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  8. Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Server Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Socket Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket

2021年 11月 現在

Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Server
Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Socket
Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket

本商品は、Linuxサーバのデータをハードディスクへイメージバックアップすることができます。また、リストアも簡単に行うことができます。
更に、エージェントバックアップサーバによる複数台のマシンの一元管理や、仮想環境上の仮想マシンのバックアップへも対応しています。
Advanced Editionは、Arcserve UDP 7.0 Advanced Editionの後継商品です。
Premium Editionは、Arcserve UDP 7.0 Premium Editionの後継商品であり、Advanced Editionの機能に加え、Arcserve Backup 18.0商品群およびArcserve Replication 18.0 for Windows Standard for File Server商品(Windows商品として提供)の機能を提供します。

購入について

適応機種 概要

  • バックアップ対象マシン
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure 仮想マシン / パブリッククラウド

  • エージェントバックアップサーバ(エージェント)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント

  • UDPコンソール / 復旧ポイントサーバ
    PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント

適応OS 概要

  • バックアップ対象マシン
    Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)

  • エージェントバックアップサーバ(エージェント)
    Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)

  • UDPコンソール / 復旧ポイントサーバ
    Windows Server 2019(64-bit) / Windows Server 2016(64-bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit)

機能説明

1. 各商品で提供する機能

Arcserve UDP 8.0では、以下の商品を提供します。
(1) Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Server
(2) Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Socket
(3) Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket

各商品で提供する機能については、以下の表でご確認ください(上記の(1)~(3)が、下表「商品名」欄の各番号に相当します)。

各Editionで提供する機能

各Editionで提供する機能について説明します。

各Editionで提供する機能 (続き)

各Editionで提供する機能について説明します。

2. 小規模サーバ向けの簡単バックアップ・復旧

インストールから設定、復旧までを簡単操作で行うことができます。
これまで専属の管理者を置くことが出来なかった小規模環境へ導入することができます。
また、バックアップは、マシン全体やボリューム単位で行うイメージバックアップで、ハードディスクに対して行います。

なお、バックアップの処理と管理・監視は、エージェントをインストールするエージェントバックアップサーバが担います。
バックアップ対象マシンへエージェントをインストールする必要はありません。


3. 柔軟なリストア

(1) ブラウザからの簡単復旧
バックアップしたイメージから、ファイル/ディレクトリ単位、ボリューム単位のリストアが可能です。
また、復旧ポイント(バックアップを実行した世代)の指定、または 特定ファイル/ディレクトリを検索して、リストアすることができます。

(2) ベアメタルリカバリ
復旧用メディアを作成することで、バックアップデータから簡単・迅速にシステム復旧することができます(RedHat Enterprise Linux 8は除く)。


4. エージェントバックアップサーバによるLinux環境の一元管理

なお、バックアップの処理と管理・監視は、エージェントがインストールされたエージェントバックアップサーバが担います。
エージェントバックアップサーバは、バックアップ対象となる複数のLinuxマシンのバックアップ運用を1つの画面からまとめて管理できます。


5. バックアップデータの効率化と安全性の向上

(1) データの圧縮
バックアップデータは圧縮した状態でバックアップ先へ保管されます。

(2) 継続的な増分バックアップとバックアップデータの自動統合
バックアップ先を復旧ポイントサーバ(Windows)に指定することで、初回のフルバックアップ以降は、増分データのみバックアップします。
また、最も古い世代の増分データは、フルバックアップデータに自動的に統合されます。
これにより、バックアップ時間を短縮するだけでなく、バックアップ先のディスクスペースを効率的に利用することができます。

(3) バックアップの暗号化
セキュリティ向上を図るため、AES-128/192/256に対応したバックアップデータの暗号化が可能です。


6. 仮想化環境のデータ保護 (- Socket商品で提供)

VMware環境、Hyper-V環境、およびNutanix AHV環境上の仮想マシンへエージェントをインストールする手間を省き、仮想マシン単位でのバックアップ・リストアが可能です(エージェントレス バックアップ)。
なお、エージェントバックアップサーバ(Linux)と併用することにより、LinuxゲストOSの仮想マシンのバックアップデータからファイル単位でリストアすることも可能です。
なお、Nuatnix AHV環境でのエージェントレス バックアップ機能は、以下の商品で提供します。
・Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket
・Arcserve UDP 8.0 Premium Plus Edition - Socket

