2019年 8月 現在
Arcserve Backup 18.0 Client Agent for Linux
本商品は、Arcserve Backup 18.0 for Windowsのオプション製品です。
本商品を利用することで、Arcserve Backup 18.0 for Windowsが導入されたWindowsサーバから、本商品がインストールされたLinuxサーバのリモートバックアップ/リストアを行うことができます。
本商品は、Arcserve Backup r17.5 Client Agent for Linuxの後継商品です。
適応機種 概要
- サーバ
PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント
適応OS 概要
- サーバ
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)
機能説明
1. リモートサーババックアップ
同一ネットワーク上の、Arcserve Backup 18.0 for Windowsをインストールしているバックアップ装置を接続したPRIMERGYサーバへのバックアップ/リストアが可能です。
2. プッシュテクノロジ
本商品側でバックアップデータを圧縮することにより、Arcserve Backup 18.0 for Windowsサーバの負荷を軽減することができます。また、本商品が、ネットワークに流すパケットを最適なサイズに分割することにより、バックアップ時のネットワークのトラフィックを最小に抑えることができます。
3. セキュリティ機能
ネットワークのセキュリティを強化させるために、本商品を使用してバックアップ/リストアを実行する際のパスワードを設定することができます。
4. バックアップの自動化
Arcserve Backup 18.0 for Windowsがもつスケジューリング機能により、バックアップを自動化することができます。
システム/機能構成図
新規機能
r17.5 から 18.0の機能強化項目は、以下のとおりです。
Arcserve Backup 18.0 for Windows 対応
Arcserve Backup 18.0 for Windows に対応しました。
標準添付品
- オンラインマニュアル
・Arcserve Backup Client Agent ユーザ ガイド (PDF)
商品体系
・Arcserve Backup 18.0 Client Agent for Linux
なお、本商品には、アップグレード権(1年間)がついております。
購入方法
1. 本体商品の購入方法
リモートバックアップする対象のサーバ台数毎に、本商品を1本購入してください。
なお、本商品では、仮想マシン(VMware, Hyper-Vおよび クラウド)のバックアップには対応しておりません。対応製品については、以下の商品のソフトウェアガイドを参照してください。
・Arcserve Backup 18.0 Guest Based Virtual Machines Agent Bundle
・Arcserve Backup 18.0 for Windows VM Agent per Host License
2. インストールプログラムについて
本商品は、ライセンスアクティベーション用の情報のみ提供されます。
インストールプログラムは、Arcserve Backup 18.0 for Windows製品のDVDを使用してください。
関連ソフト
Windowsサーバへのリモートバックアップ/リストア
Windowsのバックアップサーバへ、以下の製品が必要です。
・Arcserve Backup 18.0 for Windows
動作保証周辺機器
Arcserve Backup 18.0 for Windowsに準じます。
※なお、上記商品はWindows商品として提供しています。
留意事項
1. Intel64環境での動作について
本商品は、以下のディストリビューションの環境では、64ビットアプリケーションとして動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
2. 動作要件について
本商品の動作要件は、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software (Arcserve Backup)」から、「動作環境」を参照ください。
3. アップグレード権について
本商品には、アップグレード権が含まれています(納品日より1年間有効)。
アップグレード権の有効期間中に新バージョンがリリースされた場合、最新のソフトウェアを入手頂くことができます。
なお、本商品のアップグレード権証書は、紛失されても再発行できませんので、大切に保管してください。
4. 最新のパッチモジュールについて
本商品を使用する際、「関連URL」の「Arcserve社(技術情報)」のWebサイト内の「Arcserve Backup Patch Index」より、最新のパッチモジュールをダウンロードし、本商品をインストール後に適用することを推奨します。
5. インストールについて
本商品は、ライセンスアクティベーション用の情報のみ提供されます。インストールプログラムは、Arcserve Backup 18.0 for Windows製品のDVDを使用してください。
また、インストールにはDVD-ROMユニットが必要です。本商品とPRIMERGYを同時手配する場合には、DVD-ROMユニット搭載の有無をご確認の上、必要に応じて手配してください。
なお、既にお持ちのPRIMERGYにDVDで提供される機能のインストールを行う場合には、ファイル共有を利用したネットワークインストールが可能です。(ただし、ローカルのDVD-ROMユニットと比べて作業時間を要します。)
また、本商品のインストール手順については、セットアッププログラム起動後表示される「インストール Arcserve Backup 18.0 プロダクトインストールブラウザ」メニュー内にある、「インストール手順」→「Client Agent for Linuxのインストール手順」を参照してください。
6. 最新の注意/制限事項について
本商品における最新の注意/制限事項については、「関連URL」の「Arcserve 社(技術情報)」のWebサイトを参照ください。
7. ライセンス登録について
本商品に同梱されている「アップグレード権証書」には、商品のライセンス登録に必要な情報が記載されています。記載情報によって、以下の通りライセンスの登録の方法が異なります。
