2015年 4月 現在
日本語拡張印刷ゴシック体オプション 1.0.4
日本語拡張印刷ゴシック体オプションは、富士通で使用している拡張漢字/非漢字(JEF拡張文字)をサポートするため、U90コード系のゴシックフォント(印刷用)および、ユーザ定義文字を編集するツールを提供しています。
適応機種 概要
- サーバ
SPARC Servers / SPARC Enterprise Mシリーズ / SPARC Enterprise Tシリーズ
適応OS 概要
- サーバ
Solaris 11(64bit) / Solaris 10(64bit) / Solaris 9(32bit) / Solaris 8(32bit)
機能説明
1. セールスポイント
ユーザ定義文字編集ユーティリティにより、ユーザ定義文字領域への登録が可能です。また、フォント操作を行うためのコマンドにより、既存フォントの追加・変更、フォントのリサイズ、等ができます。
2. 機能詳細
日本語拡張印刷ゴシック体オプション1.xでは、以下の機能を提供しています。
・U90コード系に従った印刷用のビットマップフォントを提供しています。(フォントのフォーマットは、富士通拡張形式(FEF:FujitsuExtended Font))
なお、提供するフォントのサイズは以下のとおりです。
24(22),24(24),30(28),32(32),40(36),50(48),60(56),66(62) [ドット](()内はレターサイズ、()外はボディサイズを表します。)
・フォント操作を行うためのユーザ定義文字編集ユーティリティおよび、各種コマンドを提供しています。
3. 利用による効果
日本語拡張印刷ゴシック体オプションを使用することによって、以下の効果があります。
・ユーザ定義文字編集ユーティリティにより、ユーザ定義文字領域への登録が可能です。また、フォント操作を行うためのコマンドにより、既存フォントの追加・変更、フォントのリサイズ、等ができます。
新規機能
1.0.3から1.0.4の機能強化項目は以下のとおりです。
Oracle Solaris 11をサポートします。
non-global zone上での動作をサポートします。
標準添付品
- そのほかの添付品
オンラインマニュアル(製品CD-ROMに同梱):なし
印刷マニュアル:添付なし
関連マニュアル:FUJITSU Xウィンドウ日本語説明書(J2X0-0480-01: 和)
商品体系
日本語拡張印刷ゴシック体オプション 1.x
購入方法
仮想環境(Oracle VM Server for SPARC)上で使用時の購入方法
・仮想環境(Oracle VM Server for SPARC)上で使用する場合は、論理ドメインごとにライセンスが必要となります。
・仮想環境(パーティーション)上で使用する場合は、パーティーションごとにライセンスが必要となります。
・仮想環境(Solarisゾーン)上で使用する場合は、ゾーン数に関係なく、サーバ数に合わせてライセンスが必要となります。
使用する際には、ライセンス管理(FLEXlm)について、ゾーンで使用する場合の注意事項に従ってください。
留意事項
U90コード系のテキストファイルを作成するためには、以下のソフトウェアが必須です。
・「日本語拡張表示オプション」
U90コード系の明朝体フォントを印刷するためには、以下のソフトウェアが必須です。
・「日本語拡張印刷オプション」
富士通ホストのコード系(JEFコード)からU90コード系に変換するためには、以下のソフトウェアが必須です。
・「標準コード変換」
U90のユーザ定義文字を作成、編集するためには、以下のいずれかのソフトウェアが必須です。
・「SUNWmfrun (Motif RunTime Kit)」(システムバンドル)
・「MTF」
日本語拡張印刷ゴシック体オプション1.0.2以降では、Solaris OSで提供しているLiveUpgradeに対応しています。
Oracle Solaris 11では、以下のパッケージが必須です。
・「system/locale/ja」(システムバンドル)
・「system/locale/ja-extra」(システムバンドル)
・「x11/font-utilities」(システムバンドル)
・「x11/library/libx11」(システムバンドル)
Oracle Solaris 11では、ユーザ定義文字編集ユーティリティはサポートしていません。フォント操作を行うための各種コマンドを使用してユーザ定義文字を登録してください。