仮想マシンのエージェントレス バックアップ

仮想化環境上の仮想マシンのエージェントレス バックアップについて説明します。

7. 復旧ポイントサーバによるバックアップデータの集約

復旧ポイントサーバ(Windows)を導入することにより、バックアップ対象のマシンが多い環境のバックアップ/リカバリを効率的に行えます。
この復旧ポイントサーバでは、以下の機能を提供します。
・バックアップデータを集約して保管
・継続的な増分バックアップ
・バックアップデータの重複排除
・バックアップデータを別拠点にある復旧ポイントサーバへ遠隔転送(FUJITSU Hybrid IT Service の仮想マシンへの遠隔転送も可能)
・テープへの二次バックアップ


8. 物理・仮想を問わず複数サーバを統合管理

WindowsやLinuxといった物理マシンや、VMwareやHyper-Vといった仮想化環境上の仮想マシンが混在するバックアップ運用をまとめて管理することができます。
UDPコンソール(Windows)を使用することにより、バックアップ対象が複数あっても同一の操作性による設定やバックアップ状況の監視等がすべて管理でき、管理者の運用負担を軽減します。


9. 災害対策を考慮したデータ保護

(1) データの遠隔転送
復旧ポイントサーバ(Windows)に集約したバックアップデータを別拠点にある復旧ポイントサーバへ定期的に転送します。変更データのみの転送や帯域幅の制御により、遠隔地へのデータ転送の負荷も軽減します。
FUJITSU Hybrid IT Service上の仮想マシン(Windows)への遠隔転送も可能です。

(2) インスタントVM
バックアップデータを仮想化環境(VMware / Hyper-V / Nutanix AHV)のホストへ仮想マシンとして登録することにより、業務サーバが機能停止した場合等、その仮想マシンで代替運用することが可能です。
同じ拠点内での迅速な業務再開や、業務マシンで実施しにくい動作テスト等で一時的に利用する場合に適しています。
なお、Nuatnix AHV環境へのインスタントVMは、以下の商品で提供します。
・Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket
・Arcserve UDP 8.0 Premium Plus Edition - Socket

(3) テープへの二次バックアップ
復旧ポイントサーバに集約したバックアップデータはテープへ二次保管し、長期間保存することができます。

インスタントVM機能

インスタントVM機能について説明します。

10. Arcserve Backup / Replicationとの連携

本商品でバックアップしたデータを更にArcserve Backup 18.0(Windows商品として提供)で長期保管することが可能です。
また、Arcserve Replication 18.0(Windows商品として提供)と連携し、本商品でバックアップしたデータを遠隔地のサーバへ複製することも可能です。
なお、Premium Editionには、Arcserve Backup 18.0商品群およびArcserve Replication 18.0 for Windows Standard for File Server商品の機能が使用できます。
(各商品の機能については、それぞれの商品のソフトウェアガイドを参照してください)

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図
システム構成図

新規機能

7.0 から 8.0への機能強化項目は、以下のとおりです。

バックアップ・リストア時のネットワーク指定

指定したネットワークセグメントへバックアップデータが流れるよう対応しました。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux ユーザガイド (PDF)
    ・Arcserve Unified Data Protection ソリューションガイド (PDF)

商品体系

■サポート非バンドル商品■
メディアとライセンスの他、アップグレード権(1年間)がついております。
富士通のサポートが必要な場合は、別途SupportDeskをご契約ください。

(1) Advanced Edition
・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Server
・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Socket

(2) Premium Edition
・Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket

■サポートバンドル商品■
メディアとライセンスの他、アップグレード権(5年間)とSupportDesk(5年間)がついております。

(1) Advanced Edition
・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Server (5年間平日サポート付)
・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Server (5年間24時間サポート付)
・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Socket (5年間平日サポート付)
・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Socket (5年間24時間サポート付)

(2) Premium Edition
・Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket (5年間平日サポート付)
・Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket (5年間24時間サポート付)

購入方法

1. サポートバンドル商品について

本商品には、5年間のSupportDeskをご利用いただく権利がバンドルされた「サポートバンドル商品」がございます。サポート期間は、富士通倉庫出荷日の5年後の同日を含む月末日となります。
富士通のサポートを必要とする場合は、本商品を購入ください。

