウェア社のWebサイトにて取得できます。ヴイエムウェア社のWebサイトおよびダウンロードサイトは、関連URLの項目を参照してください。

(4) ゲストOSについて
仮想マシンにインストールするゲストOSは、別途購入してください。

(5) VMware vSphere Clientについて
VMware vSphere Clientはインストールフリーです。


6. VMware vSphere 4の購入例

(1) VMware vSphere 4 Enterprise Plusの購入例
PRIMERGY RX200 S5に VMware vCenter Serverの環境を構築し、PRIMERGY RX300 S5 で仮想環境(VMware VMotion, VMware Storage VMotion, VMware HA, VMware DRS,VMware Host Profilesを使用)を10システム構築する場合、購入対象商品と購入数は下記のとおりです。クライアントとストレージ装置は、購入数と無関係であるため、記載していません。
■システム構成
・PRIMERGY RX200 S5(1CPU搭載) × 1台(VMware vCenter Server)
・PRIMERGY RX300 S5 (デュアルコア2CPU搭載) × 10台(仮想環境)
■対象商品と購入数
・VMware vCenter Server 4 Standard 1年間24時間サポート付 × 1本
・VMware vSphere 4 Enterprise Plus, 1CPU 1年間24時間サポート付 × 20本

(2) VMware vSphere 4 Advancedの購入例
PRIMERGY RX200 S5に VMware vCenter Serverの環境を構築し、PRIMERGY RX300 S5 で仮想環境(VMware VMotion,VMware HAを使用)を5システム構築する場合、購入対象商品と購入数は下記のとおりです。クライアントとストレージ装置は、購入数と無関係であるため、記載していません。
■システム構成
・PRIMERGY RX200 S5(1CPU搭載) × 1台(VMware vCenter Server)
・PRIMERGY RX300 S5 (デュアルコア2CPU搭載) × 5台(仮想環境)
■対象商品と購入数
・VMware vCenter Server 4 Standard 1年間24時間サポート付 × 1本
・VMware vSphere 4 Advanced, 1CPU 1年間24時間サポート付 × 10本

(3) VMware vSphere 4 Standardの購入例
PRIMERGY RX200 S5に VMware vCenter Serverの環境を構築し、PRIMERGY RX300 S5 で仮想環境を2システム構築する場合、購入対象商品と購入数は下記のとおりです。クライアントとストレージ装置は、購入数と無関係であるため、記載していません。
■システム構成
・PRIMERGY RX200 S5(1CPU搭載) × 1台(VMware vCenter Server)
・PRIMERGY RX300 S5 (クアッドコア1CPU搭載) × 2台(仮想環境)
■対象商品と購入数
・VMware vCenter Server 4 Fondation 1年間24時間サポート付 × 1本
・VMware vSphere 4 Standard, 1CPU 1年間24時間サポート付 × 2本


7. サポートサービスについて

富士通が販売するVMware vSphere 4製品には、ライセンス使用権に加えて、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。
富士通がこれまでに蓄積した運用ノウハウに加えて、ヴイエムウェア社との緊密な連携により安心のサポートをご提供いたします。サポートサービスの内容は下表に示す「富士通のサポートサービス」に示すとおりです。

サポートサービスに関する留意事項は以下のとおりです。
(1) VMware製品にバンドルされている「SupportDesk Standard」のサポート対象はVMware製品のみです。ハードウェア/ゲストOS/ミドルウェアのサポートは、別途、SupportDeskの契約が必要です。

(2) 2年目以降のサポートサービスの継続は、別途、SupportDesk契約の更新が必要です。 サポートサービスを継続する場合は、製品にバンドルされている1年目のサポート終了日の翌日を開始日としてください。

(3) VMware上で動作するソフトウェアのトラブルについて、Microsoft社など、ソフトベンダのサポート方針により、物理サーバ上でトラブルを再現することが必要となる場合があります。その際はお客様のご協力をお願いする場合がありますので、あらかじめご了解をお願いします。

(4) VMware製品のサポート終了日については、「関連URL」に記載しているVMware製品のサポート終了日を参照してください。

(5) VMware vCenter Serverには、Microsoft SQL Server 2005 Express Editionが同梱されていますが、同梱されたMicrosoft SQL Server 2005 Express EditionやMicrosoft MSDE、OracleのExpress Editionなど無償版のデータベースを使用した場合には、富士通のSupportDeskでのサポートは受けられません。製品版のSQL ServerまたはOracleを別途手配してください。

