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プログラム修正一覧 : Linux Itanium版 NetCOBOL開発環境

V10

ここに記載している情報は、V10で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG49828 以下の条件の場合、翻訳時に不当な診断メッセージJMN2106I-Sが 出力されることがあります。
  1. ALPHABET句でNATIVE以外の符号系名を定義している。かつ、
  2. 1.で定義した符号系名をPROGRAM COLLATING SEQUENCE句に指定して いる。かつ、
  3. 字類が英数字の項目に条件名を定義している。かつ、
  4. 3.の条件名のVALUE句がTHRU指定を持つ。かつ
  5. 4.のTHRU指定の前後に記述した定数の値の大小関係がNATIVEな場合と1. で定義した符号系名の間で逆転する。
2 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG50529 以下の条件の場合、翻訳時にコンパイラの診断メッセージJMN2224IW( 「CHARACTER TYPE句またはPRINTING POSITION 句が有効なデータ項目が 再定義されています.印刷結果は保証されません.」)が出力されないことがあります。
  1. REDEFINES句を指定した項目が、CHARACTER TYPE句を指定した項目に 従属している。かつ、
  2. 1.のREDEFINES句を指定した項目、あるいはこれに従属している項目が、日本 語項目または日本語編集項目。かつ、
  3. 1.のREDEFINES句指定項目によって再定義される項目は、次のいずれにも該 当しない。かつ、
    • 書き方1、2のCHARACTER TYPE句が適用される日本語項目または日本 語編集項目
    • 書き方3のCHARACTER TYPE句が適用される表示用データ項目
  4. 2.の日本語項目または日本語編集項目自身には、CHARACTER TYPE 句を指 定していない。
【補足】
CHARACTER TYPE句指定項目に従属する項目にREDEFINES句を指定した場合は、 レコードの印字は正しく行われないため、通常はJMN2224I-Wが出力されます。
3 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG54943 以下の条件の場合、翻訳時にコンパイラが異常終了することがあります。
  1. 手続き部に、"末行にCOPY文がある登録集"を指定したCOPY文がある。 かつ、
  2. 翻訳オプションCREATE(REP)を指定している。かつ、
  3. 翻訳オプションTESTを指定している。
なお、本件はメモリ状態に依存して発生します。上記条件に加え、以下条件が加わる と、発生頻度が高くなります。
  • 該当するCOPY文以前に、COPY文の記述が多数ある場合
4 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG62941 以下の条件の場合、翻訳時に、日本語利用者語の語頭または語尾に全角ハイフンが あっても翻訳エラー(JMN1010I-S)が出力されないことがあります。
  1. 入力ソースがUnicode(UTF-8)である。かつ、
  2. 日本語利用者語の語頭または語尾のどちらかに全角ハイフンがある。かつ、
  3. 全角ハイフンのコードが0xEFBC8D である。
5 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG61669 以下の条件の場合、実行時にCOBOLランタイムシステムにおいて アプリケーションエラーで異常終了することがあります。
  1. ファイル記述項においてLINAGE句とEXTERNAL句の両方が指定されたファ イルに対するWRITE文が存在する。かつ、
  2. 翻訳時に、翻訳オプションTHREAD(MULTI)およびSHREXTを同時に指定し ている。
6 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG62584 以下の条件の場合、数字転記の結果に小数点位置の誤り、または、除算の結果に誤 りがあることがあります。
  1. 翻訳オプションNOSDSを指定している。かつ、
  2. 次のいずれかに該当するプログラム記述である。
    • 数字転記の受取り側が、符号付き内部10進項目である、かつ、 受取り側の小数部けた数が、送出し側の小数部けた数より大きい場合