(1) サポートの種類について
・Arcserve UDPのサポートバンドル商品には、「平日サポート」、「24時間サポート」の2種類があります。詳細は「留意事項」-「サポートバンドル商品の内容について」を参照ください。
・商品購入後に「平日サポート」から「24時間サポート」商品への変更、もしくは、「24時間サポート」から「平日サポート」商品への変更は行えません。ご注意ください。購入間違いの場合は、買い直していただく必要があります。

(2) サポートの契約について
・本商品にバンドルされている「SupportDesk Standard」のサポート期間満了時に、サポートを継続するには、別途、SupportDesk契約の更新が必要です。バンドルサポート終了後のサポートを手配いただくようお願いいたします。
バンドル期間以降は月額サポートを必ず切れ間なく契約する必要があります。サポート開始日は、バンドル期間終了日の翌日に設定してください。


2. 本商品の購入の考え方

本商品の購入単位は、バックアップ対象のマシン台数、または、CPUソケット数の単位のいずれかとなります。
また、本商品の購入の対象は、バックアップ対象のマシンのみです。エージェントバックアップサーバや復旧ポイントサーバ、およびUDPコンソール用に本商品を購入する必要はありません。


3. マシン単位での購入方法

以下の商品は、バックアップ対象の物理マシン毎に1本、購入してください。

・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Server

なお、仮想化環境(VMware、Hyper-V、Nutanix AHV)上の仮想マシンの保護を行う場合は、CPUソケット単位の商品を購入してください。


4. CPUソケット単位での購入方法

以下の商品は、バックアップ対象のマシンのCPUソケット数毎に1本、購入してください。
仮想化環境の場合も、物理マシンのCPUソケット数毎に1本、購入してください(仮想マシン上に本商品をインストールし使用する場合、ライセンス数は無制限)。

・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Socket
・Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket

なお、Nutanix Enterprise Cloud on PRIMERGY上のNutanix AHV環境で利用可能な商品は、以下の通りです。

・Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket
・Arcserve UDP 8.0 Premium Plus Edition - Socket


5. クラウド上の仮想マシン(IaaS)で利用する場合の購入方法

クラウド上の仮想マシン(IaaS)で利用する場合は、バックアップ対象の仮想マシン毎に1本、以下の商品を購入してください。

・Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Server
・Arcserve UDP 8.0 Premium Edition - Socket

なお、Arcserve UDP 8.0 Advanced Edition - Socket は、IaaS環境では利用できません。


6. Premium Editionに同梱される他のArcserve商品を使用する際の購入方法

Premium Editionに同梱される、Arcserve Backup 18.0商品群およびArcserve Replication 18.0 for Windows Standard for File Server商品は、CPU単位で1ライセンスずつ同梱されています。
利用可能な商品については、「留意事項」を参照してください。

その上で、更にライセンスが必要な場合は、必要となる各商品を購入するか、以下の購入方法でPremium Editionを購入してください。

・Arcserve Backup 18.0商品群
バックアップ対象マシンのCPUソケット数毎に購入してください。

・Arcserve Replication 18.0 for Windows Standard for File Server商品
本商品をインストールするファイルサーバおよびレプリカサーバのマシンのCPUソケット数毎に購入してください。
なお、本商品はLinux環境では使用できません。

関連ソフト

なし

動作保証周辺機器

ベアメタルリカバリに対応するPRIMERGY

ベアメタルリカバリに対応するPRIMERGYの最新状況については、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software (Arcserve UDP)」から、Arcserve UDP 8.0商品の「動作環境」-「ベアメタルリカバリ 対応PRIMERGY一覧」を参照ください。

留意事項

1. Intel64環境での動作について

本商品は、以下のディストリビューションの環境では、64ビットアプリケーションとして動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)


2. 動作要件について

本商品の動作要件は、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software (Arcserve UDP)」から、「製品メニュー」-「Arcserve UDP」-「動作環境」を参照ください。

なお、以下の環境および機能の動作はサポートしておりません。
・PRIMECLUSTER環境
・上記以外のクラスタ構成
・クラウド上の仮想マシンに対するベアメタル リカバリおよびシステムのリストア
・異なるハード構成のマシンへのリストア(P2P)
・ネストされたLVM構成の環境
・Microsoft 365環境のバックアップおよびリストア


3. アップグレード権について

本商品には、アップグレード権が含まれています(納品日より1年間または5年間有効)。
アップグレード権の有効期間中に新バージョンがリリースされた場合、最新のソフトウェアを入手頂くことができます。
なお、本商品のアップグレード権証書は、紛失されても再発行できませんので、大切に保管してください。