(6)VMware ESX上で動作可能なゲストOSのうち、富士通のSupportDeskにおいて、OSとしてサポー ト契約可能なゲストOSを下表の「富士通でサポートするゲストOS」に示します。SupportDesk契約が結べないOSで、OSの問題が発生した場合には、VMware製品に関する富士通のサポートは受けられますが、ゲストOSに関する富士通のサポートは受けられません。

(7) サポート時間帯
富士通のサポートサービスには、次の2つのサービスがあります。
- 1年間24時間サポート
- 1年間平日サポート
24時間365日の場合は、「1年間24時間サポート付」のライセンスを選択してください。
平日(8:30-19:00)の場合は、「1年間平日サポート付」のライセンスを購入してください。

(8) バンドルタイプ
PRIMERGY RX300 S5バンドルタイプでは、1年間24時間サポート付の製品は提供しておりません。1年間24時間サポートを使用する場合は、PRIMERGY RX300 S5 ディスクレスタイプと、「1年間24時間サポート付」のライセンス製品を同一オーダー番号で購入してください。

富士通のサポートサービス


富士通でサポートするゲストOS(1/2)


富士通でサポートするゲストOS(2/2)



8. VMware vSphere 4のバージョンアップグレードについて

VMware Infrastructure 3 をご利用中の場合は、VMware vSphere 4へバージョンアップグレードできます。
バージョンアップグレードを行うためには、SupportDesk契約が有効期間内であることが必要です。

ご利用中のVMware Infrastructure 3のエディションにより、アップグレードするエディションが異なります。
VMware Infrastructure 3 からVMware vSphere 4へバージョンアップグレードを行う場合に付与されるライセンスは、下記の図に示すとおりです。

また、バージョンアップグレードを行うためには、ソフトウェアのアップグレードと同時にライセンスの変更が必要です。
VMware vSphere 4のライセンスのアップグレードについては、「関連URL」に記載されているヴイエムウェア社の「VMware vSphere 4のライセンスの変更点について」を参照してください。

VMware vSphere 4のバージョンアップグレードにおけるライセンスの考え方


9. VMware vSphere 4のバージョンダウングレードについて

VMware vSphere 4を購入された場合には、VMware Infrastructure 3にバージョンダウングレードできます。
VMware vSphere 4を購入し、VMware Infrastructure 3にバージョンダウングレードする場合に付与されるライセンスは、下記の図に示すとおりです。
使用するサーバが1CPU構成の場合で、VMware Infrastructure 3にバージョンダウングレードして使用する場合には、ホストベースライセンスではなく、ライセンスサーバを使用してください。
VMware vSphere 4 EssentialsおよびVMware vSphere 4 Essentials Plusは、VMware Infrastructure 3にバージョンダウングレードできません。

VMware vSphere 4のバージョンダウングレードにおけるライセンスの考え方

関連ソフト

データベース

VMware vCenter Serverの環境を構築するには、以下のいずれかのデータベースが必要です。
・Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition(SP1/SP2/SP3)
・Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition(SP1/SP2/SP3)
・Microsoft SQL Server 2008 Standard
・Microsoft SQL Server 2008 Enterprise
・Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition 64-bit(SP2/SP3)
・Microsoft SQL Server 2008 Standard Edition 64-bit
・Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition 64-bit(SP2/SP3)
・Microsoft SQL Server 2008 Enterprise Edition 64-bit
・Oracle 10g Standard Edition Release 2(10.2.0.3.0以上)
・Oracle 10g Enterprise Edition Release 2(10.2.0.3.0以上)
・Oracle 10g Enterprise Edition Release 2(10.2.0.3.0) 64-bit
・Oracle 11g Standard Edition
・Oracle 11g Enterprise Edition

VMware vCenter Update Managerの環境を構築するには、以下のいずれかのデータベースが必要です。
・Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition(SP1/SP2/SP3)
・Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition(SP1/SP2/SP3)
・Microsoft SQL Server 2008 Enterprise
・Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition 64-bit(SP2/SP3)
・Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition 64-bit(SP2/SP3)
・Microsoft SQL Server 2008 Enterprise Edition 64-bit
・Oracle 10g Standard Edition Release 2(10.2.0.3.0以上)
・Oracle 10g Enterprise Edition Release 2(10.2.0.3.0以上)
・Oracle 10g Enterprise Edition Release 2(10.2.0.3.0) 64-bit
・Oracle 11g Standard Edition
・Oracle 11g Enterprise Edition

