このページの本文へ移動

2021年 1月 現在

Apigee Edge 4.50.00

Apigee Edgeは、Google社が提供する統合APIプラットフォーム製品です。API提供者による API設計、保護、デプロイ、分析等の開発~公開までのライフサイクルを管理します。

本商品によって、API提供者は以下が可能になります。
・セキュリティやトラフィック制御といった共通に必要な機能は本商品を活用し、APIの価値機能の実装に専念できます。
・一環した形式のAPIを社外・社内に公開でき、全社統一的なAPIの管理が行えます。
・ APIの利用実績データを分析し、マーケティングや投資に活用できます。

本商品は、富士通のSupportDeskをバンドルし、使用期間を1 年間に限定した基本ライセンスと、3ヶ月で超過したAPI コール数に従って購入が必要な追加ライセンスで提供しています。

購入について

適応機種 概要

  • API Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

  • Developer Services (その他の適応機種/OSについては、「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

  • Analytics Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

  • Management Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

適応OS 概要

  • API Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

  • Developer Services (その他の適応機種/OSについては、「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

  • Analytics Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

  • Management Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

機能説明

1. Apigee Edgeの機能の構成概要について

Apigee Edgeは、以下の機能により構成されます。
・API Services (API Gateway)
・Analytics Services
・Developer Services
・Management Services

Apigee EdgeのMonetization Service機能については、現状、当社商品では対象外となります。

Apigee Edgeの機能の構成概要について


2. API Services (API Gateway)

アプリケーションとバックエンド間のAPIの呼出しを仲介し、API公開に共通的に求められるセキュリティ設定(アクセス制御)、トラフィック制御、データ変換等を行います。
Apigee Edgeを通して提供するAPIの呼び出しはIPv6に対応しています。IPv6のアドレスとポートでAPIリクエストを受け付けることが可能です。


3. Analytics Services

Apigee Edgeを通して公開されたAPIの利用状況を分析・可視化します。APIの利用状況の分析データは、Apigee Edgeが提供するUI画面で参照できます。また、分析データをユーザ独自の分析ツールにインプットし、独自の分析を行うことも可能です。


4. Developer Services

API仕様の公開、セルフサービスのAPI利用申請、API Keyの配布を行うアプリケーション開発者向けポータルの雛形を提供します。


5. Management Services

公開するAPIの設定管理、バージョン管理、Apigee Edgeユーザーの管理を行います。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図

新規機能

V4.19.06からV4.50.00の機能強化項目は以下のとおりです。

1. APIプロキシでTLS接続情報が利用可能

APIプロキシでTLS接続情報が利用可能になりました。
TLSをサポートする仮想ホストを介したAPIプロキシへのリクエスト中に、TLS接続に関する情報をキャプチャできます。この情報には、APIプロキシからフロー変数を介してアクセスできるため、これをもとに追加の分析や検証を実行できます。


2. Drupal 8ポータルの可用性とDrupal 7のEOL

Drupal 8用のApigeeのモジュールを使用することにより、柔軟性が高く、デベロッパーエクスペリエンスをきめ細かく制御可能なデベロッパーポータルを構築できます。
Drupal 7のApigeeモジュールは、2021年11月の時点でサポートされなくなります。

商品体系

【基本ライセンス/追加ライセンス】
・Apigee Edge 125 基本ライセンス
・Apigee Edge 125 追加ライセンス(10M APIコール)
・Apigee Edge 250 基本ライセンス
・Apigee Edge 250 追加ライセンス(25M APIコール)
・Apigee Edge 500 基本ライセンス
・Apigee Edge 500 追加ライセンス(50M APIコール)

購入方法

1. プログラムモジュールの提供について

本商品にメディアはありません。
本商品をご購入のお客様は、購入したライセンスに合わせて提供される情報に従って、Google社のApigeeリポジトリからネットワーク経由で製品をダウンロード・インストールする必要があります。


2. ライセンスについて

本商品は、利用するAPIコール数によってライセンスを分けています。APIコール数については、「3. APIコール数について」を参照してください。

本商品は、基本ライセンスと追加ライセンスで構成されます。
基本ライセンスは、プロダクト使用権とSupportDeskが一体となった一括払いの商品です。1年ごとに契約が必要です。
追加ライセンスは、基本ライセンスのAPIコール数上限を3ヶ月累積で超えた場合のみ、追加の支払いが必要な商品です。お客様からの申告に基づいて超過量を計算し、超過したAPIコール数分を購入いただきます。

Apigee Edgeの基本ライセンスおよび追加ライセンスの商品メニューを以下に示します。1つの基本ライセンスに対応する追加ライセンスは1つです。例えば、Apigee Edge 125 基本ライセンスに対応する追加ライセンスは、Apigee Edge 125 追加ライセンス(10M APIコール)となります。Apigee Edge 125 基本ライセンスに対して、Apigee Edge 250 追加ライセンス(25M APIコール)やApigee Edge 500 追加ライセンス(50M APIコール)を選択することはできません。


3. APIコール数について

Apigee Edgeを通して提供されるAPIが外部から呼ばれた数がAPIコール数となります。
APIコール数は、お客様から報告していただく必要があります。APIコール数の報告対象は、本番環境のAPIコール数のみであり、開発やテスト用途のAPIコールはAPIコール数の報告対象に含む必要はありません。


4. 基本ライセンスについて

基本ライセンスの使用の開始、継続に当たっては、以下のことにご留意ください。
・使用開始日から1年間のみ、使用権とサポートが有効です。
・継続して使用する場合は、1年ごとに契約が必要です。
・3ヶ月ごとに設定されているAPIコール数上限を超過した場合は、超過量に応じた追加ライセンスの支払いが必要です。
・3ヶ月ごとに、お客様からのAPIコール数の報告が必須となります。
※APIコール数が上限を超過しても、システムが停止することはありません。


5. 必要ライセンス数の考え方

Apigee Edgeのライセンスは本番環境のAPIコール総数のみに依存します。インストールするコンポーネント数やインスタンス数、データセンター数に制約はなく、1ライセンスの購入で、複数のApigee Edge環境を構築できます。


6. 購入例

Apigee Edge 250 基本ライセンスを利用した場合の購入例を示します。

関連ソフト

なし

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. APIコール数の考え方

Apigee Edgeを通して提供されるAPIが外部から呼ばれた数がAPIコール数となります。
APIコールの監視・エラーの対処といった運用管理はお客様自身で行っていただく必要があります。


2. サポート対象ソフトウェアおよびサポート バージョン

Apigee Edgeのサポート対象OS、ソフトウェア、およびバージョンについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」を参照してください。


3. 製品のバージョンアップ/ライフサイクルについて

Apigee Edgeのバージョンアップ(メジャーリリース)は、Google社から必要に応じて年に2回まで提供され、最新版と過去18ヶ月のバージョンがサポートされます。
本商品においても、Google社がサポートするメジャーリリースのみがサポート対象となります。
したがって、お客様の適切な運用のため、計画的に最新版へのバージョンアップを実施していただく必要があります。
Apigee Edgeのバージョンアップの情報については、「関連URL」の「Apigee Edge リリースノート(ベンダーページ)」を参照してください。


4. 前版との差異

以下のOSは、サポート対象外となります。
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)

関連URL

お客様向けURL