4. 最新のパッチモジュールについて

本商品を使用する際、「関連URL」の「Arcserve社(技術情報)」のWebサイト内の「Arcserve UDP Patch Index」より、最新のパッチモジュールをダウンロードし、本商品をインストール後に適用することを推奨します。

なお、本バージョンより提供される集約型のパッチモジュールは、Arcserve社のサイトでは「Arcserve UDP 8.1」のようにマイナーバージョンの表記が変更されて掲載しております。
Arcserve UDP 8.0商品をお持ちであれば、アップグレード権を行使することなく無償でダウンロードし適用することが可能です(登録したライセンスキーもそのままご利用いただけます)。


5. 最新の注意/制限事項について

本商品における最新の注意/制限事項については、「関連URL」の「Arcserve 社(技術情報)」のWebサイトを参照ください。


6. ライセンス登録について

本商品に同梱されている「アップグレード権証書」には、商品のライセンスキーが記載されています。ライセンス登録の詳細は、「関連URL」の「Arcserve 社(ライセンスキー登録)」のWebサイトで掲載されている、ライセンスキーの登録に関するドキュメントを参照ください。

また、これらの情報およびパッケージは、紛失されても再発行できませんので、大切に保管してください。


7. エージェントバックアップサーバについて

バックアップ運用するためには、エージェントバックアップサーバ(Linuxマシン)が必要です。なお、バックアップ対象マシンと兼用しても構いません。


8. Linux環境で提供しない機能

Linux環境のバックアップ運用において、提供しない機能については、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software (Arcserve UDP)」から、「製品メニュー」-「Arcserve UDP」-「動作環境」を参照ください。


9. バックアップ先について

バックアップ対象サーバのローカルディスクをバックアップ先に設定する場合、バックアップ元のディスクとは別のディスクが必要です。


10. 復旧ポイントサーバについて

重複排除機能を利用する場合、バックアップデータ量に応じて復旧ポイントサーバ(Windows)側にメモリ、またはSSDが必要となります。バックアップデータ量が非常に多い場合は、SSDを使用することを推奨します。
詳細は、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software (Arcserve UDP)」から、「動作環境」を参照ください。


11. ベアメタルリカバリ時の条件について

復旧時には、以下の環境、媒体および、情報が必要になります。復旧用メディアは復旧前にあらかじめ作成してください。
・元の状態と同等のハード環境
・バックアップデータ
・復旧用メディア(CD、DVD)


12. 仮想マシンのエージェントレスバックアップからのリストアについて

エージェントレス バックアップによる仮想化環境上のLinuxゲストOSのバックアップデータからのファイル・ディレクトリ単位でリストアする運用を行う場合は、別途エージェントバックアップサーバ(Linux)が必要です。


13. インスタントVM機能について

(1) 本機能の対象は、以下の全ての条件に合致するOSに限ります。
・富士通がゲストOSとしてサポートするOS
・Arcserve社がサポートするOS

(2) 本機能を使用する場合は、別途UDPコンソールが導入されたWindowsゲスト上に導入マシンが必要です。

(3) 復旧する環境のOSがLinuxの場合、RedHat Enterprise Linuxのみサポートします。また別途エージェントバックアップサーバ(Linux)が必要です。

(4) インスタントVMで起動した仮想マシンに対して仮想マシン内のデータを変更した場合は、その変更量に応じたディスク領域が必要です。

(5) Nutanix AHV環境へのインスタントVMの対象は、Linuxサーバのみサポートします。
なお、Nutanix AHV 5.15環境において、UEFIで起動されるLinux環境はサポートしません。

(6) 以下のクラウド環境へのインスタントVMをサポートします。
・FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure
・FUJITSU Hybrid IT Service for AWS
なお、本機能を利用する際の前提条件は以下の通りです。
・クラウド(Iaas)側に復旧ポイントサーバの機能をインストールした仮想マシン(Windows)および、エージェントバックアップサーバ(Linux)が必要です。
・サポートするバックアップ対象は、以下の通りです。

インスタントVMがサポートするバックアップ対象

インスタントVMがサポートするバックアップ対象の組み合わせです。

14. Premium Editionに同梱されるArcserve Backup商品およびArcserve Replication商品について

Premium Editionに同梱されている、Arcserve Backup 18.0商品およびArcserve Replication 18.0商品は、富士通版として提供している以下の商品をサポートします。
・Arcserve Backup 18.0 Client Agent for Linux

