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2021年 12月 現在

FUJITSU Software
NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージ V10.5.0
NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージ V10.5.0

本製品は、NetCOBOL Base Edition 開発・運用パッケージに、帳票/オーバレイ帳票印刷機能、既存資産を活用したWebアプリ構築機能、および、COBOL から Java を呼び出す機能など、ビジネス系基幹業務を構築するための必要不可欠な機能群を組み合わせた開発環境および運用環境です。
本製品を使用することにより、既存の COBOL アプリケーション資産/アプリケーション構築ノウハウを活用し、高効率な業務アプリケーションの開発・運用が可能です。
本製品は、COBOL 開発・運用製品として実績の高いPowerCOBOL97 Std 6.x / PowerCOBOL97 Server Std 6.x 、および、NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージ 7.x,V8.x,V9.x / NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージ 7.x,V8.x,V9.x のバージョンアップ製品です。

購入について

留意すべきこと

適応機種 概要

  • サーバ
    SPARC Servers / SPARC Enterprise Mシリーズ / SPARC Enterprise Tシリーズ / マルチベンダーサーバ・クライアント

  • クライアント
    FMV

適応OS 概要

  • サーバ
    Solaris 11(64bit) / Solaris 10(64bit)

  • クライアント
    Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista

機能説明

1. セールスポイント

本製品は、NetCOBOL Base Edition 開発・運用パッケージのセールスポイントに加え、最先端の環境において高い効率が得られる業務アプリケーションを構築・運用するため、次の機能を提供します。
・COBOLからJavaのクラスライブラリを利用することができます。
・既存資産を活用したWWWサーバアプリケーションを構築することができます。(MeFt/Web機能)
・MeFt/Web 機能のセキュリティ強化として、Internet Explorer との組合せでSSL(Secure Sockets Layer) 対応を行うことができます。
・また、本製品は、MeFtの機能も含んでいますので、MeFtのセールスポイントも兼ね備えています。

NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージは、NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージに含まれるコンポーネントのうち、アプリケーションを運用するために必要となるCOBOL運用環境などから構成される運用環境製品です。


2. 機能詳細

本製品は、NetCOBOL Base Edition 開発・運用パッケージの機能に加えて以下の機能があります。

【本格的なビジネス業務への適用】
帳票印刷機能のサポートにより、本格的なビジネス業務への適用を支援します。
・帳票出力実行ライブラリ
-きめ細やかな帳票出力を行う実行ライブラリを提供します。
-Interstage List Works と連携することにより、MeFtで出力 される帳票を電子化することができます。
-また、Interstage List Creator と連携することにより、MeFtが出力する帳票をPDF 形式のファイルにすることができます。詳細については、MeFtのハンドブックを参照してください。

・既存資産を活用したWWW サーバアプリケーション構築支援(MeFt/Web)
-MeFt/Webは、Oracle Solaris上で動作する利用者プログラムのディスプレイ装置やプリンタ装置への入出力を、WWWブラウザ上で行う機能を提供します。
-既存のCOBOLプログラムを活用して、短期間でイントラネット環境へ移行できます。
-MeFt/Webは、Solaris上で動作するWWW サーバ連携プログラム(MeFt/Web サーバ)とクライアント側で動作するMeFt/Web クライアントから構成されています。
-なお、MeFt/WebクライアントにはMeFt/WebプラグインとMeFt/Webコントロール(ActiveXコントロール)の2種類があります。
-Solarisのアプリケーションの画面帳票処理を端末システム側に追い出すことができるため、サーバシステムのSolarisの負荷を軽減できます。
-画面帳票定義体などのユーザ資産をサーバ上で一元管理できます。

【Jアダプタクラスジェネレータ】
Jアダプタクラスジェネレータは、Javaのクラスを呼び出すCOBOLクラスを生成するツールです。これにより、COBOLからJavaのクラスライブラリを利用することができます。


3. 利用による効果

NetCOBOL Base Edition 開発・運用パッケージの利用効果に加えて以下があります。
・MeFt/Web を利用し既存のCOBOLアプリケーションを活用して短期間でイントラネット化することができます。
・ビジネスに不可欠な帳票の印刷および、クライアントに出力することができます。印刷結果をPDF ファイルに出力もできます。詳細は、MeFtのハンドブックを参照してください。また、VSPプリンタへの帳票定義体(PMD)の印刷が可能となり、帳票の表現力が高まります。
・Jアダプタクラスジェネレータを利用して、JAVAアプリケーションを呼び出すプログラムを作成できます。