※データベースの版数を含めた最新のサポート範囲は、「関連URL」に記載されている「最新マニュアル(ヴイエムウェア社)」 のURLから「ESX エディション」を選択し、VMware vSphere 4 ESXドキュメントページ内の"VMware vSphere 互換性マトリックス"を参照してください。

動作保証周辺機器

1. VMware vCenter Server

以下の条件を満たすPRIMERGYシリーズ
■CPU
2コア以上
■メモリ
4GB以上
■OS
・Windows Server 2003 (SP1/SP2)
・Windows Server 2003 R2(SP2)
・Windows Server 2003 (x64)
・Windows Server 2008 Enterprise Edition
・Windows Server 2008 Standard Edition
・Windows Server 2008 Enterprise (64-bit) Edition
・Windows Server 2008 Standard (64-bit) Edition
・Windows XP Professional (SP2)


2. VMware ESX

■動作機種
PRIMERGY RX300 S5 バンドルタイプ

PRIMERGY RX200 S5 ディスクレスタイプ
PRIMERGY RX300 S5 (SASモデル)ディスクレスタイプ
PRIMERGY TX200 S5 ディスクレスタイプ
PRIMERGY TX300 S5 ディスクレスタイプ
PRIMERGY BX620 S5 ディスクレスタイプ
PRIMERGY BX920 S1 ディスクレスタイプ

PRIMERGY RX300 S4 ディスクレスタイプ
PRIMERGY TX300 S4 ディスクレスタイプ
PRIMERGY RX600 S4 ディスクレスタイプ
PRIMERGY BX620 S4 ディスクレスタイプ

PRIMERGY RX300 S3 (SASモデル)ディスクレスタイプ
PRIMERGY TX200 S3 ディスクレスタイプ
PRIMERGY BX620 S3 ディスクレスタイプ
PRIMERGY RX600 S3 ディスクレスタイプ
PRIMERGY RX600 S3 (SASモデル)ディスクレスタイプ

※対象タイプ内にはサポートされていないタイプがあります。詳細はPRIMERGYシステム構成図を確認してください。
※対象タイプ内には、BIOSの版数を更新する必要のあるタイプがあります。
※対象タイプとESXのバージョンの組み合わせおよびBIOS版数の詳細は、「関連URL」に記載されている富士通公開ページよりVMware ESXサポート版数一覧表を参照してください。


3. VMware vSphere Client

以下の条件を満たすPRIMERGYシリーズまたはFMVシリーズ
■CPU
266MHz以上(500MHz以上推奨)
■メモリ
500MB以上
■OS
・Windows XP Professional (SP2/SP3)
・Windows XP Professional (x64) SP2
・Windows Vista Business
・Windows Vista Enterprise
・Windows Vista Business (x64)
・Windows Vista Enterprise (x64)
・Windows Server 2003(SP1/SP2)
・Windows Server 2003 R2 SP2
・Windows Server 2003 (x64)
・Windows Server 2008 Standard
・Windows Server 2008 Enterprise
・Windows Server 2008 Standard (64-bit)
・Windows Server 2008 Enterprise (64-bit)


4. VMware vSphere Web Access

以下のブラウザが動作するPRIMERGYシリーズまたはFMVシリーズ
■Windows
Internet Explorer 6.0
Internet Explorer 7.0
Firefox 2.0.x
Firefox 3.0.x
■Linux
Firefox 2.0.x
Firefox 3.0.x


5. VMware vCenter Converter

以下の条件を満たす移行元の物理サーバ
■OS
・Windows NT Server 4.0 (SP6a)
・Windows 2000 Professional,SP4
・Windows 2000 Server, SP4 Update Rollup1
・Windows 2000 Advanced Server (SP3/SP4)
・Windows Server 2003, Standard Edition, SP1
・Windows Server 2003 Enterprise Edition, SP1
・Windows Server 2003 ,Web Edition (SPなし/SP1)
・Windows Server 2008(32-bit/64-bit)
・Windows XP Professional, SP2
・Windows Vista Bisiness (SPなし/SP1)(32-bit/64-bit)
・Windows Vista Enterprise (SPなし/SP1)(32-bit/64-bit)