(以下 Windows商品として提供)
・Arcserve Backup 18.0 for Windows
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Base with Disaster Recovery Option
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Disaster Recovery Option
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Tape Library Option
・Arcserve Backup 18.0 for Windows NDMP NAS Option
・Arcserve Backup 18.0 for Windows SAN Option
・Arcserve Backup 18.0 for Windows SAN Secondary Server Bundle
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Enterprise Module
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Central Management Option
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Agent for Microsoft Exchange
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Agent for Oracle
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Agent for Microsoft SQL
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Agent for Microsoft SharePoint
・Arcserve Backup 18.0 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle
・Arcserve Backup 18.0 for Windows Agent for Open Files
・Arcserve Backup 18.0 Client Agent for Windows
・Arcserve Replication 18.0 for Windows Standard for File Server

上記商品で提供する機能や留意事項については、各商品のソフトウェアガイドを参照してください。
なお、Linux環境でArcserve Replication 18.0商品の使用はサポートしません。


15. VMwareおよびNutanix AHV仮想環境上への導入について

(1) 仮想環境(ゲストOS)へ本商品を導入する際の動作要件については、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software (Arcserve UDP)」内にある、「動作環境」の脚注を参照ください。

(2) 仮想環境上への導入は、以下の全ての条件に合致する環境に限りサポートします。
- 富士通がゲストOSとしてサポートする OS
- Arcserve社が物理環境上でAgentをサポートするOS/アプリケーション

なお、サポート範囲は物理環境上のサポートと同等とし、ゲストOS上で問題が発生した際、物理環境の再現を求める場合があります。
また、ゲストOS上でのみ発生する動作や性能低下は保証いたしません。

(3) VMwareが提供する機能に関する留意事項は、以下の通りです。
- VMware vSphere vMotionにおける切り替え中の動作は、サポートしません。
- VMware vSphere High Availabilityにおける切り替え中の動作は、サポートしません。
- VMware vSphere Fault Toleranceにおける切り替え中の動作は、サポートしません。


16. FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O / FJcloud-V / for Microsoft Azure / for AWS の仮想マシン上への導入について

(1) 仮想環境上への導入は、以下の全ての条件に合致する環境に限りサポートします。
- 仮想マシンのOSが、Arcserve UDPの物理環境でサポートしているOS
- バックアップ先は、仮想マシンが認識するハードディスク
なお、サポート範囲は物理環境上のサポートと同等とし、ゲストOS上で問題が発生した際、物理環境の再現を求める場合があります。
また、ゲストOS上でのみ発生する動作や性能低下は保証いたしません。

(2) 本商品の機能である以下の機能はサポートしません。
・ベアメタルリカバリ等を使ったシステム復旧(P2VやV2Vを含む。FJcloud-Vは除く)
・テープへのバックアップ機能
・インスタントVM(for Microsoft Azure/ for AWSは除く)


17. マルチベンダーサーバおよびパブリッククラウドのサポートについて

本商品では、富士通SupportDeskで他社機での動作をサポートいたします。
なお、サポートには条件があります。
サポート条件の詳細は、「関連URL」の「FUJITSU Software (Arcserve UDP)」内の「サービス&サポート」を参照してください。


18. Microsoft Azure Stack Hub 環境の仮想マシン上への導入について

Microsoft Azure Stack Hub 環境の仮想マシン上への導入は、サポートしません。


19. サポートバンドル商品の内容について

(1) サポートの内容
サポートバンドル商品には、富士通が提供するSupportDeskサービスである「平日サポート」「24時間サポート」の2種類があります。サービス時間帯は以下の通りです。
・平日サポート:月曜日~金曜日 8:30~19:00(祝日および12月30日~1月3日までは除く)
・24時間サポート:24時間365日

(2) サポートサービスの期間
Arcserve商品に関するサポート期間は、Arcserve社に準じたサポート期間となります。このため、本商品のサポートサービス期間中にArcserve社がサポート終了した場合は、アップグレード権を行使し最新バージョンへアップグレード頂くご対応をお願いする場合があります。
なお、Arcserve社のサポート終了日から1年間は、富士通独自のサポートサービスとして、富士通内部のナレッジに基づく既存事例の検索による既存修正の提供、または回避策の提示による問題解決支援を行います。

関連URL

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