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2021年 11月 現在

FUJITSU Software
Enterprise Service Development Platform V1.1 ソフトウェアガイド

本商品は、デジタルビジネスのアプリケーションやサービスの開発・運用に加え、アジャイル開発で必要となる機能が統合された、リーンスタートアップのサイクルを素早く回せる基盤です。
本商品は、短期リリースを実現する開発支援機能、クラウドサービスの安定稼働を実現するアプリ実行基盤、運用コストを削減する運用支援機能を備えています。
本商品は、サブスクリプションライセンスを提供しています。

購入について

適応機種 概要

  • CI Management(詳細については留意事項を参照)
    FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS

  • Application Management(詳細については留意事項を参照)
    FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS

  • Automation Manager(詳細については留意事項を参照)
    FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS

  • Monitoring(詳細については留意事項を参照)
    FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS

  • インストール用サーバ(詳細については留意事項を参照)
    PRIMERGY / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS

適応OS 概要

  • CI Management(詳細については留意事項を参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

  • Application Management(詳細については留意事項を参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

  • Automation Manager(詳細については留意事項を参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

  • Monitoring(詳細については留意事項を参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

  • インストール用サーバ(詳細については留意事項を参照)
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / その他

機能説明

1. CI Management

CI Managementでは、開発者が開発したアプリケーションのソースや課題を管理する機能を提供するだけでなく、ソースが登録/更新されたタイミングに合わせて、ビルド/テスト/レビュー依頼を自動的に行う仕組みを提供します。

・コミュニケーションツール
メンバー間のコミュニケーションツールとしてチャット機能を利用できます。また、CIパイプラインの実行結果の通知を受け取ることができます。

・ソース管理
ソースコードなどのコンテンツに対して、いつ/誰が/何を変更したかの管理ができ、チーム内の共同作業がスムーズに行えます。

・プロジェクト管理基盤
システム開発するプロジェクトを管理する際に必要となるタスク管理、進捗管理、情報共有ができます。

・CIパイプライン
CIパイプラインを利用することで、ビルドからテストまでを自動化できるため、短期リリースと品質確保を両立できるようになります。

・ソースコード静的解析
プログラムコードの静的解析により、障害やセキュリティ脆弱性の検出等ができ、アプリケーションのコード品質を高めることができます。

・成果物管理
ビルドした成果物のバージョン管理ができるため、サービスリリースやエンハンス時のモジュール管理が容易になります。


2. Application Management

Application Managementでは、開発者が開発したアプリケーションを実行する環境を提供します。

・Container Management
任意のミドルウェアを実行環境利用者が型決めし、アプリケーションと実行環境を一体化(コンテナ)して運用できるContainer Managementを提供します。コンテナを使用することで、複数のアプリケーションを1つの実行環境として集約できるため、インフラリソースを効率的に利用でき、インフラのコストを抑えることができます。

・API Proxy
API Proxyを利用することで、実行環境に配備したアプリケーションへの振り分け設定ができるため、アプリケーション毎の認証設定やテナント毎の流量制限を一元的に実施できます。

- APIキーによる認可
アプリケーションへの振り分けパス毎にAPIキーを設定することで、対象のAPIキーが指定されたリクエストかどうかを検証します。
- トラフィック制御
アプリケーションへの同時接続数や時間内のリクエスト数の制限を設定できます。
- アクセス制限
リクエストメソッドの制限ができます。例えば、GETメソッドのリクエストだけをアプリケーションに振り分けて、その他のメソッド(POST等)はエラーを返すことができます。


3. Automation Manager

Automation Managerでは、構築者がCI Management、Application Managementを自動構築する機能を提供します。

・自動構築
CI Management、Application Managementが自動で構築されるため、即座にアプリケーション開発を開始できます

・更新ツール
本製品を新バージョンレベルに更新、あるいは1つ前のバージョンレベルへの切り戻しをする際に一部手順を自動化して工数を削減できるツールです。本機能により、お客様の業務を行っている実行環境を無停止で更新または切り戻しができます。


4. Monitoring

Monitoringでは、ログ情報やコンテナのメトリクス情報の収集、蓄積および可視化などの機能を提供します。

・ログ基盤
アプリケーションのログの「収集」「蓄積」「分析/可視化」を行う仕組みを提供します。Container Management上で稼働するアプリケーションが標準出力あるいは標準エラー出力に出力した情報を収集します。