6. 関連ハードウェア

(1) 機種共通
ストレージ:
ETERNUS DX60/DX80、ETERNUS2000、ETERNUS4000、ETERNUS8000
ETERNUS NR1000F

(2) その他
その他のハードウェアについては、システム構成図を参照してください。

留意事項

1. VMware vCenter ServerのWindows Server 2003 x64 Editions, Windows Server 2008(64-bit)上での動作

VMware vCenter Serverは、Windows Server 2003 x64 Editions, Windows Server 2008(64-bit)のWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


2. PRIMERGY上でのVMware製品の利用について

VMware vSphere 4ソフトウェア説明書では、PRIMERGY上でVMware製品を使用する際の前提情報や導入方法、注意事項について説明しています。
「関連URL」に記載されている富士通公開ページからVMware vSphere 4ソフトウェア説明書を参照してください。


3. PRIMERGYの監視について

VMware vSphere 4を運用する際は、以下の高信頼ツールを適用してください。高信頼ツールをインストールすることで、PRIMERGYを監視することができます。監視するためには、管理コンソールとなるPCが必要です。
・RAID管理ツール(ServerView RAID)
・RAS支援サービス
・サーバ監視ツール(ServerView Operations Manager)
・保守支援ツール(HRM)
・REMCSエージェント
高信頼ツールは「関連URL」に記載されているPRIMERGYのダウンロードサイトよりダウンロードして入手してください。


4. VMware vCenter Serverについて

(1) VMware vCenter ServerのMSCS構成は富士通ではサポートしていません。VMware vCenter Serverの可用性を高める場合には、VMware vCenter Serverを仮想マシン上に構成し、VMware HAを使用してください。

(2) VMware vCenter Server Linked Modeを利用するためには、アクティブ・ディレクトリによるドメイン管理が必要です。

(3) VMware vCenter Server4.0では、VMware Infrastructure 3におけるVMware ESXおよび仮想マシンについても管理できます。


5. データベースについて

(1) VMware vCenter ServerおよびVMware vCenter Update Managerの環境を構築するにはデータベースが必要です。富士通のSupportDeskでサポートするデータベースは、「関連ソフト」に記載されているデータベースを参照してください。

(2) ヴイエムウェア社がサポートしているデータベースは「関連URL」に記載されている「最新マニュアル(ヴイエムウェア社)」の「VMware vSphere 互換性マトリックス(英語版)」を参照してください。


6. VMware ESXについて

(1) PRIMERGY上でESXを動作させる場合は、VMware ESXの版数とPRIMERGY機種の組み合わせ、およびPRIMERGYのファームウェアの版数に関して留意事項があります。詳細は、「関連URL」に記載されている富士通公開ページからVMware ESX サポート版数一覧表を参照してください。

(2) VMware ESXをインストールする際、1200MB以上のVMFS領域を取得してください。

(3) VMware ESXのSAN Bootにはファイバーチャネル拡張カードとして、PG-FCD101、PG-FCD102、PG-FCD201およびPG-FCD202が必要です。
これらのカードは、BX620 S3/BX620 S4/BX620 S5/BX920 S1でサポートしています。


7. 仮想マシンについて

(1) VMware vSphere 4において、デフォルトで作成される仮想マシンの版数は、version 7です。VMware Infrastructure 3ではversion 7の仮想マシンは動作しません。VMware vSphere 4で作成した仮想マシンをVMware Infrastructure 3で動作させる場合には、VMware vSphere 4において、version 4の仮想マシンを作成してください。

(2) VMware vSphere 4の仮想マシンでクラスタシステムを構成することは富士通ではサポート対象外です。仮想マシンの可用性を高めるには、VMware HAを使用してください。


8. ゲストOSについて

(1) ゲストOSを2CPU構成以上にする場合は、マルチプロセッサ対応(以降、SMP対応と記載)されているOSが必要です。

(2) サポート対象のゲストOSについては、各製品が提供するサポートサービスをご利用ください。

(3) 64ビットゲストOSを動作させるためには、プロセッサにIntel(R) Virtualization Technologyの機能が必要です。BIOSセットアップユーティリティからVirtualization Technologyの設定をEnableにしてください。