    • 数字転記の受取り側が数字編集項目、かつ、 送出し側が内部10進項目である、かつ、 受取り側の小数部けた数が、送出し側の小数部けた数より大きい場合
    • 除算の被除数が、SIGN句にSEPARATE指定を書いた外部10進項目、か つ、演算中間結果が30けたを超える(翻訳時診断メッセージJMN3024I-Wが出 力される)場合
7 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG58888 以下の条件の場合、行番号情報埋込みツール(insdbinf)使用時に、正しい行番号情報 が埋め込まれないまま正常終了するため、デバッグができないことがあります。
  1. Pro*COBOLを使用している。かつ、
  2. Pro*COBOLの入力ソースにおいて、Pro*COBOLが展開する行 (注)の一連番号領域に行番号が記述されている。かつ、
  3. 2.に当てはまるソースをPro*COBOLに入力し、出力されたソースとともに行番号情報埋込みツール(insdbinf)に入力する。
注) 以下の記述がある行(代表例)
  • 埋込みSQL文
  • VARYING句
  • COMP(Pro*COBOLのプリコンパイラオプションcomp5が有効のとき)など
8 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG61449 以下の条件の場合、行番号情報埋込みツール(insdbinf)の処理中にループすることが あります。
  1. 埋込みSQL文とは関係ないソース記述において、"EXEC"または"exec"を含む 定数または利用者語の記述がある。かつ、
    • 例1:利用者語
      01 DEXEC01 PIC S9(4) COMP-5.
    • 例2:定数
      01 DATA-01 PIC X(8) VALUE "AAEXECZZ".
  2. 1.に当てはまるソースを行番号情報埋込みツール(insdbinf)に入力する。
9 V9.1L10 V10.0.0 PG59575 以下の条件の場合、メイクに失敗するメイクファイルをcobdependコマンドが生成するこ とがあります。
  1. 入力COBOLソースに以下のいずれかの構文が含まれている。
    • COBOLのINCLUDE文
    • 埋め込みSQLのINCLUDE文
なお、COBOLのINCLUDE文はNetCOBOLの文法には含まれていない文です。
10 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63613 以下の条件の場合、翻訳時にコンパイラが異常終了することがあります。
  1. プログラムの流れを変えない文 (注1)が連続して多数 (注2)ある。かつ
  2. オブジェクトのテキスト部サイズが16Mバイトを超えている。
注1) IF文やPERFORM文などはプログラムの流れを変える文
注2) 目安として、4バイトの2進項目同士を転記するMOVE 文で75個程度連続する 場合
11 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63615 以下の条件の場合、MOVE文の実行結果で符号部の値が正しくないことがあります。
  1. 外部10進同士の転記である。かつ、
  2. 送出し側が符号なし数字項目である。かつ、
  3. 受取り側の項目のSIGN句がSEPARATEなしのLEADING 指定である。かつ、
  4. 送出し側と受取り側にPICTURE句に「P」または「V」が指定している。かつ、
  5. 送出し側項目と受取り側項目の重なりが1桁である。かつ、
  6. 重なりの1桁が送出し側項目の最下位桁と受取り側項目の最上位桁である。
12 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63662 以下の条件の場合、NetCOBOLマイグレーションオプションの表示ファイル機能を使用したCOBOLプログラムでダミーREAD実行後、プログラムが異常終了する、また は、プログラムの実行結果に誤りがあることがあります。
  1. NetCOBOLマイグレーションオプションを使用している。かつ、
  2. 表示ファイルを使用している。かつ、
  3. 表示ファイルのREADを行う。かつ、
  4. ダミーREADの処理が実行される。
13 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63895 以下の条件の場合、強い型付けのデータ項目を引数または復帰値に持つメソッドの実行時の適合チェック:CHECK(ICONF)でセグメンテーション違反が発生することがあります。