・メトリクス情報管理
Container Managementのコンテナの稼働状況やリソース使用量、ユーザコンテナのリソース使用量をメトリクスとして管理します。Container ManagementのKubernetes nodeで動作するコンテナのメトリクス情報の「収集」「蓄積」「可視化」「アラート」を行う仕組みを提供します。


5. インストール用サーバ

本製品のメディアから資材を格納・展開し、インストールを実施するためサーバです。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図
システム構成図

新規機能

V1.1.0の機能強化項目は以下の通りです。

1. ログ基盤

アプリケーションのログの「収集」「蓄積」「分析/可視化」を行う仕組みを提供します。Container Management上で稼働するアプリケーションが標準出力あるいは標準エラー出力に出力した情報を収集します。


2. メトリクス情報管理

Container Managementのコンテナの稼働状況やリソース使用量、ユーザコンテナのリソース使用量をメトリクスとして管理します。Container ManagementのKubernetes nodeで動作するコンテナのメトリクス情報の「収集」「蓄積」「可視化」「アラート」を行う仕組みを提供します。


3. 更新ツール

本製品を新バージョンレベルに更新、あるいは1つ前のバージョンレベルへの切り戻しをする際に一部手順を自動化して工数を削減できるツールです。本機能により、お客様の業務を行っている実行環境を無停止で更新または切り戻しができます。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Enterprise Service Development Platform マニュアル体系と読み方
    ・Enterprise Service Development Platform 概説書
    ・Enterprise Service Development Platform 入門ガイド
    ・Enterprise Service Development Platform 設計ガイド
    ・Enterprise Service Development Platform インストールガイド
    ・Enterprise Service Development Platform 操作ガイド
    ・Enterprise Service Development Platform 運用ガイド
    ・Enterprise Service Development Platform チューニングガイド
    ・Enterprise Service Development Platform トラブルシューティング集

商品体系

【メディア】
・Enterprise Service Development Platform メディアパック V1.1.0
【ライセンス】
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(50コンテナ・登録25ユーザ)
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(追加50コンテナ)
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(追加登録10ユーザ)

購入方法

1. ご購入にあたって

本製品のご購入については、弊社営業/SEにお問い合わせください。


2. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(DVD)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途、ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低一本のメディアパックが必要です。


3. ライセンスについて

サブスクリプションライセンス/サポートは、メディアパックで提供されるプログラムを使用できる権利とサポートを含むライセンスです。ライセンスの有効期間内に、本製品のバージョンアップが行われた場合は、無償でバージョンアップ後のメディアパックを入手することが可能です。
(1)Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(50コンテナ・登録25ユーザ)
本製品のすべての機能を使用する場合に購入します。50コンテナまでの利用、25ユーザまでの登録が可能です。不足する場合は、以下のライセンスを購入してください。
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(追加50コンテナ)
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(追加登録10ユーザ)

ライセンス(コンテナ)について

ライセンス(ユーザ)について


4. 購入例

(1)標準パターン
[利用範囲]
・利用するコンテナ数:50
・登録ユーザ数:25

[対象製品と購入数]
・Enterprise Service Development Platform メディアパック V1.1→必要数
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(50コンテナ・登録25ユーザ)→1

(2)追加パターン
[利用範囲]
・利用するコンテナ数:150
・登録ユーザ数:30

[対象製品と購入数]
・Enterprise Service Development Platform メディアパック V1.1→必要数
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(50コンテナ・登録25ユーザ)→1
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(追加50コンテナ)→2
・Enterprise Service Development Platform サブスクリプションライセンス/サポート(追加登録10ユーザ)→1


関連ソフト

Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)を利用の場合

Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)を利用の場合、Dockerが必要となります。

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. 本製品の利用にあたって

本製品を購入し、利用する際には、以下のサービスを購入してください。
詳細は当社の営業・SEまでお問い合わせください。
・Enterprise Service Development Platform 環境設計支援サービス
・Enterprise Service Development Platform 環境構築サービス


2. CentOSを利用する場合

CentOSでの動作は可能です。詳細については弊社の営業・SEまでお問い合わせください。

関連URL

お客様向けURL