手法開発向け統合パッケージ
ACD/AutoChrom
最適なクロマトグラフィー分離条件を迅速に開発!
AutoChromの特徴
分離条件を決定する作業は、試行錯誤が必要な非常に煩雑かつコストのかかる作業となっています。もし、より少ない測定回数で最適な手法を開発することができるならば、各研究者のスループットが向上し、コストを大幅に削減することが可能となります。
AutoChromにはAgilent社やWaters社のLC,UPLC,LC/MSシステムのコントロール機能も実装されています。その為、手法開発プロジェクトの計画、手法開発に必要な実験条件の提案と自動測定、測定データ処理、必要な作業や実験の提示といった手法開発全体のフローをより系統建てて実施するができ、最適かつ堅牢な分離条件を迅速に開発することが可能です。
AutoChromの特徴的な機能は以下の通りです。
- 手法開発プロジェクトの管理
- 自動ピーク追跡
- 分離手法のスクリーニング、分離条件の最適化

手法開発プロジェクトの管理
昨今の手法開発の現場では、一度に複数の検出器(LC/MS, LC/UV等)を使用することが出来るため、日々膨大なデータが測定・生成されています。その為、現在測定しているデータの目的を見失うことや、後から開発された分離手法の理論的根拠を再確認すること、全てのデータをどの様に整理するかなどが度々問題となっています。また、各インジェクションのリテンションタイム情報を抽出・集約し、測定データを管理し、結果を解釈し、プロジェクト全体像を理解することはクロマトグラファーにとって多大な負担となっています。
AutoChromに搭載されたプロジェクト管理機能では、プロジェクトに関連する全ての情報をいつでも追跡することが可能です。インジェクション、リテンションタイム、サンプルの情報は作業の進行と共に、自動的に整理・保存されるため、プロジェクトの進行状況を一目で簡単に確認することが出来ます。

自動ピーク追跡
手法開発において各分離条件を判定するには、測定条件ごとにリテンションタイムが異なる各成分ピークを追跡・同定していく必要がありますが、手動でのピーク同定作業は非常に退屈で負担の掛かる作業です。AutoChromには、MSスペクトルやUVスペクトルの相同性に基づいた、測定データ間での自動ピーク同定・追跡機能が搭載されているため、これら作業から研究者を解放します。
ピーク同定に使用するスペクトルをLC/MS, LC/UVデータから抽出する際には、ACD固有のノイズ除去・ピーク分離アルゴリズムを用いることで、手動では解析困難なピークが重なり合ったデータをも高精度にピーク同定・追跡することが可能です。

分離手法のスクリーニング、分離条件の最適化
AutoChromでは自動で計画・測定された実験データを用いて、サンプルに適した実験系のスクリーニングや最適な分離度を示すグラジエント条件や温度をシミュレーションにより求めることが出来ます。たった数回の測定データから網羅的に計算された分離度マップでは、研究者自身の好みをも考慮して、全ての条件の組み合わせから最適な条件を視覚的/自動的に提案・選択することが可能です。

その他装置への対応
ACD/Labsでは、AutoChromの装置制御機能を制限したMethod Development Suiteも提供しています。共通フォーマットをはじめ、様々なメーカーのデータ形式に対応しており、Rawデータを直接Method Development Suite にて読み込むことが可能です。その為、装置に依存することなく手法開発プロジェクトの管理、測定データ処理、最適分離条件探索を行うことが可能です。

該当製品
- ACD/AutoChrom