  1. 呼び出し元のプログラムでCHECKオプションのICONFが有効な状態で翻訳さ れた。かつ、
  2. メソッドの引数、または、復帰値に強い型付けされたデータを使用している。か つ、
  3. 2.のデータにクラスが指定されたオブジェクト参照項目が含まれている。かつ、
  4. メソッドの呼び出し時のオブジェクトデータとしてユニバーサルオブジェクトを指定している。
14 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63659 以下の条件に該当する画面帳票定義体を入力した場合、翻訳時メッセージ JMN2503I-S が出力されることがあります。
  1. FORMで作成した画面定義体である。かつ、
  2. 画面定義体のレコード定義において、次の計算式の結果が、256の倍数から1 を引いた数になるように項目が定義してある。かつ、
    • 画面帳票定義体プロパティの項目制御部が「なし」の場合
      (項目長の総和)-(レコード定義の末尾の項目の項目長)
    • 画面帳票定義体プロパティの項目制御部が「共有する」の場合
      (項目長の総和)-(レコード定義の末尾の項目の項目長)+(項目数×3)
    • 画面帳票定義体プロパティの項目制御部が「共有しない」の場合
      (項目長の総和)-(レコード定義の末尾の項目の項目長)+(項目数×5)
  3. レコード定義の末尾にカーソル桁位置項目、カーソル行位置項目、左上端行位 置項目、左上端桁位置項目、右下端行位置項目または右下端桁位置項目が定 義してある。
または、
  1. FORMで作成した帳票定義体である。かつ、
  2. 帳票定義体にバーコード種別が標準物流、または 拡張物流のバーコード項目 が定義してある。かつ、
  3. 帳票定義体のレコード定義において、次の計算式の結果が、256の倍数から1 を引いた数になるように項目が定義してある。かつ、
    • 画面帳票定義体プロパティの項目制御部が「なし」の場合
      (項目長の総和)-(レコード定義の末尾の項目の項目長)
    • 画面帳票定義体プロパティの項目制御部が「共有する」の場合
      (項目長の総和)-(レコード定義の末尾の項目の項目長)+(項目数×3)
    • 画面帳票定義体プロパティの項目制御部が「共有しない」の場合
      (項目長の総和)-(レコード定義の末尾の項目の項目長)+(項目数×5)
    • レコード定義の末尾にアドオンデータ項目が定義してある。
または、
  1. PowerFORMで作成した帳票定義体である。かつ、
  2. バーコード種別がUPC-A(UPC バージョンA)、UPC-E(UPC バージョンE)、ま たはEAN-13のバーコード項目が定義してある。かつ、
  3. 2.のバーコード項目にアドオンデータが設定してある。かつ、
  4. 次の計算式の結果が、256の倍数から1を引いた数になるように項目が定義し てある。かつ、
    • (項目長の総和)-(レコード定義の末尾の項目の項目長)+(項目数×5)
  5. 3.のアドオンデータのレコードのみ項目がレコードリストの末尾に定義されている。
15 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63920 以下の条件の場合、翻訳時異常終了することがあります。
  1. リソースのコード系がUnicodeである。かつ
  2. プログラム定義である。かつ
  3. そのプログラム定義にVALUE SPACEが指定された日本語編集項目が存在す る。かつ
  4. そのプログラム定義が初期化属性である。または そのプログラムが内部プログラムであり、それを含むプログラムにその内部プログ ラム名を指定したCANCEL文、または一意名指定のCANCEL文が存在する。 または翻訳オプションTHREAD(SINGLE)およびINITVALUEを指定している。
16 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG63990 以下の条件の場合、SEARCH ALL文で正しく表検索できないことがあります。
  1. SEARCH文(SEARCH ALL)が存在する。かつ
  2. SEARCH文のWHEN 指定に複数の条件を記述している、または、WHEN指定 のキー項目に指定されている添字が多次元である。かつ、
  3. 条件の左辺(キー項目)に次のいずれかのUSAGE の項目を記述している。 かつ、
    • COMP-5(翻訳オプションASCOMP5によりみなされたものも含む)
    • BINARY-SHORT