また、これらの情報およびパッケージは、紛失されても再発行できませんので、大切に保管してください。
●「License Key」が記載されている場合
ライセンスキーによるライセンス登録を行います。詳細は、「関連URL」の「Arcserve 社(ライセンス登録)」のWebサイトで掲載されている、ライセンスキーの登録に関するドキュメントを参照ください。
※ パッケージ裏面のシールの「Product no.」に記載されている数字の末尾が、「-02」と表記されたものが対象 (2019年8月初旬より出荷されたもの)。
●「Order ID」および「FulfillmentNumber」が記載されている場合
アクティベーションによるライセンス登録を行います。アクティベーションに関する留意事項は以下の通りです。
※ パッケージ裏面のシールの「Product no.」に記載されている数字の末尾が、「-01」と表記されたものが対象 (2019年7月まで出荷されたもの)。
(1) アクティベーションで必要なもの
アクティベーション作業は、Arcserve社のポータルサイトへアクセスするために、上記情報の他に以下が必要です。
・Arcserve Backupをインストールした環境
・インターネット経由で受信可能な電子メールアドレス
・HTML形式で受信可能なメールクライアント(インストール環境とは別の環境でも可)
・インターネット接続環境(インストール環境とは別の環境でも可)
(2) アクティベーションの手順について
本商品のアクティベーションは、Arcserve社のポータルサイトへアクセスし、本商品に同梱されている、以下の情報を登録します。
・Order ID
・Fulfillment Number
アクティベーションの手順の詳細は、「関連URL」の「Arcserve 社(アクティベーション)」のWebサイトで掲載されている、「Arcserveアクティベーション手順書」内のボックス製品に関する手順を参照ください。
(3) Arcserveドメイン環境でのライセンス登録について
Central Management Optionが導入されたArcserveドメイン環境において、本商品をメンバサーバ上で使用する場合、プライマリサーバのアクティベーション後に、Arcserve社のポータルサイトにてメンバサーバで使用する商品のアクティベーションを行ってください。
8. バックアップサーバについて
Linuxサーバをバックアップサーバとすることはできません。
9. バックアップ範囲について
Arcserve Backup 18.0 for Windowsへのバックアップの際、本商品でのLinuxのシステムおよび、rawパーティションのバックアップは、以下を除き対応します。
・Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
・Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)
・Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
10. 下位互換性について
本商品は、以下の旧バージョンとの組み合わせでは動作しません。
・BrightStor ARCserve Backup v9 for Linux Japanese
・BrightStor ARCserve Backup v9 for Windows Japanese
・BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows - Japanese
・BrightStor ARCserve Backup Release 11 for Windows - Japanese
・BrightStor ARCserve Backup r11.5 for Linux - Japanese
・BrightStor ARCserve Backup r11.5 for Windows - Japanese
・CA ARCserve Backup r12 for Windows - Japanese
・CA ARCserve Backup r12.5 for Windows - Japanese
・CA ARCserve Backup r15 for Windows - Japanese
・CA ARCserve Backup r16 for Windows - Japanese
・CA ARCserve Backup r16.5 for Windows - Japanese
・Arcserve Backup r16.5 for Windows - Japanese
・Arcserve Backup r17 for Windows
・Arcserve Backup r17.5 for Windows
11. マルチベンダーサーバのサポートについて
本商品では、富士通SupportDeskで他社機での動作をサポートいたします。
なお、サポートには条件があります。
サポート条件の詳細は、「関連URL」の「FUJITSU Software (Arcserve Backup)」内の「サービス&サポート」を参照してください。
関連URL
お客様向けURL
-
FUJITSU Software (Arcserve Backup)
本商品の製品情報を掲載しています。
https://www.fujitsu.com/jp/products/software/partners/partners/arcserve/products/backup/ -
Arcserve社(製品情報)
本商品の詳細情報を記載しています。
https://www.arcserve.com/jp/data-protection-solutions/arcserve-backup/ -
Arcserve社(技術情報)
本商品の技術情報および、最新の注意/制限事項を記載しています。
https://support.arcserve.com/s/topic/0TO1J000000I3phWAC/arcserve-backup?language=ja -
Arcserve 社(ライセンスキー登録)
Arcserve商品のライセンスキーの登録について記載しています。
https://www.arcserve.com/jp/jp-resources/licensing/ -
Arcserve 社(アクティベーション)
Arcserve商品のアクティベーションの手順について記載しています。
https://www.arcserve.com/wp-content/uploads/2019/03/as-activation-steps.pdf