このページの本文へ移動
  1. ホーム >
  2. 製品 >
  3. ソフトウェア >
  4. ライブラリー >
  5. ソフトウェアの諸条件 >
  6. ソフトウェアガイド >
  7. Solaris ソフトウェアガイド >
  8. NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージ V10.5.0

2021年 12月 現在

FUJITSU Software
NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージ V10.5.0

本製品は、NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージに、資産の管理、システム間連携機能、テストデータ作成機能などを組み合わせた統合開発環境および運用環境です。
本製品は、COBOL アプリケーションの設計〜プログラミング〜デバッグ〜保守の開発サイクルを支援します。
本製品を使用することにより、既存の COBOL アプリケーション資産/アプリケーション構築ノウハウを活用し、高効率な業務アプリケーションの開発・運用・保守が可能です。
本製品は、NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージ 7.x,V8.x,V9.x のバージョンアップ製品です。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    SPARC Servers / SPARC Enterprise Mシリーズ / SPARC Enterprise Tシリーズ / マルチベンダーサーバ・クライアント

  • クライアント
    PRIMERGY / FMV

適応OS 概要

  • サーバ
    Solaris 11(64bit) / Solaris 10(64bit)

  • クライアント
    Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003 / Windows Server 2003 for Itanium -based Systems / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista

機能説明

1. セールスポイント

本製品は、NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージのセールスポイントに加え、効率の良い業務アプリケーションを構築するため、次の機能を提供します。
・COBOL アプリケーションの設計〜プログラミング〜デバッグ〜保守の開発サイクルを支援します。
・資産管理機能、システム間連携機能を利用することにより、開発を効率的に行うことができます。
・SIMPLIA/COBOL支援キットを利用することにより、テストデータの作成/検証作業の効率化が図れます。


2. 機能詳細

本製品は、NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージの機能に加えて以下の機能があります。

【資産管理機能】
PowerGEMは、Oracle Solaris で動作する各種資産(ソースプログラムテキスト、文書データ、画面帳票定義体など)を管理する資産管理ツールであり、Solarisでアプリケーションプログラムの開発を効率的に行うための機能を提供しています。また、Windows版PowerGEM Plusから連携する場合にはサーバとして機能します。

【SIMPLIA/COBOL支援キット】
・テストデータ作成・更新・検証ツール(TF-LINDA)
-COBOLファイルの作成/検証(創成、更新、追加、表示、印刷)ができます。 テストデータの作成/検証作業が大幅に軽減します。
・開発資産流用支援ツール(TF-MDPORT)
-異なるプラットフォーム間における文字コード変換/ファイル形式変換機能により、既存データを流用したテストデータの作成作業を軽減します。
・Windows版SIMPLIAシリーズとの連携
-Windows版SIMPLIAシリーズとの連携により、ドキュメント作成やテスト実行網羅率の測定ができます。


3. 利用による効果

NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージの利用効果に加えて以下があります。
・PowerGEM の資産管理機能、システム間連携機能を利用することにより、開発を効率的に行うことができます。
・SIMPLIA/COBOL支援キットを利用することにより、テストデータの作成/検証作業の効率化が図れます。

システム/機能構成図

システム構成図

新規機能

V10.2.1からV10.5.0の機能強化項目は以下のとおりです。

1. Oracle Solaris 11で、プリンタ装置への出力が可能になりました。


2. Oracle Solaris 11およびUNICODE環境で、Interstage List Works 連携による電子帳票出力が可能になりました。


3. MeFt組込みメディア関連指定時にIPv6形式のURLが使用可能となりました。


4. MeFt/Webクライアントの動作OSに、Windows 8を追加しました。


5. MeFt/WebクライアントのサポートWebブラウザに、Microsoft Internet Explorer 10(ディスクトップIEの32bit動作)を追加しました。


6. SIMPLIA/TF-LINDA(COBOL)の動作OSに、Windows 8 および Windows Server 2012を追加しました。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・NetCOBOL V10.5.0 リリース情報
    ・NetCOBOL V10.5 COBOL 文法書
    ・NetCOBOL V10.5 使用手引書
    ・NetCOBOL V10.0 Web連携ガイド
    ・NetCOBOL V10.0 COBOL Webサブルーチン 使用手引書
    ・NetCOBOL V10.2 COBOLファイルアクセスルーチン使用手引書
    ・NetCOBOL V10.5 メッセージ説明書
    ・NetCOBOL V10.0 例題プログラム
    ・Jアダプタクラスジェネレータ V10.0 使用手引書
    ・MeFt V10.5 ユーザーズガイド
    ・MeFt V10.0 メッセージ集
    ・MeFt/Web V10.5 説明書
    ・FUJITSU PowerGEM 説明書
    ・SIMPLIA/TF-LINDA オンラインマニュアル(*1)
    ・SIMPLIA/TF-MDPORT オンラインマニュアル

商品体系

【メディア】
・NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージ メディアパック V10
【ライセンス】
・NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージ プロセッサライセンス (1年間24時間サポート付) V10

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(CD-ROM等)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低一本のメディアパックが必要です。バージョンアップ/レベルアップを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


2. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて以下のとおりに必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1 プロセッサ(COD モデルの場合はCPU RTU ライセンスを持つ1稼働CPU)あたり1 本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。
-SPARC M10 では、CPU コアアクティベーションキーにより有効化されたコアの総数に特定の係数を乗じます。
-SPARC Enterprise/PRIMEPOWER のCOD モデルでは、CPU RTU ライセンスを持つ稼働CPU 上のコアの総数に特定の係数を乗じます。
マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


3. V8.0以降のバージョンアップ/レベルアップについて

V8.0以降の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新バージョン/レベルを提供いたします。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新バージョン/レベル商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SE にお問合せください。