    • BINARY-LONG
    • BINARY-DOUBLE
  4. 条件の右辺(比較対象項目)に浮動小数点項目または浮動小数点定数を記述 している。
17 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG64711 以下の条件の場合、正しい結果が得られないことがあります。
  1. 翻訳オプションBINARY(BYTE)またはBINARY(WORD,MLBOFF)が指定され ている。かつ
  2. 翻訳オプションOPTIMIZEが指定されている。かつ、
  3. 以下のa またはb に該当するソース記述が存在する。
    a.   以下の条件を全て満足する算術文
    • 受取り側要素 (注1) に符号無し2進項目 (注2) が指定されている。
    • 受取り側要素 (注1) の符号無し2進項目の領域長が、2バイトである。
    • 受取り側要素 (注1) が、その算術文の算術式中で使用されている。
    • 受取り側要素 (注1) の小数部桁数が、その算術文の中間結果精度の小 数部桁数より小さい。
    • 算術文がCOMPUTE 文の場合、[NOT] ON SIZE ERROR句の指定が無い。
    b.   以下の条件を全て満足するMOVE文(暗に発生するMOVE 文も含む)。
    • 受取り側要素に符号無しの2進項目 (注2) が指定されている。
    • 受取り側要素の2進領域長が、2バイトである。
    • 受取り側要素が、送り側要素の添字中に使用されている。
    • 受取り側要素の小数部桁数が、送り側要素の小数部桁数より小さい。
    • 翻訳オプションCHECK(BIND)が指定されていない。
注1) DIVIDE文のREMAINDER指定も含みます。
注2) 製品により該当するデータ項目の範囲が異なります。
  • Solaris版 → 全ての2進項目
  • Solaris版以外 → USAGE IS COMP-5 のみ
18 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG64787 以下の条件の場合、正しい結果が得られないことがあります。
  1. 翻訳オプションBINARY(BYTE)またはBINARY(WORD,MLBOFF)が指定され ている。かつ
  2. 翻訳オプションTRUNCが指定されている。かつ、
  3. 送り側要素が符号無しの2進項目、受取り側要素が符号の有無に関わらず、2進項目または内部10進のいずれかであるMOVE文(暗に発生するMOVE 文も含む)が存在する。かつ
  4. 3.のMOVE 文において、送り側要素と受取り側要素の整数部桁数の大小関係 が、送り側整数部桁数 > 受取り側整数部桁数、である。かつ
  5. 送り側要素の符号無し2進項目の領域長が、2または4バイトである。かつ
  6. 送り側要素の符号無し2進項目が、最左端ビットがONの値を保持している。
19 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG64876 以下の条件の場合、正しい実行結果が得られないことがあります。
  1. 翻訳オプションBINARY(BYTE)またはBINARY(WORD,MLBOFF)が指定され ている。かつ
  2. 以下の組み込み関数が存在する。かつ
    • FUNCTION MAX
    • FUNCTION MIN
    • FUNCTION MEAN
    • FUNCTION MEDIAN
    • FUNCTION MIDRANGE
    • FUNCTION VARIANCE
    • FUNCTION RANGE
    • FUNCTION SUM
  3. 2.の関数に指定されている引数の並びの中に、2バイトまたは4バイトの符号無 しの2進項目が存在する。かつ
  4. 2.の関数に指定されている引数の並びの中に、10桁以上の固定小数点数字項 目が存在しない。
20 V8.0L10~V9.1L10 V10.0.0 PG64890 以下の条件の場合、数字定数から2進項目への転記に対して、翻訳時に不当なエラー メッセージが出力される、または、正しい実行結果が得られないことがあります。
  1. 翻訳オプションBINARY(BYTE)またはBINARY(WORD,MLBOFF)が指定され ている。かつ
  2. 数字定数を2進項目に転記するMOVE文(暗に発生するMOVE文も含む)が 存在する。かつ
  3. 2.の数字定数の数値が5桁である。かつ
  4. 2.の転記において「数字定数の小数部桁数 < 受取り側の2進項目の小数部桁 数」である。