システム/機能構成図

システム構成図

新規機能

V10.2.1からV10.5.0の機能強化項目は以下のとおりです。

1. Oracle Solaris 11で、プリンタ装置への出力が可能になりました。


2. Oracle Solaris 11およびUNICODE環境で、Interstage List Works 連携による電子帳票出力が可能になりました。


3. MeFt組込みメディア関連指定時にIPv6形式のURLが使用可能となりました。


4. MeFt/Webクライアントの動作OSに、Windows 8を追加しました。


5. MeFt/WebクライアントのサポートWebブラウザに、Microsoft Internet Explorer 10(ディスクトップIEの32bit動作)を追加しました。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・NetCOBOL V10.5.0 リリース情報
    ・NetCOBOL V10.5 COBOL 文法書
    ・NetCOBOL V10.5 使用手引書
    ・NetCOBOL V10.0 Web連携ガイド
    ・NetCOBOL V10.0 COBOL Webサブルーチン 使用手引書
    ・NetCOBOL V10.2 COBOLファイルアクセスルーチン使用手引書
    ・NetCOBOL V10.5 メッセージ説明書
    ・NetCOBOL V10.0 例題プログラム
    ・Jアダプタクラスジェネレータ V10.0 使用手引書
    ・MeFt V10.5 ユーザーズガイド
    ・MeFt V10.0 メッセージ集
    ・MeFt/Web V10.5 説明書

商品体系

【メディア】
・NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージ メディアパック V10
・NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージ メディアパック V10

【ライセンス】
・NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージ プロセッサライセンス (1年間24時間サポート付) V10
・NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージ プロセッサライセンス (1年間24時間サポート付) V10

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(CD-ROM等)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低一本のメディアパックが必要です。バージョンアップ/レベルアップを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


2. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて以下のとおりに必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1 プロセッサ(COD モデルの場合はCPU RTU ライセンスを持つ1稼働CPU)あたり1 本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。
-SPARC M10 では、CPU コアアクティベーションキーにより有効化されたコアの総数に特定の係数を乗じます。
-SPARC Enterprise/PRIMEPOWER のCOD モデルでは、CPU RTU ライセンスを持つ稼働CPU 上のコアの総数に特定の係数を乗じます。
マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


3. NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージについて

NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージで作成したアプリケーションを他のマシン上で実行する際に必要となる運用環境商品です。


4. V8.0以降のバージョンアップ/レベルアップについて

V8.0以降の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新バージョン/レベルを提供いたします。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新バージョン/レベル商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SE にお問合せください。


5. 7.x以前のバージョンアップについて

7.x以前の本商品をお持ちの場合は、弊社営業/SE にお問い合わせください。


6. ダウングレード使用について

本商品のライセンスを購入することにより、本商品の旧バージョンを使用する権利を得ることができます(以降、「ダウングレード使用」と呼びます)。
「ダウングレード使用」を適用する際には、旧バージョン商品のインストール媒体をお客様が既に購入されていることが前提となります。
購入が必要なライセンス数については、本商品のライセンス購入方法に従ってカウントします。
なお、ダウングレード使用権を用いて、1 つのライセンスで本バージョン商品と旧バージョン商品を同時に使用することはできません。
また、本商品の次バージョン以降を使用する権利はありません。
「ダウングレード使用」可能な旧バージョン商品は、以下のとおりです。
・NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージ / 運用パッケージ 7.x
・NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージ / 運用パッケージ V8.x
・NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージ / 運用パッケージ V9.x
・PowerCOBOL97 Std 6.x / PowerCOBOL97 Server Std 6.x


7. MeFt/Webクライアントのライセンスについて

本製品には、Windowsクライアントにて動作するMeFt/Webクライアントが含まれています。
・MeFt/Webクライアントは、複数のWindowsクライアントにインストールして使用することができます。


8. クラスタシステムにおける製品のライセンス

相互待機形態(Active/Active)で運用する場合は、各サーバに製品を購入する必要があります。ただし、運用待機形態(Active/Passive)で運用する場合は、通常運用時に待機ノードとなっているサーバには運用ノードで購入したライセンスを使用できます。