4. 7.x以前からのバージョンアップについて

7.x以前の本商品をお持ちの場合は、弊社営業/SE にお問い合わせください。


5. ダウングレード使用について

本商品のライセンスを購入することにより、本商品の旧バージョンを使用する権利を得ることができます(以降、「ダウングレード使用」と呼びます)。
「ダウングレード使用」を適用する際には、旧バージョン商品のインストール媒体をお客様が既に購入されていることが前提となります。
購入が必要なライセンス数については、本商品のライセンス購入方法に従ってカウントします。
なお、ダウングレード使用権を用いて、1 つのライセンスで本バージョン商品と旧バージョン商品を同時に使用することはできません。
また、本商品の次バージョン以降を使用する権利はありません。
「ダウングレード使用」可能な旧バージョン商品は、以下のとおりです。
・NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージ V7.x
・NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージ V8.x
・NetCOBOL Professional Edition 開発・運用パッケージ V9.x


6. MeFt/Webクライアントのライセンスについて

本製品には、Windowsクライアントにて動作するMeFt/Webクライアントが含まれています。
MeFt/Webクライアントは、複数のWindowsクライアントにインストールして使用することができます。


7. SIMPLIA/TF-LINDA(COBOL)クライアントのライセンスについて

本製品には、SIMPLIA/TF-LINDA(COBOL)クライアントが含まれています。
・SIMPLIA/TF-LINDA(COBOL)クライアントは、1台のWindowsクライアントにインストールして使用することができます。
・SIMPLIA/TF-LINDA(COBOL)クライアントを複数のWindowsクライアントにインストールして使用する場合、追加クライアントライセンスを別途購入する必要があります。


8. クラスタシステムにおける製品のライセンス

相互待機形態(Active/Active)で運用する場合は、各サーバに製品を購入する必要があります。ただし、運用待機形態(Active/Passive)で運用する場合は、通常運用時に待機ノードとなっているサーバには運用ノードで購入したライセンスを使用できます。

関連ソフト

1. SORT/MERGE文の処理を高速化する場合、またはラージファイルシステムに指定されたファイルを扱う場合に必須

PowerSORT 3.1以降


2. 分散システムの構築、CORBAアプリケーションの開発・運用をする場合に必須

Interstage Application Server Enterprise Edition 7.0.1 以降


3. データベースを使用する場合に以下のいずれかが必須

Symfoware Server Standard Edition / Enterprise Edition / Enterprise Extended Edition 7.0.1 以降
Oracle Database Standard Edition / Enterprise Edition 11.1.0以降
Oracle Database Standard Edition / Enterprise Edition 10.1.0以降
Oracle Database Standard Edition / Enterprise Edition 9.0.2以降


4. OracleへのREAD/WRITEインターフェースによるアクセスを行う場合に必須

PowerRDBconnector for NetCOBOL 1.0


5. RDMファイルへのアクセスや表示ファイルで非同期型メッセージ通信を行う場合に必須

PowerRW+ 2.0以降


6. C-ISAMファイルへのアクセスを行う場合に必須

C-ISAM 1.0


7. コンソール操作機能を使用する場合に必須

Systemwalker Centric Manager Standard Edition / Enterprise Edition / Global Enterprise Edition 12.1 以降


8. 表示ファイル(PRT)およびFORMAT句付き印刷ファイルを使用して、Interstage List Manager および MeFt と連携し帳票をセンター集中形態で配信する場合に必須

Interstage List Manager Standard Edition / Enterprise Edition 8.0 以降


9. 印刷ファイルまたは表示ファイルを使用して電子帳票を作成する場合に必須

Interstage List Works Enterprise Edition 8.0.0 以降
※Oracle Solaris 11およびUnicode環境の場合は、V10.1.0以降


10. 帳票のデータ入力・印刷業務をインターネット化、電子化する場合に必須

Interstage Form Coordinator Standard Edition 7.0 以降


11. UNICODE(UTF-8)ロケールで、帳票定義体を使用する場合、FORMAT句なし印刷ファイルを使用してEUCコードに丸めて印刷する場合、または、PowerGEM機能利用時に以下のいずれかが必須

Interstage Charset Manager Standard Edition Agent 7.x 以降
標準コード変換 1.2


12. COBOLアプリケーションの印刷を電子化する場合に必須

Interstage Print Manager Standard Edition 8.0.0 以降


13. MeFt/NET-SVを利用した画面入出力および印刷機能を行う場合に必須

MeFt/NET-SV 1.1


14. PrintPartnerVSPシリーズのプリンタ装置での印刷処理を行う場合に以下のいずれかが必須

PrintWalker/BPC 4.2以降
※Oracle Solaris 11の場合は、6.0以降
PrintWalker/BPC-EX 4.2以降
PrintWalkerの詳細については以下を参照してください。
http://primeserver.fujitsu.com/printer/


15. JEF 拡張漢字およびJEF 拡張非漢字の印刷を行う場合に必須

日本語拡張表示オプション 2.2.8 以降
日本語拡張印刷オプション 1.2.8 以降
日本語拡張印刷ゴシック体オプション 1.0.3 以降

動作保証周辺機器

関連ハードウェア

VSPシリーズのプリンタ装置

留意事項

1. PowerGEMについて

PowerGEM については、Oracle Solaris 11での動作は保証していません。


2. Professional Editionの機能範囲について

本製品はNetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージの機能を包含しています。NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージのソフトウェアガイドも参照してください。
なお、PowerSORT機能を使用する場合は、実行時の製品として、PowerSORTが必要です。
Interstage Business Application Server および Interstage Job Workload Server との連携はできません。

関連URL

お客様向けURL