9. 旧バージョンからのアップグレード方法について

VMware Infrastructure 3 をご利用中の場合は、vSphere4へアップグレードできます。アップグレードを行うためには、SupportDesk契約が有効期間内であることが必要です。VMware vSphere 4のライセンスのアップグレードについては、「関連URL」に記載されているヴイエムウェア社の「VMware vSphere 4のライセンスの変更点について」を参照してください。
プログラムは「関連URL」に記載されているヴイエムウェア社ダウンロードサイトよりダウンロードしてください。
高信頼ツールについては、「関連URL」に記載されているPRIMERGYのダウンロードサイトよりダウンロードして入手してください。


10. VMware Data Recovery について

VMware Data Recovery を使用する場合は、VMware Data Recovery 1.0.1 以降を使用してください。


11. 既存物理システムのVMware環境への移行について

VMwareでサポートしていない周辺装置を使用してるシステムを仮想マシンに移行することはできません。


12. VMware Converterについて

(1) ホットクローニングでは、移行元のシステムにエージェントをインストールする必要があります。このため、事前にシステムのバックアップをしておくことを推奨します。

(2) コールドクローニングにおいて、ディスクをパーティション単位で移行すると、移行後のNTFSのバージョンがNTFS 5.1 に変換されます。このため、NTFS5.1より古いOSのNTFSを利用しているOS(ex. Windows NT)を変換すると、変換後にNTFS のCHKDSK ができません。
本件についての対処方法は、「関連URL」に記載の「マイクロソフト社」サイトで公開されているサポート技術情報872952を参照してください。


13. 仮想マシンからアクセス可能なUSB機器

PRIMERGY 上で動作する仮想マシンからアクセス可能なUSB機器は、以下のとおりです。また、USB機器を使用する際の注意事項は「関連URL」に記載されている富士通公開ページよりマニュアルを参照してください。

TX300 S5 : キーボード、マウス
TX200 S5 : キーボード、マウス
RX300 S5 : キーボード、マウス
RX200 S5 : キーボード、マウス、CD-ROMドライブ装置
BX920 S1 : キーボード、マウス、CD-ROMドライブ装置、フロッピィディスクドライブ装置*
BX620 S5 : キーボード、マウス、CD-ROMドライブ装置、フロッピィディスクドライブ装置*
RX600 S4 : キーボード、マウス
BX620 S4 : キーボード、マウス、CD-ROMドライブ装置、フロッピィディスクドライブ装置*
BX620 S3 : キーボード、マウス、CD-ROMドライブ装置、フロッピィディスクドライブ装置*

*ゲストOSからは使用できません。


14. サポート対象外の機能

(1) VMware FTは、富士通ではサポート対象外です。
(2) VMware VMDirectPath I/Oは、富士通ではサポート対象外です。
(3) ESXのiSCSI Bootは、富士通ではサポート対象外です。
(4) VMware Update ManagerではESXへのパッチ適用とゲストOSへのパッチ適用の機能を提供していますが、 ゲストOSへのパッチ適用の機能は富士通ではサポート対象外です。
(5) ライセンスフリーのVMware Converter Starterがヴイエムウェア社から提供されていますが、富士通ではサポート対象外です。
(6) PRIMERGYではJumbo Framesの機能を搭載したNICをサポートしておりません。このため、PRIMERGY上でのJumbo Frames機能はサポート対象外です。
(7) サービスコンソールの性能に影響をおよぼす可能性があるため、オンボードのシリアルポートおよびパラレルポートの使用は富士通ではサポート対象外です。
(8) VMware Consolidated Backup 1.5より機能追加されたhotaddモードは、富士通ではサポート対象外です。
(9) VMware DPMを利用するためには、リモートマネジメントコントローラ(iRMC)を搭載しているPRIMERGYを使用する必要があります。
PRIMERGY BX620 S3およびPRIMERGY BX620 S4では、iRMCを搭載していないため、VMware DPMは使用できません。
(10) VMware DPMを実現する方式として、IPMIおよびWake on LANの2つの方式がありますが、Wake on LANについてはヴイエムウェア社が推奨していないため、Wake On LAN方式は、富士通ではサポート対象外です。

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