関連ソフト

1. SORT/MERGE文の処理を高速化する場合、またはラージファイルシステムに指定されたファイルを扱う場合に必須

PowerSORT 3.1以降


2. 分散システムの構築、CORBAアプリケーションの開発・運用をする場合に必須

Interstage Application Server Enterprise Edition 7.0.1 以降


3. データベースを使用する場合に以下のいずれかが必須

Symfoware Server Standard Edition / Enterprise Edition / Enterprise Extended Edition 7.0.1 以降
Oracle Database Standard Edition / Enterprise Edition 11.1.0以降
Oracle Database Standard Edition / Enterprise Edition 10.1.0以降
Oracle Database Standard Edition / Enterprise Edition 9.0.2以降


4. OracleへのREAD/WRITEインターフェースによるアクセスを行う場合に必須

PowerRDBconnector for NetCOBOL 1.0


5. RDMファイルへのアクセスや表示ファイルで非同期型メッセージ通信を行う場合に必須

PowerRW+ 2.0以降


6. コンソール操作機能を使用する場合に必須

C-ISAM 1.0


7. コンソール操作機能を使用する場合に必須

Systemwalker Centric Manager Standard Edition / Enterprise Edition / Global Enterprise Edition 12.1 以降


8. 表示ファイル(PRT)およびFORMAT句付き印刷ファイルを使用して、Interstage List Manager および MeFt と連携し帳票をセンター集中形態で配信する場合に必須

Interstage List Manager Standard Edition / Enterprise Edition 8.0 以降


9. 印刷ファイルまたは表示ファイルを使用して電子帳票を作成する場合に必須

Interstage List Works Enterprise Edition 8.0.0 以降
※Oracle Solaris 11およびUnicode環境の場合は、V10.1.0以降


10. 帳票のデータ入力・印刷業務をインターネット化、電子化する場合に必須

Interstage Form Coordinator Standard Edition 7.0 以降


11. UNICODE(UTF-8)ロケールで、帳票定義体を使用する場合、FORMAT句なし印刷ファイルを使用してEUCコードに丸めて印刷する場合、または、PowerGEM機能利用時に以下のいずれかが必須

Interstage Charset Manager Standard Edition Agent 7.x 以降
標準コード変換 1.2


12. COBOLアプリケーションの印刷を電子化する場合に必須

Interstage Print Manager Standard Edition 8.0.0 以降


13. MeFt/NET-SVを利用した画面入出力および印刷機能を行う場合に必須

MeFt/NET-SV 1.1


14. PrintPartnerVSPシリーズのプリンタ装置での印刷処理を行う場合に以下のいずれかが必須

PrintWalker/BPC 4.2以降
※Oracle Solaris 11の場合は、6.0以降
PrintWalker/BPC-EX 4.2以降
PrintWalkerの詳細については以下を参照してください。
http://primeserver.fujitsu.com/printer/


15. JEF 拡張漢字およびJEF 拡張非漢字の印刷を行う場合に必須

日本語拡張表示オプション 2.2.8 以降
日本語拡張印刷オプション 1.2.8 以降
日本語拡張印刷ゴシック体オプション 1.0.3 以降

留意事項

1. NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージについて

NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージは、NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージまたは、NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージで作成したCOBOLアプリケーション用の運用環境製品です。


2. Standard Editionの機能範囲について

本製品はNetCOBOL Base Edition 開発・運用パッケージ、およびMeFtの機能を包含しています。各製品のソフトウェアガイドも参照してください。
なお、PowerSORT機能を使用する場合は、実行時の製品として、PowerSORTが必要です。
Interstage Business Application Server および Interstage Job Workload Server との連携はできません。


3. MeFt/Webについて

本製品のMeFt/Webでは、接続する端末(WWWブラウザ)ごとに利用者プログラムが起動され、接続できる端末の台数は、利用者プログラムの処理内容/構造やハードウェアの性能に大きく依存します。
このため、実際に運用できる端末数については、システム構築時に事前の検証が必要です。
なお、端末台数が多い大規模システムでの利用は推奨しません。


4. クラスライブラリの提供について

クラスライブラリ(コレクション・帳票印刷・DBアクセス)の提供を今版より中止します。

関連URL

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