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2019年 12月 現在

Apigee Edge 4.19.06

Apigee Edgeは、Google社が提供する統合APIプラットフォーム製品です。API提供者による API設計、保護、デプロイ、分析等の開発~公開までのライフサイクルを管理します。

本商品によって、API提供者は以下が可能になります。
・セキュリティやトラフィック制御といった共通に必要な機能は本商品を活用し、APIの価値機能の実装に専念できます
・一環した形式のAPIを社外・社内に公開でき、全社統一的なAPIの管理が行えます。
・ APIの利用実績データを分析し、マーケティングや投資に活用できます。

本商品は、富士通のサポートサービスをバンドルし、年額サブスクリプションライセンスおよびAPIコール数の従量制ライセンスで提供しています。

購入について

適応機種 概要

  • API Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

  • Developer Services (その他の適応機種/OSについては、「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

  • Analytics Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

  • Management Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

適応OS 概要

  • API Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / その他

  • Developer Services (その他の適応機種/OSについては、「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / その他

  • Analytics Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / その他

  • Management Services (その他の適応機種/OSについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / その他

機能説明

1. Apigee Edgeの機能の構成概要について

Apigee Edgeは、以下のサービスにより構成されます。
・API Services (API Gateway)
・Analytics Services
・Developer Services
・Management Services

Apigee EdgeのMonetization Service機能については、現状、当社商品では対象外となります。

Apigee Edgeの機能の構成概要について


2. API Services (API Gateway)

アプリケーションとバックエンド間のAPIの呼出しを仲介し、API公開に共通的に求められるセキュリティ設定(アクセス制御)、トラフィック制御、データ変換等を行います。
Apigee Edgeを通して提供するAPIの呼び出しはIPv6に対応しています。IPv6のアドレスとポートでAPIリクエストを受け付けることが可能です。


3. Analytics Services

Apigee Edgeを通して公開されたAPIの利用状況を分析・可視化します。APIの利用状況の分析データは、Apigee Edgeが提供するUI画面で参照できます。また、分析データをユーザ独自の分析ツールにインプットし、独自の分析を行うことも可能です。


4. Developer Services

API仕様の公開、セルフサービスのAPI利用申請、API Keyの配布を行うアプリケーション開発者向けポータルの雛形を提供します。


5. Management Services

公開するAPIの設定管理、バージョン管理、Apigee Edgeユーザーの管理を行います。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図

新規機能

1. Edge UI(Apigee Edgeの管理UI)に関するエンハンス

・インストール簡易化
Edge UIをインストール際のコマンド実行の手番が少なくなり、Edge UIのインストールが容易になりました。
・サポートする認証方式の追加
Edge UIへログインする際の認証方式として新たにLDAPがサポートされました。


2. API利用状況データのファイル出力

Apigee Edgeを通して提供するAPIの利用状況の分析データをファイルに出力して、ユーザが使用している独自の分析ツールへのインプットとすることが可能となりました。
それによって、Apigee EdgeのAnalytics Servicesで可視化した分析データを参照するだけでなく、ユーザ独自の分析が可能となります。


3. IPv6のサポート

Apigee Edgeを通して提供するAPIの呼び出しがIPv6に対応しました。IPv6のアドレスとポートでAPIリクエストを受け付けることが可能です。


4. HTTPによるAPIの配備

Apigee Edgeを通して提供するAPIを配備する際の方式として新たにHTTPをサポートしました。これによって、大規模なシステム構成の場合においても、タイムアウトせずにAPIの配備が可能になります。


5. Cassandra Rackのサポート

APIのランタイムデータ(認証キーやトラフィック制御の閾値等)を格納するデータベースのCassandraについて、複数のRack(論理的なグループ)を用いた構成が可能になりました。これによって、Cassandraノードの可用性が向上します。

商品体系

【基本サービス/超過オプション】
・Apigee Edge 125 基本サービス
・Apigee Edge 125 超過オプション(10M APIコール)
・Apigee Edge 250 基本サービス
・Apigee Edge 250 超過オプション(25M APIコール)
・Apigee Edge 500 基本サービス
・Apigee Edge 500 超過オプション(50M APIコール)

