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プログラム修正一覧:Solaris版 NetCOBOL運用環境

V10

ここに記載している情報は、V10で修正されている旧版で発生した障害一覧です。
発生V/Lの6.0および6.1は、PowerCOBOL97のバージョンレベルを示します。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 6.0~V9.1L10 V10.0.0 PG61062 以下の条件の場合、実行時に、ファイルの入出力状態値として、レコードが切り捨てられたこ とを示す値('04')が設定されないことがあります。
  1. 可変長のレコード順ファイルを使用している。かつ、
  2. 1.のファイルの定義にFILE STATUS 句を指定している。かつ、
  3. 1.のファイルに対し、COBOL ファイルシステム (注) を指定している。かつ、
  4. 1.のファイルに対し、READ 文を実行している。かつ、
  5. 4.で読み込んだレコードの長さが、プログラムで定義した最大レコード長を超えている。
注) ファイルの高速処理(BSAM)を指定している場合、該当しません。
2 6.0~V9.1L10 V10.0.0 PG62694 以下の条件の場合、実行時に、アプリケーションが停止した状態になることがあります。
  1. COBOLアプリケーションの親プロセスから子プロセスを起動している。かつ、
  2. FORMAT句無し印刷ファイルを定義し、ASSIGN 句にPRINTER 指定をしている。か つ、
  3. 2.のファイルに対するOPEN 文を実行している。かつ、
  4. 1.の子プロセスを終了させていない状態で、2.のファイルに対するCLOSE 文を実行し た。
【補足】
Oracle Pro*COBOLを使用した場合、発生条件1.に該当することを確認しています。
3 6.0~V9.1L10 V10.0.0 PG60103 以下の条件の場合、ファイルユーティリティのコマンドモードの実行が失敗することがありま す。
  1. 次に示す、COBOL ファイルユーティリティのコマンドを使用している。かつ、
    • 変換コマンド(cobfconv)
    • ロードコマンド(cobfload)
    • アンロードコマンド(cobfulod)
    • 表示コマンド(cobfbrws)
    • 整列コマンド(cobfsort)
    • 属性コマンド(cobfattr)
    • 再編成コマンド(cobfreog)
  2. 入力ファイルとして、ファイルサイズがCOBOL ファイルシステムの定量制限(索引ファ イル:1.7GB、索引ファイル以外:1GB)を超えるファイルを指定した。
4 6.0~V9.1L10 V10.0.0 PG64814 以下の条件の場合、COBOL ファイルアクセスルーチンのAPI関数の実行が失敗する、また は、返却するエラー番号または入出力状態値が正しくないことがあります。
  1. マルチスレッド版のファイルアクセスルーチン(librcobfa.so)をリンクしている。かつ、
  2. メインスレッド以外のスレッドでアプリケーションを動作させている。かつ、
  3. 以下のいずれかの処理を実行した。
    • LFS指定でオープンしたファイルに対し、入出力機能のAPI関数を実行
    • 索引ファイルに対するレコードキーリストの指定を省略し、cobfa_open関数を実行
5 6.0~V9.1L10 V10.0.0 PG65555 以下の条件の場合、SEARCH ALL 文の実行時に異常終了(バスエラー)することがありま す。
  1. 翻訳オプションBINARY(BYTE)またはBINARY(WORD,MLBOFF)を指定して翻訳 している。かつ、
  2. SEARCH ALL 文のWHEN 指定に複数の条件を記述している、または、WHEN 指定 のキー項目に指定されている添字が多次元である。かつ、
  3. 条件の左辺(キー項目)と条件の右辺(比較対象項目)が以下のいずれかの組み合わ せである。かつ、
    1. キー項目:2 進
      比較対象項目:2,6,8 バイトの符号なし2 進
    2. キー項目:2,4,6,8 バイトの符号なし2 進
      比較対象項目:2 進,外部10 進,内部10 進
  4. 3.のA.の比較対象項目または3.のB.のキー項目を集団項目に従属する項目として記 述している。かつ、
  5. 4.の項目が境界調整されていない位置に割り付く。
6 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63609 以下の条件の場合、実行時に、ファイルのOPEN 文がエラーとなる、または、意図した動作 とならないことがあります。
  1. レコード順ファイルのASSIGN句にファイル識別名を指定している。かつ、
  2. 同一プロセス内 (注1) で、1.のファイル定義に対し、OPEN 文からCLOSE 文までの一 連のファイル操作を複数回実行している。かつ、
  3. ファイル識別名に対し、以下に示す割り当てを行い、OPEN 文を実行している。かつ、
    • ファイルの追加書き(MOD)
    • ファイルの連結(CONCAT)
    • ダミーファイル(DUMMY)とファイル追加書き(MOD)の同時指定
    • ダミーファイル(DUMMY)とファイル連結(CONCAT)の同時指定
    • いずれのファイル機能も使用しない指定
  4. 次のOPEN 文を実行する前に、環境変数操作 (注2) を行い、割り当てるファイル識別 名の値を変更している。かつ、
  5. 4.のとき、3.と異なるファイル機能を指定した。

注1) 同一プロセス内であっても、ファイルのOPEN 文を実行しているCOBOL プログラムを メモリからアンロード(外部プログラムに対するCANCEL 文の実行を含む)した後、再びロー ドした場合の操作は該当しません。また、翻訳オプションにTHREAD(MULTI)を指定してい る場合、発生条件は同一実行単位内に限定されます。

注2) 同一プロセス内で環境変数を変更する方法は、以下の2とおりである。

  • COBOLの環境変数操作機能を使用する
  • 他言語からCOBOL プログラムを呼び出す場合、その呼出し前後で環境変数を変更す る
【補足】
発生条件のうち、OPEN 文の実行がエラーとならず、意図しない結果となるケースは、 以下のとおりです。
  • 次の順序で環境変数を変更した場合、2)の指定に対するOPEN 文でファイルの追加書 き機能が有効となります。
    1. ファイルの追加書き(MOD)が有効となる指定
    2. いずれのファイル機能も使用しない指定
  • 次のいずれかの指定を行った場合、続いて指定する環境変数の内容に関わらず、ダミー ファイル機能が有効となります。
    1. ファイル名,DUMMY,MOD
    2. ,DUMMY,CONCAT(ファイル名…)
7 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63042 以下の条件の場合、実行時に、READ文の処理結果が正しくない、 または異常終了することがあります。
  1. ファイル連結機能を使用している。かつ、
  2. ファイルを19個以上連結している。かつ、
  3. 19個目以降のファイルに対してREAD 文を実行した。
8 V9.1L10 V10.0.0 PG63734 以下の条件の場合、実行時に、ファイルが正常にクローズされない (注1) 、またはCOBOLアプリケーションが異常終了することがあります (注2)
  1. 外部ファイルハンドラを使用してファイルをオープンしている。かつ、
  2. 1.のファイルに対し、CLOSE 文を実行していない。かつ、
  3. 以下のいずれかの処理により、1.のファイルに対し、強制クローズが行われた。
    • STOP RUN 文の実行
    • 主プログラムでのEXIT PROGRAM文の実行
    • 外部プログラムに対するCANCEL文の実行
    • JMPCINT3 の呼出し
注1) クローズされない場合、ファイルの状態は、使用するファイルハンドラに依存するため、特定することはできません。
注2) 特定のメッセージは出力されません。
9 V9.1L10 V10.0.0 PG65741 以下の条件の場合、正しい結果が得られないことがあります。
  1. OSIV系形式の実行時パラメーターを使用している。かつ、
  2. OSIV系形式の実行時パラメーターをコマンドライン引数で指定している。