購入方法

1. プログラムモジュールの提供について

本商品にメディアはありません。
本商品をご購入のお客様は、購入したライセンスに合わせて提供される情報に従って、Google社のApigeeリポジトリからネットワーク経由で製品をダウンロード・インストールする必要があります。


2. ライセンスについて

本商品は、APIコール数に従って課金されます。APIコール数については、「3. APIコール数について」を参照してください。

本商品は、基本サービスと超過オプションで構成されます。
基本サービスは、プロダクト使用権とサポートサービスが一体となった年額サービス商品です。2年目以降は、自動継続で富士通から請求が行われます。
超過オプションは、基本サービスのAPIコール数上限を3ヶ月累積で超えた場合のみ、追加の支払いが必要なオプション商品です。お客様からの申告に基づいて富士通から請求が行われます。

Apigee Edgeの基本サービスおよび超過オプションの商品メニューを以下に示します。1つの基本サービスに対応する超過オプションは1つです。例えば、Apigee Edge 125 基本サービスに対応する超過オプションは、Apigee Edge 125 超過オプション(10M APIコール)となります。Apigee Edge 125 基本サービスに対して、Apigee Edge 250 超過オプション(25M APIコール)やApigee Edge 500 超過オプション(50M APIコール)を選択することはできません。


3. APIコール数について

Apigee Edgeを通して提供されるAPIが外部から呼ばれた数がAPIコール数となります。
APIコール数は、お客様から報告していただく必要があります。APIコール数の報告対象は、本番環境のAPIコール数のみであり、開発やテスト用途のAPIコールはAPIコール数の報告対象に含む必要はありません。


4. 基本サービスについて

基本サービスの使用の開始、継続、中止等に当たっては、以下のことにご留意ください。
・使用開始日から1年間のみ、使用権とサポートが有効です。
・ 継続して使用する場合は、サービス契約は自動的に更新されます。
・ 使用を中止する場合は、サービス期間満了の1ヶ月以上前に解約が必要です。
・ 3ヶ月ごとに設定されているAPIコール数上限を超過した場合は、超過量に応じた超過オプションの支払いが必要です。


5. 超過オプションについて

超過オプションについては、以下のことにご留意ください。
・基本サービスと合わせて、契約が必須となります。
・ 3ヶ月ごとに、お客様からのAPIコール数の報告が必須となります。
※APIコール数が上限を超過しても、システムが停止することはありません。


6. 必要ライセンス数の考え方

Apigee Edgeのライセンスは本番環境のAPIコール総数のみに依存します。インストールするコンポーネント数やインスタンス数、データセンター数に制約はなく、1ライセンスの購入で、複数のApigee Edge環境を構築できます。


7. 課金例

Apigee Edge 250 基本サービスを利用した場合の課金例を示します。

関連ソフト

なし

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. APIコール数の考え方

Apigee Edgeを通して提供されるAPIが外部から呼ばれた数がAPIコール数となります。
APIコールの監視・エラーの対処といった運用管理はお客様自身で行っていただく必要があります。


2. サポート対象ソフトウェアおよびサポート バージョン

Apigee Edgeのサポート対象OS、ソフトウェア、およびバージョンについては、「関連URL」の「Apigee Edge ソフトウェア要件(ベンダーページ)」を参照してください。


3. 製品のバージョンアップ/ライフサイクルについて

Apigee Edgeのバージョンアップ(メジャーリリース)は、Google社から年に2回提供され、最新版から2世代前までのメジャーリリースがサポートされます。
本商品においても、Google社がサポートするメジャーリリースのみがサポート対象となります。
したがって、お客様の適切な運用のため、計画的に最新版へのバージョンアップを実施していただく必要があります。
Apigee Edgeのバージョンアップの情報については、「関連URL」の「Apigee Edge リリースノート(ベンダーページ)」を参照してください。

関連URL

お客様向けURL